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2015年7月の31件の記事

2015年7月31日 (金)

介護の負担を軽くする術(すべ)

「介護の負担を軽くする術」…
今日は、随分、偉そうなタイトルをつけてしまいました。

正直なところ、私は こんな偉そうな事を語れる立場に無いのかもしれません。
だって、父が寝たきりの時は、基本的に病院にまかせっきりでしたし、母も ずっと特養で生活していましたから…
介護日記と称したブログを ずっと続けてきましたが、世間一般に言う介護業務の経験は ほとんどありません。

ただ、これから家族の介護に携わらなければならない人に、何らかのアドバイスをする自信が無い訳ではありません。
介護業務の経験は無いにせよ、両親の事で色々と経験してきたのも事実ですから…

また、ずいぶん前になりますが、ファイナンシャルプランナーとして、介護や長期入院の時に使える公的制度に関するセミナーをした経験もあります。

これらの経験を踏まえて、私なりに介護の負担を軽くするには、こうしたらどうだろう、という考えもあります。

介護には様々な負担がつきものです。

精神的な負担
肉体的な負担
金銭的な負担…etc.

こうした負担を軽くするために、私は次の3つが大切だと考えています。

過去の介護に学び
現在の介護の負担を軽くし
将来の介護に備える

「過去の介護に学ぶ」とは

過去の介護から学ぶことは、非常に大切なことです。
成功事例、失敗事例、それぞれに介護の負担を軽くするヒントがあります。

「現在の介護の負担を軽くする」とは

現在、介護が必要な立場にある方の多くは、今のオーソドックスな介護制度を前提に、介護の備えをされてこなかったのではないかと思います。
ですから、今の介護の負担を過重に感じている方も いらっしゃるのではないかと想像します。
こうした方々の負担を少しでも軽くすることは、色々な意味で、とても大切なことだと思います。

では、どうしたら良いか…

先ほど紹介したセミナーのテーマが、まさしく この答えになるのですが、公的・私的を問わず、介護に関連するあらゆる制度を最大限に活用することではないかと考えています。

「将来の介護に備える」とは

現在、介護の負担を抱えていない方でも、将来の介護に備えて準備しておく必要はあります。
介護のことを遠く先のことと考えている若い方ほど、しっかりした準備をしておく必要があります。
どうしてかというと、国として少子化を容認している我が国においては、現在の様々な社会保障制度が、未来永劫と続くことは極めて考えにくいからです。
しっかりした準備をしておけば、それだけ介護の負担は軽くなります。

以上が、私の考える「介護の負担を軽くする術」です。
ご感想など お聞かせ いただけると幸いです。

過去の記事より

目を開けているけれど…


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2015年7月30日 (木)

とろみ加減

7月25日の「ユニバーサルデザインフード」に関する投稿で私がもっとも興味深かったのはとろみ剤の「とろみの目安の表示例」の表でした。

表を再掲します。

●とろみの目安の表示例
Photo

日本介護食品協議会:「平成27年7月17日ニュースリリース」より)

母の最後入院の際に とろみ剤を使ったのですが、どれくらいの量のとろみ剤を使ったら、どの程度のとろみになるか、全く分からずに使っていたので、もっと早くこの表を見ていたら良かったのに、と思ったのでした。

この表によると、とろみ剤を何g使えば、フレンチドレッシング状になるとか、マヨネーズ状になるとか、分かりやすいと思いませんか?

実際に母が「人によってとろみ加減が違う」言っていましたから、あの病院では明確な基準が無かったのかも、などと思ってしまいます。

あと、とろみ剤を使っていて困ったことと言えば、とろみが だんだん強くなること…
最初のうちは、とろみは緩いのですが、量が減っていくと、どろどろになってしまったのです。
そのたびに母からは「不味い」と文句を言われるし…
散々でした。

なぜ、あんな風になってしまったか…

色々と調べてみた結果、原因が分かりました。
とろみ剤の使い方が、根本的に間違っていたようです。
病院の看護師さんのやり方を まねたんですけどね…

正しい使い方がデンタルサポート株式会社の運営する、「はじめよう!やってみよう!口腔ケア」というサイトに出ていました。

以下、引用します。

とろみ剤の使い方

  1. 飲み物をすくい上げるようにスプーンで前後にかき混ぜながらとろみ剤を加えて下さい。
  2. 数分おきます。ダマはスプーンで取り除いてください。
  3. とろみの状態を確認します。
  4. 最後まであごを上げずに飲める容器を選びましょう。
はじめよう!やってみよう!口腔ケア:「とろみ剤」より)

  1. まず、かき混ぜ方が違っていました。
    コーヒーや紅茶をかき混ぜるように、くるくる回転させて かき混ぜていましたね。
  2. 数分おくなんて事しませんでした。
    ダマは、かき混ぜたスプーンで潰せそうなものは潰しましたが、取り除くなんて事しませんでした。
  3. とろみの状態は、一応、確認しました。
  4. 容器は楽のみを使いましたので、あごを上げる事なく飲めました。
    ただ、最後の方は とろみが強くなって、いささか飲みづらかったと思います。

そして、このあと「とろみ剤の注意点」が出ているのですが、全く出来ていませんでした。
というか、こんな注意点がある事など知りませんでしたから…

正直、ショックです。
母が生きている時に この事を知っていれば、もう少しまともな「とろみ」をつける事が出来たと思います。

これから とろみ剤を使われる方、一度 確認される事をお勧めします。

過去の記事より

ユニバーサルデザインフード


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2015年7月29日 (水)

慢性心不全と熱中症

暑い日が続いています。
今年も熱中症が増える時期になりました。

消防庁が今日(7月29日)発表したデータによれば、7月20日から26日までの一週間、全国各地で熱中症により救急搬送された方は7,392名とのこと…

不必要な外出を避けたり、室内の温度調整、こまめな水分補給など、熱中症対策には万全を期したいところです。

環境省では、熱中症予防に こんなサイトを作っています。

熱中症予防情報サイト

パソコンからでも、スマートフォンからでも、携帯電話からでもアクセスできます。

熱中症予防の情報収集に お役立てください。

さて、母が亡くなった遠因が慢性心不全(私は直接の死因だと思っていますが…)だった事もあって、慢性心不全と他の疾患の関係を ついつい調べてしまいます。

そこで、慢性心不全と熱中症の関係を調べてみました。

もっとも分かりやすかったのは、保原薬局 福島医療サービス さん の平成23年7月のトピックス「高血圧・心臓病と熱中症対策ついて」です。

あえて詳細は省きますが、慢性心不全の方にとって今の季節は最悪の時期のようです。
症状をお持ちの方は、くれぐれも無理をされることなく、無事に この季節を乗り越えて いただきたいと思います。


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2015年7月28日 (火)

はじめての介護診断

面白いサイトを見つけました。

はじめての介護診断

教えて!goo×はじめての介護」が提供する、介護サービス診断サイトです。
サイトの最初にある説明文によれば

「はじめての介護診断」は、簡単な質問に答えるだけで、あなたに合った介護サービスを診断いたします。
自身に合った介護サービスを知っておくことで、突然訪れる介護に備えておくことができます。
適切な介護サービスを選び、介護をする方、される方、どちらの立場にとっても安心できる生活を送ることができたらいいですね。

教えて!goo×はじめての介護:「はじめての介護診断」より)

とのこと…

私も両親が生きているものと仮定して、はじめての介護診断をやってみました。
21項目の簡単な質問に答えることで、おすすめの介護サービスが提案されます。
とても手軽に出来ると思いました。

また、診断を何度でも繰り返すことができるので、色んなケースを想定してシミュレーションすることも可能です。
そして、最後に出てくる「診断結果」や「回答内容」をプリントアウトすれば、ケアマネジャーに要望を伝えるときの資料にしたり、家族内で打ち合わせをする時の資料にする事が出来ます。

教えて!goo×はじめての介護」では、この他にも、「はじめての介護」、「介護のまめ知識」、「みんなの声」と豊富なコンテンツが準備されています。

そろそろ介護の事を真剣に考えなければ いけなくなった方や その ご家族、いま受けている介護に不満のある方、既に家族の介護に携わっているが何か しっくり こない方など、介護に不安や不満を抱えているのであれば、一度覗いてみてはいかがでしょう。

何か良い方法が見つかるかもしれませんよ!


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2015年7月27日 (月)

運動不足と筋肉量の低下

今日は、最初に「みんなの介護ニュース」に出ていた、次の記事を紹介したいと思います。

高齢者は特に注意!
たった2週間運動をしないだけで筋力は約25パーセントも低下する?

いささか、ショッキングなタイトルの記事です。
運動とは無縁の私にとっては、本当にショックです。

以下、記事を引用します。

デンマークの健康加齢センターとコペンハーゲン大学生物医科学部などによる研究によれば、体力のある人が2週間にわたって運動をしなかった場合、若者では約30パーセント、高齢者では約25パーセントの筋力低下が見られたといいます。特にもともとトレーニングなどを日常的に行っているような筋肉量の多い人ほど、失われる筋肉量も多いことが判明したそうです。

みんなの介護ニュース
高齢者は特に注意!たった2週間運動をしないだけで筋力は約25パーセントも低下する?」より)

たった2週間運動しないだけで、若者が約30%、高齢者が約25%筋肉量が低下する…
私の母が、2011年10月に脳梗塞2012年7月に貧血で2週間前後入院しましたが、その後、衰えが顕著になったのも頷けます。

そして、この記事で私が もっともショックだったのは、記事の最後の部分…

このデンマーク発の研究では、失われた筋力を回復するには、単純に計算して運動できなかった期間の約3倍に相当する期間が求められるとのこと。要介護状態にならないためにも、日頃からの運動がいかに大切かわかりますね。

みんなの介護ニュース
高齢者は特に注意!たった2週間運動をしないだけで筋力は約25パーセントも低下する?」より)

失われた筋力を回復するには、運動できなかった期間の約3倍の期間が必要…
ということは、2週間で1ヵ月半必要ということです。

であれば、軽い運動で良いので毎日続けた方が、という気持ちになります。

前にも こんな事を書きましたが、果たして出来るのかな…

過去の記事より

歩き方の工夫


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2015年7月26日 (日)

夏の葬儀とクール・ビズ

毎日暑い日が続いています。
こんな日の葬儀は、さぞかし辛いかと…
男性の場合、ネクタイをして、上着着用がマナーとされていますから…
葬儀場内の冷房が、しっかり効いているのが、せめてもの救いです。

私の両親の葬儀は、父が7月21日でしたが、梅雨明け前で、雨が降ったり止んだりの天気だったので、暑かったという記憶はありません。
母は5月3日でしたので、暑さは これからの時期でした。
でも、クール・ビズは5月1日から始まっているんですよね。

ビジネス・シーンでは、すっかり定着したクール・ビズ…
葬儀の世界では無縁のようですね。

色んなサイトで、ノーネクタイや上着なしはいけないか、調べてみましたが、難しそうです。

夏場の葬儀、服装のマナー大手小町YOMIURI ONLINE
夏の葬儀教えて!葬儀レビ
葬儀の服装で半袖はOKか葬儀@まとめナビ!【保存版】
クールビズフューネ三浦直樹の「感動葬儀。」ブログ

では、日本で葬儀の参列者が、喪服にネクタイを着用するのがマナーになったのは、何時からのことなのでしょうか?
これも、ちょっと調べてみました。

葬儀の様式とイロハ」というサイトにあったのですが、参列者が喪服を着るようになったのは、戦後からのようです。

以下引用します…

今は喪服と言うと、遺族も参列者も皆さん着るとおもいますが、戦前の頃は遺族だけが喪服を着る習慣だったそうです。これは「喪に服する」と言う意味から来ていたとおもいます。喪服を皆で着る様になったのは戦後の事、葬儀自体が社会的な儀礼として認められてからの事だったそうです。

葬儀の様式とイロハ:「葬儀での遺族の服装」より)

葬儀の参列者が喪服を着る習慣…
結局、100年も経っていないようですね。
決して、古くからの伝統では ないようです。
であれば、上着なし・ノーネクタイを認めても良いような気がします。

クール・ビズは、元々、地球温暖化防止・省エネルギーから始まったもの…
環境大臣あたりが、葬儀場の冷房を緩める事を前提に、葬儀の際の上着なし・ノーネクタイを宣言すれば、簡単に定着しそうな気がしますけどね。


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2015年7月25日 (土)

ユニバーサルデザインフード

「ユニバーサルデザインフード」って、ご存知ですか?
私は、今日、始めて知りました。

日本介護食品協議会という団体が制定した規格に適合する、日常の食事から介護食まで使える食べやすさに配慮した食品のことだそうです。

対象の商品のパッケージには、下のロゴマークが付いています。
Logo_udfmark
平成 27(2015)年5月末現在、1,524品目が登録されているとのことです。
※ちなみに、楽天市場やアマゾンでも取り扱っています。

楽天市場
アマゾン

それぞれの商品は、利用者が選びやすい様に、「かたさ」や「粘度」の規格により分類された1~ 4の区分と、とろみ調整について表示しています。
区分の詳細等は、下記の通りです。

●ユニバーサルデザインフード区分表
Photo_2
※「ゾル」とは、液体、もしくは固形物が液体中に分散しており、流動性を有する状態をいう。
 「ゲル」とは、ゾルが流動性を失いゼリー状に固まった状態をいう。

●とろみの目安の表示例
Photo

●ユニバーサルデザインフード製品への表示例
Photo_3

日本介護食品協議会が、在宅介護者を対象に行ったユニバーサルデザインフードに関する調査では、「ユニバーサルデザインフード」の認知度があまり高くなかった様です。

この機会に、ぜひ覚えて おきたいですね。

過去の記事より

とろみ剤に関するアンケート結果


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2015年7月24日 (金)

残薬の処理

昨日の母の薬ですが、私が使えそうなものは取っておこうかとセコイことを考えましたが、色々と調べた結果、全部 捨てるすることにしました。

どこのサイトを見ても、専門家は捨てる事を勧めていますからね…

ただ捨てると言っても安易にそこいらにポイって訳にはいきません。
捨てた薬で河川が汚染されたという事例もあるようですから…

ということで、地元の自治体のごみの分別ルールに従って捨てることになります。

私の住んでいる愛知県稲沢市では、

薬は「可燃ごみ」として
薬の容器(錠剤のプラシート)は「プラ製容器包装」として

捨てることになっています。

母が残した薬は、写真の様に服用1回分ごとに小袋に分けてありました。
20150724

薬は小袋から出して、使わない古い封筒に入れ、「可燃ごみ」として処分します。
20150724_1

薬の入っていた小袋は、まとめて「プラ製容器包装」として処分します。
20150724_2

しかし、年間に推定約500億円もの、飲まれなかった薬が存在する現実を考えると、無条件に捨ててしまうのは、もったいない様な気がします。

どこかで集めて、何か再利用する方法とかないのでしょうか?
薬としてでなく、別の目的で使う事って出来ないのでしょうか?

専門の方に、ぜひとも考えていただきたいですね。


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2015年7月23日 (木)

推定約500億円の無駄遣い

うっかりしていました。

母の薬のことです。
母が入院した際に、特養から預かり病院に持ち込んだのですが、後日、病院で不要になったものを返してもらいました。
その薬を放置していたのです。

20150723

今日「みんなの介護ニュース」の下のタイトルの記事を読んで気がついた次第です。

高齢者が飲み残す「残薬」が約500億円!?

高齢者まかせの服薬管理では、今後も“ムダ”を生むばかり?

しかし、この記事には驚いてしまいました。
高齢者が服用を忘れて残してしまう薬の量、推定で毎年約500億円…

高齢者が服用を忘れて残したものだけの数字なので、母の様に別の疾患の治療のために飲まれなくなって残った薬や、亡くなってしまって飲まれなかった薬はカウントされていないと思います。

さらに、服用忘れをするのは高齢者だけとは限りません。
若い人だって忘れることはあります。

「残薬」が家庭にどれくらいあるか、現実の数字を把握することは不可能でしょうが、とんでもない金額になることは間違いなさそうです。

健康保険財政が逼迫している状況下、それを理由に増税や社会保障費の削減をされている現状を考えると、こうした無駄は何とかしなければいけないと思ったりします。

また、家庭内に残っている「残薬」を誤って服用すると、命にかかわる様な思わぬ事態が発生するリスクもあります。

こうした無駄やリスクを回避するために、記事に書かれているかかりつけ薬局制度の導入や、薬剤師を中心とした取り組みなどが行われているようです。
このような動きが、「残薬」の量を減らす効果をもたらしてくれる事を期待したいです。

過去の記事より

医療制度改革


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2015年7月22日 (水)

母と認知症

今日のタイトルをご覧になった方の中には

「お母さん、認知症も患っていらしたんですか?」

と思われる方が いらっしゃるかもしれませんよね。
でも、母には認知症の症状は出ていませんでした。

では、なぜこんな事を書くのか…

実は2011年10月に脳梗塞で入院した際に医師より脳の萎縮を指摘されました。
加齢により脳は萎縮するものなのですが、医師が指摘するくらいですから酷かったのかもしれません。

ただ、このことは母には伝えませんでした。
変に意識させて、それまで出ていなかった認知症の症状が出るのではないかと考えたからです。

母に怪訝な顔をされてまで「わかるか!」と意識的に声をかけたのは、このことがあったからです。

また、この頃、母と接する際に気をつけていた事があります。
下のツイートに書かれていることです。

理由は、脳が萎縮している事を母に伝えなかったのと同じです。
とにかく変に意識させない事が大切だと考えました。

専門家の方々からは

「何を意味のない事をしてるんだ!」

と笑われるかもしれませんね。
でも私としては真剣でした。

そして日本列島のパズルを買ったのも、この頃でした。
パズルの様な指先を使う作業をすることによって脳が活性化するとも言いますし、都道府県の位置を思い出すことによって記憶を刺激できていたと思います。

母に認知症の症状はありませんでしたから、これらのことが認知症に良いかどうか定かではありません。
専門の方の ご意見を伺えると嬉しいですね。

過去の記事より

日本列島のパズル


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2015年7月21日 (火)

父と健康診断

私の父が寝たきりになった原因は脳幹出血です。
昨日 紹介した「介護が必要となった原因」で言えば、第1位の「脳血管疾患」に含まれます。

父が寝たきりになった頃

「お父さん、血圧が高かったんですか?」

と聞かれたことがあります。

私の答えは

「いいえ、高くありませんでした。お酒の飲みすぎですよ、きっと…」

でした。

父が元気な頃、血圧が高いということを聞いたことが ありませんでしたから…

でも、実は先ほどの私の答え、こう答えるべき なのです。

「わかりません。そもそも、あの人、血圧を測ったことあるのかな…」

父は健康診断をずっと受けていませんでした。
さらに大きな病気をした事がありませんでしたので、お医者様とはほとんど無縁の人でした。

私の把握している範囲で、寝たきりになる前の数年間に歯科に1度、風邪で内科に1度、通院した事があるくらいです。
歯科で血圧を測ることはないでしょうし、風邪で血圧を測る可能性も低いのではないかと…

ですから父自身も血圧が高いという意識は無かったと思います。
したがって脳血管疾患を患うなど全く考えていませんでした。

父が脳幹出血を発症したのが65歳の時…
年齢を考えれば、身体のどこかに問題が出てきても おかしくない年齢です。

健康診断を受ける事を勧めておくべきでした。
ある程度の年齢になったら、定期的に健康診断は受けないといけないですね。

と偉そうな事を言いながら、私自身が20年以上健康診断を受けていません。
こちらの方が問題ですね…

過去の記事より

父が脳幹出血になった理由


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2015年7月20日 (月)

男性の骨粗鬆症

厚生労働省の調査によると、要支援の方を除き介護が必要になる原因は、下の5つの原因が全体の7割以上を占めるとのこと…

  1. 脳血管疾患(21.7%)
  2. 認知症(21.4%)
  3. 高齢による衰弱(12.6%)
  4. 骨折・転倒(10.9%)
  5. 関節疾患(6.8%)

詳細は下の表をご覧ください。
Photo
厚生労働省平成25年 国民生活基礎調査の概況より

さて、今日お伝えしたいことは、4番目の骨折・転倒に関することです。

今日、「みんなの介護ニュース」というサイトで こんな記事を見つけちゃいました。

アメリカ老年医学会が警告!
骨粗鬆症対策を行っている男性はごくわずか?

骨粗鬆症というと、女性の病気と思われがちですが男性だってなるんです。
割合としては、女性が3に対して男性が1くらいとか…
決して珍しい症状ではありません。

また男性が骨折した場合、死亡につながる可能性も高いとか…

記事では

男性の方も50歳を過ぎた時点で、骨粗鬆症検査を受けたり、カルシウムやビタミンDを積極的に摂取したり、禁煙に努めたりするなどして骨粗鬆症対策を意識するようにしましょう。

とのこと…

私は、今年誕生日が来ると55歳になります。
今まで骨粗鬆症の検査を受けたことがありませんし、対策らしい事は何もしていません。
そろそろ真剣に考えても良い年齢なんですね。

機会があれば、ぜひ受けたいと思います。

過去の記事より

ちょっと生意気ですが、教訓めいたこと


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2015年7月19日 (日)

父の七回忌

今日は父の七回忌です。
午後から妹の家族と墓参りです。

まず、朝 起きてから仏壇に父の位牌を移し、お供えをして、長めのお経を上げました。

20150719_01

それから、お墓参りに出発です。
我が家のお墓は、自宅から2時間近くかかるところにあるので、ちょっとしたドライブになってしまいます。
途中でお供え用の花・お菓子・お酒を買って行きます。

妹の家族とは お墓で待ち合わせなのですが、妹からメールが…

少し遅れるかもしれない。

とのこと…

私は お墓についてから、妹家族が来るまでの間、お墓の周りの草取りをしたり、お墓の掃除をしたり…

ひと通り終わった頃に、約束の時間より少し遅れて妹家族が到着…
お墓に花・お菓子・お酒をお供えし、お参りをしました。

20150719_02

しかし、甥や姪は本当に大きくなりました。

父が脳幹出血で倒れた時、小学生だった長男は22歳…
もう一人前の大人です。
この子は、元気な頃の父の記憶があるでしょう。

長女は今年から専門学校に通っています。
この子は父が倒れた当時、幼稚園児だったので、元気な頃の父の記憶がかろうじてあるのかな…

父の葬儀の際、参列していただいた女の方から「あの子、可愛かったね。」と言われた次男に至っては、元気な頃の父の記憶はありません。
父が倒れてから生まれた子ですからね。

時間の経つのは早いもの…
改めて実感した一日でした。

過去の記事より

父の三回忌法要


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2015年7月18日 (土)

いざという時は…

現在 国は、高齢者の医療・介護について、在宅医療・在宅介護を推進しています。

できる限り、住み慣れた地域で必要な医療・介護サービスを受けつつ、安心して自分らしい生活を実現できる社会を目指す

厚生労働省 在宅医療・介護推進プロジェクトチーム「在宅医療・介護の推進について」より

というのが目的とのこと…

在宅医療・介護を受ける方が増えれば、最期を自宅で迎える方も増えるかと…

私の場合、両親の最期を病院で迎えましたので、これといって複雑な手続きはありませんでしたが、自宅で最期を迎えると色々と複雑な手続きがあるようです。

こんな記事を見つけました。

自宅で亡くなるのと、病院で亡くなるのとでは違う? 葬式までの手続き

下記の本からの抜粋が朝日新聞出版の「dot.ドット」というサイトに出ているのですが

参考までに少し紹介させていただきます。

病院でなくなった際、自動的に発行していただける死亡診断書。
自宅でなくなった場合、家族が発行のための手配をしなければいけません。

外来もしくは在宅医療で診療を受けていて、かかりつけの医療機関がある場合

主治医に連絡をとります。死因が明らかな場合などは、その場で死亡診断書が作成されます。

次に自宅での突然死などで、かかりつけの医療機関がない場合

「死体検案書(死亡診断書と同内容)」を発行できる警察署に連絡します。通常は、連絡するとすぐに、実況見分のための警察官と警察医が来て、事件性の有無を調べます。死因が判明し、事件性がないと判断されれば、その場で検視をして死体検案書を作成してもらうことになります。

この場合、気を付けなければいけないこととして

死体検案書を出してもらう場合、遺体を動かしたりしてはいけません。お風呂場で裸で亡くなったからといって勝手に服などを着せてしまったら、警察の実況見分・検案の妨げになってしまう可能性があるためです。最悪の場合、事情聴取を受けるケースもあります

最後の部分は大切です。
人が亡くなると、ただでさえ大変です。
そんな時に、警察の事情聴取に時間を取られていては堪りませんからね。

でも、つい うっかりとか、不注意で何かしてしまう、ということも考えられます。
なかなか出来ないかもしれませんが、「いざという時は落ち着いて」だと思います。

過去の記事より

マイナンバー制度


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2015年7月17日 (金)

保険と診断書

母の死因が肺炎であったことは前に書きましたが、母の死亡診断書には こんなことも書いてあります。

20150717_1

直接には死因に関係しないがⅠ欄の傷病経過に影響を及ぼした傷病名称等

慢性心不全

入院中に主治医から聞いていた話や、こちらのサイトに出ている心不全の症状を読んでみると、直接の死因は心不全のほうがしっくりします。

例えば

お腹の張り(腹水)とか…
食欲がなかったこととか…
ブログには書きませんでしたが、疲れやすかったこととか…

母の場合、死因の違いで他に影響が出るということがありませんでしたので、あえてクレームをつけたりしませんでしたが、他に影響が出そうであればクレームをつけていたと思います。

例えば

生命保険や医療保険の保険金や給付金など

こちらのサイトでは死亡診断書の記載内容が原因で、保険金が満足に支払われないケースが出ています。

あえて詳細は書きませんが、自分の身の回りで似たようなことが起こると…

過去の記事より

手術給付金の話②


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2015年7月16日 (木)

オフクロ、ゴメンナ…

今日は、昨年2月6日の下記のツイートに関連した事を書くつもりでいました。

ふくらはぎに関することです。
昨日までの投稿に関連付け、ツイートの内容通り、歩くことと ふくらはぎのマッサージについて書くつもりでした。

ただ、ふくらはぎのマッサージについては、過去にたくさん書いたはずなので、どんなことを書いたか確認しようと思い検索してみました。

思った通り、たくさん書いています。
父が入院していた頃、母が特養にいる頃、母が入院していた時…
さらに母が亡くなった後も…

一覧を見ながら、気になった記事を2、3読み返してみたのですが、いささかショックを受けています。

ここに書いてある事を きちんとしていたら、母は もう少し長生き出来たかもしれない。

特に下記の投稿に関しては、大いに反省しないといけません。

ふくらはぎと高血圧(2011年11月28日投稿)

母はリウマチの関係で骨がもろかったので、父にしていたようなマッサージをすることは、ずっと出来ないと思っていました。
(ただ母が亡くなる10日ほど前に、ふくらはぎに関しては父と同じ様なマッサージが出来ると実感し、とても嬉しかった事を覚えています。)

ところがこの投稿では
「少なくとも、膝の曲げ伸ばしやふくらはぎのマッサージは十分にできそうです。」
と書いてあります。

さらに
「ネットでいろいろ調べたところ、ふくらはぎと高血圧にはそれなりの関係があるようです。ということは、母の高血圧を少しでも軽くするために、父にしていたようなマッサージを母にもすれば良いのでは…」
とも…

そして
「果たしてどの程度の効果が期待できるかわかりませんが、やってみたいと思います。」
としています。

結局、その後に書いてある
「ただ父のときのように毎日というわけには…」
ということに甘えてしまったのです。

時間を決めて、定期的にマッサージをしに母のところへ行けばよかったのですが、時間が空いて気が向いた時しか母のところへは行きませんでした。

母のところへ行く都度、ふくらはぎのマッサージは続けていたのですが、時間が経つにつれて、マッサージをする意味を忘れていってしまったのです。

さらに、私の事情で時間が取りづらくなり、母のところへ行く頻度も減っていきました。

そして昨年末、母のふくらはぎの浮腫みに気が付きます。
年が明けて今年に入ってから、母の体調は ずっと悪い状態が続き、最後の入院ということなります。

最後の入院の際には、先程も少し書きましたが母が亡くなる10日ほど前に、ふくらはぎに関しては父と同じことが出来ると実感し、マッサージをしてあげられることが嬉しいという感情を持つに至ります。

しかし、既に手遅れでした…

自分の愚かさ加減に呆れてしまいます。

オフクロ、ゴメンナ…

過去の記事より

鍛えなおさないと…


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2015年7月15日 (水)

年齢を重ねると…

昨日の投稿の最後に

「くれぐれも無理は なさらないように!
 『身体と相談して無理のない範囲で!』が重要です。」

と書きました。

でも年齢を重ねると、身体のどこかしらに不調が出るものです。
関節に痛みがあったりすると、身体を動かしたいと思いませんもんね。

これから「出来るだけハードルの低い、気軽に出来ること」として歩こうとしている人が、膝などの関節に痛みを感じていたら歩く気にはなれません。

ところで、昨日一昨日と紹介したサイト「老化は足から」には、こんなことが書いてあります。

歩くことが健康にいいのはわかっているが、膝が痛くて、とおっしゃる方にお勧めなのが、プール歩行です。水中を歩くと、浮力が働きますので、膝や腰への負担が少ないので、陸上ほど痛みを感じません。

プール歩行=水中歩行
いいですね。

水中歩行は、リハビリのメニューとしても行われます。
私の母も人工関節を入れた際に、リハビリで水中歩行をしたようです。
母の「入院セット」の中には、この時に使った水着が いつまでも入っていましたね(笑)。

さらに、こんなことも書いてあります。

水の抵抗でなかなか前に進まないので、この抵抗がほどほどに体の負担になって歩くよりも多くのエネルギーを消費しますし、体にかかる水圧が血液やリンパの流れをよくするともいわれます。

また、温泉プールを利用すれば、寒い季節でも続けることができます。

痛みが少なく、エネルギーの消費が大きいなど他にもメリットがあるのであれば、取り入れたい方法ではあります。
ただプールに行かなければならない、となると少しハードルが高いと感じる人がいるかも… と思ったりもします。

そもそも関節に痛みを感じる原因は、年齢を重ねることによって関節の軟骨がすり減ってしまうことが原因だとか…
そこでテレビのCMなどでよく出てくるのが、グルコサミンやコンドロイチンのサプリメントですね。

私の母も足首が痛いということで、グルコサミンのサプリメントを飲んでいたことがあります。
母が使っていたグルコサミンのサプリメント は、下の写真の商品です。

しばらく続けていたので、効果はあったのでしょう。
(母は効果の無い事を続けるような人ではありませんでしたから…)

とはいうものの、サプリメントを買うにはお金が必要ですし、人によっては効果がないこともあるようです。
これもハードルの一つです。

いずれにせよ、身体に何らかの不調がある場合、ハードルのない身体の動かし方を見つけるのは難しそうです。
であれば出来るだけハードルが低く、自分の身体に合った無理のない方法を選ぶことが重要だと思います。


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2015年7月14日 (火)

歩き方の工夫

昨日は、「介護の必要ないカラダ」を 一日でも長く続ける事を目指して、身体を動かしましょう、という事を書きました。

身体を動かすにあたっては、昨日も書いたように、とりあえず「出来るだけハードルの低い、気軽に出来ること」から始めれば良いのですが…

昨日紹介したサイト「老化は足から」には、こんなことが書いてあります。

歩くという行動は、私たち人間にとって、基本的な運動、というよりも、誰にでもできる、いつどこにいてもできる、健康維持のための手っ取り早い手段といえます。

歩く…

まさしく「出来るだけハードルの低い、気軽に出来ること」ですよね。

私も出来るだけ歩く努力は しているつもりです。
(ただ昨日も書いたように、最近は ほとんど出来ていませんが…)

歩くときも、単純に歩くだけではなく色々と工夫しています。

意識的に階段を使ったり
歩幅を変えてみたり
歩くスピードを変えてみたり…

階段を使うときは、基本的に上り階段です。
下り階段は、ひざの負担になるので良くないとのこと…
(母から教わりました。母は整形外科の先生か、PTの担当の方に教わったのでしょう。)

そして階段を上がる時は、出来るだけ一段置きに上がるようにしています。
階段によって段差に違いがあるため、すべての階段で一段置き というわけにはいきませんが、公的な場所(駅・ショッピングモールなど)にある階段は、あまり段差が大きくないので、無理をせずに一段置きに上がることができます。
(私的な場所にある階段は、段差が大きいので難しいです。)

歩幅を変える工夫としては、横断歩道を渡る際に白線を踏まないように心がけています。
私は身長が約160cm(男性としては低い方です。)ですが、この歩き方をすると歩幅が広がって ちょっと きつめです。
(背の高い男性は、あまり影響がないかもしれません。逆に小柄な女性には、難しいと思います。)

歩くスピードに関しては、過去にこんなツイートをしたことがあります。

早歩きを することで、認知症の発症リスクが抑えられるようですね。

以上、私が これまでにしてきたことですが、参考にしていただければ幸いです。
でも、くれぐれも無理は なさらないように!
「身体と相談して無理のない範囲で!」が重要です。


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2015年7月13日 (月)

介護の必要ないカラダ

これまで「適切な準備しておく事が『良い介護』を受けるためのポイント」という事を何度も書いてきました。

でも、これまで書いてきたのは、お金に関することばかりでした。
(「介護の備えは奥様から?」では「ご主人が家事仕事を出来るようにしておくのも介護の準備の一つといえます。」とも書きましたが…)

今日は少し視点を変えて「介護の備え」について書いてみたいと思います。
などと立派な事を書いても、そんな凄い事を書ける訳ではないのですが…

要は「介護の必要のないカラダ作りをしましょう!」ということです。

昔から「老化は足から」と言いますが、これは間違いありません。
街を歩いていて、お年寄りの弱々しい足取りを見ていると実感します。
歩幅が小さく今にでも転倒しそうで、見ていて心配になります。

このような状態になると、家族など周りの人間は、出来るだけ一人で出歩いて欲しくない、と思ったりするのでは…
すると歩く機会が減り、ますます弱々しい足取りになってしまいます。

そんな状態が さらに進むと、筋力が衰え、バランスが取りづらくなり、実際に転倒して骨折し、そのまま寝たきりになってしまうこともあります。

高齢者にとって、動かないことによる筋力の衰えは、そのまま介護に直結する、と言っても過言ではありません。

「では動きましょう!」と言っても、ある程度 歳を重ねると、そうは簡単にいかないものです。
やはり、若いうちから動く習慣を作っておくことは大切だと思います。

と、偉そうな事を言っていますが、私自身は超運動不足人間です。
動く習慣など、ほとんどありません。
このままでは、要介護者まっしぐら…

これを機会に、動く習慣を作ろうと思います。
さきほど「老化は足から」と記した ところに、あるサイトへのリンクをしておきました。
このサイトでは、様々な方法を提案しています。

まずは出来るだけハードルの低い、気軽に出来ることから始めませんか。
「介護の必要ないカラダ」を 一日でも長く続ける事を目指して!

過去の記事より

母の体の衰えの確認


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2015年7月12日 (日)

遺言控除

遺言控除…

初めてお聞きになる方が多いと思います。
当然です。
現行の相続税法には無い控除ですから…

自民党の「家族の絆を守る特命委員会」という委員会が、近い将来(平成29年度税制改正)の導入を目指している制度です。

詳細については、まだ決まっていませんが、有効な遺言書に基づいて遺産分割が行われた場合、基礎控除(現行:3千万円+法定相続人1人当たり600万円)に数百万円上乗せするかたちの控除になりそうです。

この制度導入の目的は、相続をめぐるトラブルを防ぐことのようですが、色々な媒体の報道を見ていると他にも目的がありそうです。

遺産相続をスムーズにすることで不動産の処分を促進するとか…

在宅介護を促進するとか…

えっ、遺言を残すことで、在宅介護を促進する事が出来るんですか?

在宅介護にかかわった人に、遺言で多く相続させるようにしたいのでしょうか?
そうすることで、在宅介護にかかわった人に「アメ」を なめさせる つもりなんでしょうか?
であれば、在宅介護にかかわった人の控除額を大きくするような制度があっても良いと思うのですが…

過去に少しだけ税の仕事に携わったことがあるものとしては、

遺産分割を早期に行うことで、相続税の納税額を早く確定させたいのでは…

などと考えてしまいます。

考えすぎですよね。

過去の記事より

マイナンバー制度


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2015年7月11日 (土)

介護の備えは奥様から?

これまで「適切な準備しておく事が『良い介護』を受けるためのポイント」という事を何度か書いてきました。
そして一昨日の投稿では、私が考える介護費用を準備する3つの方法を書きました。

  1. 貯蓄等による老後資金の充実
  2. 保険会社が提供している介護保険の利用
  3. 長期入院に対応している医療保険の利用

このうち1の「貯蓄等による老後資金の充実」は「貯蓄をして必要なときに取り崩そうというものですから、資金の使い道は自由」と書きました。
ですから誰の介護費用に使うかも自由です。
ご主人の介護費用であろうが、奥様の介護費用であろうが、問題なく使えます。

ところが2の「保険会社が提供している介護保険の利用」や3の「長期入院に対応している医療保険の利用」は保険を使うため対象者を指定しなければなりません。
ご主人の分は、ご主人の分、奥様の分は、奥様の分という具合に対象者を明確にしなければなりません。

ここで、ちょっとした問題が出てきます。

二人分の介護費用を準備するために、必要な資金を確保する余裕が有れば何ら問題はないのですが、一人分の介護費用を準備するための資金しか無かったとしたら…

ご主人の分、奥様の分どちらの分を準備されますか?

現役世代の家計では、稼ぎ手の収入に応じた保障を確保しておけば、万が一の時に対応することが出来ます。

ご主人の収入で家計が成り立っているのであれば、ご主人の保障を第一に、奥様の収入で家計が成り立っているのであれば、奥様の保障を第一に、共働きの場合は、それぞれの収入に見合った保障をすれば良い、ということになります。

リタイヤ後の家計の介護に対する準備も、この考えと同じで良いのでしょうか?

私は違うと考えています。

介護が必要になる可能性が高い方の準備を優先すべきではないでしょうか?
要介護状態になった時に、家計に与える影響の大きい方の準備を優先すべきではないでしょうか?

そこで、ちょっとしたデータをご覧いただきたいと思います。
下の表をご覧ください。

Photo
平成27年版高齢社会白書第2節3(2)「高齢者の介護より」

内閣府平成27年版高齢社会白書に掲載されている「介護保険サービスの利用状況」に関するデータです。
このデータによれば、要介護又は要支援の認定を受けて、介護保険サービスの利用を受けている女性は男性の2倍以上!

女の人って男に比べて介護が必要な状態になりやすいんです!

もし、あなたの家庭で奥様の介護が必要になったとしたら…

ご主人が全ての家事を一人でこなせ、奥様の介護を献身的にされるのであれば何ら問題ありませんが、出来なければ家事を請け負うサービスを利用しないといけません。
サービスの利用料(お金)がかかります。
(このような事態に備えて、ご主人が家事仕事を出来るようにしておくのも介護の準備の一つといえます。)

以上の事を踏まえると、リタイヤ後の家計の介護に対する準備は、現役世代の家計の保障と考え方が違う、という私の考えを分かっていただけるのではないかと思います。

今日のタイトルの「介護の備えは奥様から」という考え方は十分にアリなのです。

過去の記事より

ちょっとシミュレーション


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2015年7月10日 (金)

母のかばん

最近、銀行や役所などに行く時に重宝しているのが、このカバンです。

20150710

母が使っていたカバンです。

一緒に写っている携帯電話から、カバンの大きさを想像していただけると思いますが、決して大きなものではありません。
10インチのタブレットパソコンは収まりませんが、7インチのタブレットパソコンは収まるくらい…
A4の紙は収まりませんが、B5の紙はギリギリ収まるくらいの大きさです。

財布に携帯電話、銀行に行く時は通帳、買い物に行く時はエコバック、電車にチョット長い時間乗る時には7インチのタブレットパソコン、これくらいであれば余裕で収まります。
(今まで使っていたセカンドバックの場合、パンクしそうな位の量です。)

さらにポケットがたくさん付いているので使い勝手も良いです。
(母も、それが気に入って買ったのですが…)

女性用のカバンですので、男性の私が持っている姿は必ずしも格好良くありません。
しかし私も もう50代半ば…
格好を気にする歳でもありません。

使える限り使うつもりでいます。

過去の記事より

母の財布から出てきたもの


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2015年7月 9日 (木)

適切な準備

昨日一昨日と、最後に「適切な準備しておく事が『良い介護』を受けるためのポイント」と書きました。
もちろん「お金の準備をしておきましょう!」ということです。

こんな事を書くと「何を言っているんだ!」と反発をされる方が いらっしゃるかもしれませんね。
お金が沢山あれば必ず幸せになれるという訳ではないですからね。

でも今の世の中、最低限必要なお金がないと不幸になることは間違いないような気がします。
ということで「最低限必要になりそうなお金を適切に準備しませんか。」という ご提案をさせていただいた次第です。

では準備するに当たり「どれくらいのお金を どの様に準備したらよいのか?」ということになる訳ですが…

まず「どのくらいのお金を準備したら良いのか?」ですが、私は答えを持っていません。
これを読んでいらっしゃる方、一人ひとりが答えを持っています。

無責任に思えるかもしれませんが、一人ひとりで置かれている立場が違っているから、このような答えになるのです。
不特定多数の人が読むであろうブログなどで「いくら準備しておけば安心です。」などと書く方が よほど無責任だと考えます。

あえて答えを書くとすれば「将来必要になるであろうお金を一つずつ洗い出し、それを合計して、将来の年金収入や既に準備してあるものを差し引いた金額」になります。

難しいことではありませんが手間のかかる作業ですので、煩わしいと思われる方は信頼できる専門家に相談されると良いと思います。

あと一つ付け加えるなら「準備しすぎないこと」があります。
お金の準備をする訳ですから、今の生活に何らかの影響が出ると思われます。
「今の生活を犠牲にしてまで、準備するのは いかがなものか…」などと思ったりします。

次に「どの様に準備したら良いのか?」ですが、私は3つの方法があると考えています。

  1. 貯蓄等による老後資金の充実
  2. 保険会社が提供している介護保険の利用
  3. 長期入院に対応している医療保険の利用

どの方法にもメリット・デメリットがありますが、

準備した資金の使い道は、
1>2>3
の順になります。

1は貯蓄をして必要なときに取り崩そうというものですから、資金の使い道は自由です。
介護費用に充てるのはもちろん、生活費に充てることも出来ますし、余裕があれば旅行費用などに充てても構いません。
場合によっては、お子さんやお孫さんに差し上げることも可能です。
(この場合は、贈与税の対象になるケースもあります。念のため…)

2は所定の介護状態になった場合に、何らかの資金が得られます。
商品によって得られる資金が一時金であったり、年金であったりします。
また支払う保険料も商品によって掛け捨てのもの、そうでないものがあります。
色々な商品を見て検討される事をお勧めします。

3は入院や手術を受けた時、給付金が支払われる医療保険です。
したがって入院や手術を受けない限り何も得られません。
ただ高齢者の場合、病気やケガで入院したのをきっかけに、そのまま寝たきりになってしまうケースもありますので、有効な対策になると思います。

準備するために必要な資金は、
1>2>3
の順になります。

資金の使い道が限定されないほど必要な資金が大きくなる。
ある意味 当然と言えます。

それぞれの詳細についてはまた別の機会に…

過去の記事より

高度障害保険金


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2015年7月 8日 (水)

介護が必要になる不安

自分が将来 介護が必要になるのでは…
そんなことを考えたり しませんか?

一昨日、このブログで紹介した、内閣府の「平成24年度 高齢者の健康に関する意識調査」では、「(自分や配偶者が)介護が必要になる不安の有無」について聞いています。

「あなた(又はあなたの配偶者)は、将来身体が虚弱になって、日常生活を送る上で排泄等の介護が必要な状態になるのではないかと不安になることがありますか。」

本人 よくある たまに
あ る
あまり
な い
まったく
な い
既に介護
を受けて
い る
わから
な い
総数 9.2 35.7 24.8 25.3 0.8 4.2
8.1 30.1 26.4 30.6 0.6 4.3
10.2 40.4 23.5 20.9 0.9 4.1
配偶者 よくある たまに
あ る
あまり
な い
まったく
な い
既に介護
を受けて
い る
わから
な い
総数 8.5 32.5 28.7 24.9 2.1 3.3
5.7 27.6 32.5 29.0 1.7 3.6
11.5 37.6 24.7 20.5 2.6 3.1

このデータによれば、4割以上の方が不安に感じているようです。
ただ、このデータの「あまりない」という答えをされた方は、何らかの不安を感じたことがあると思われますので、その方を含めると、7割近くの方が不安を感じているとも言えます。
(実際に約9割の方が不安を感じているという調査もあります。)

それでは、実際に介護が必要になったときに、介護にかかる費用を どのように賄おうと考えているのか…
これについても、先ほどの内閣府の「平成24年度 高齢者の健康に関する意識調査」で聞いています。

曰く、

介護等の費用は「特に用意しなくても、年金等の収入でまかなうことができると思う」が約4割

とのこと…

昨日取り上げた公益財団法人 家計経済研究所データ通りであれば、在宅介護の場合、現在の介護保険制度の支給限度額の範囲内であれば、おそらく賄えると思います。

しかし、介護保険の支給限度額の範囲内で収まらないような介護サービスを受ける場合、難しい様な感じがします。
また、施設介護や有料老人ホームで介護を受けるような場合は、さらに難しくなると思います。

さらに、日本の社会保険制度は少子化の影響で、今後、給付水準が引き下げられる可能性が高いと思われるので、ますます難しくなると思いますが、いかがでしょうか?

昨日も最後に書きましたが、適切な準備しておく事が「良い介護」を受けるためのポイントになると思います。


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2015年7月 7日 (火)

在宅介護のお金と負担

昨日の投稿で、自宅での介護を希望する人が多い事を書きましたが、では在宅介護には一体どれくらいの費用がかかるのでしょうか?
少し前になりますが、公益財団法人 家計経済研究所在宅介護のお金と負担という調査を行っています。

以下、引用します。

まず在宅介護にかかる費用に関する調査結果から…

在宅介護の費用は1人当たり、平均で6万9千円

 在宅介護にかかる費用は、訪問ヘルパーやデイサービスの利用など介護保険による介護サービスの利用にかかる費用と、 医療費やおむつ代などの介護サービス以外の費用があります。 1ヵ月あたりの支出をみると、介護サービスの費用は全体の平均で 3万7千円でした。要介護度が高くになるにつれ、 支出額も高くなっています。 一方、介護サービス以外の費用は、全体平均で3万2千円でした。 こちらは要介護4が最も高くなっています。 両者をあわせた在宅介護にかかる1ヵ月あたりの費用の合計は、 全体平均で6万9千円でした。

 なお、支出を代表する値として、平均値の代わりに中央値を使うこともあります。 中央値とは支出額を値の高低順に並べたとき、真ん中に位置する人の値です。 極端に高い支出をしている人が少数でもいた場合、平均値は高めに出る傾向がありますが、 中央値はその影響をあまり受けません。図示はしていませんが、 中央値では介護サービスの費用は1万1千円、 介護サービス以外の費用は1万5千円、1ヶ月あたりの合計は4万4千円でした。 この平均値と中央値の間のズレは、高額の支出があった世帯が一定数いることを示しています。

引用の途中ですが、この調査の報告書を読んでみて、上記引用部分の後半に出てくる、「平均値」と「中央値」のズレは介護費用について考える上で、ポイントになるのではないかと感じました。

このあと介護費用の負担を軽くする方法として

 また、実際には3割の世帯では「高額医療・高額介護合算療養費制度」を利用していて、 その分、負担は軽くなっているものと思われます。 たとえば一般的な所得水準の場合、医療・介護保険の自己負担合計額が年間60~70万円を超えた金額は、 申請して認められると後から支給されます。

としています。

ここで紹介している「高額医療・高額介護合算療養費制度」のような、公的に認められた制度を最大限に活用する事が、介護費用の負担を少しでも軽くする上で、とても重要なポイントになります。

介護サービスへの支出に関しては以下のような内容なっています。

介護サービスの利用額は3万7千円

 介護保険では、要介護度に応じて月あたりの支給限度額が決まっています。 限度額までの範囲であれば、サービスの利用に応じて自己負担分は1割ですが、 限度額を超えると原則、全額自己負担となります。 介護保険のサービス利用料の1割自己負担額は全体の平均で1万3千円でした。 また全額自己負担分の全体平均は2万4千円で、 両者を合計した介護保険の介護サービス利用の負担総額は全体平均では3万7千円でした。
 多くの世帯では介護保険の支給限度の範囲内でサービスを利用しています。 ただ、限度以上の介護サービスを利用している世帯では、 介護保険ではカバーされない部分で負担が重くなっており、 要介護度が高いほど全額自己負担額も多くなっています。

 全額自己負担分の支出が発生するのは、(1)事業者のサービスを中心とした在宅介護をしている場合 (2)普段介護している家族が病気になった、あるいは要介護者の状況が悪化したときなど、 一時的に介護サービスをたくさん利用した、などの場合です。 要介護認定の段階ごとに決められている介護保険の限度額を超過して、 サービスを利用した場合の利用料は、全額(10割)自己負担となりますので、高額となりがちです。
 図示はしていませんが、中央値では介護保険によるサービス利用1割負担分1万円、 全額自己負担分500円、介護サービスへの支出合計1万1千円でした。 とくに、全額自己負担分の平均値と中央値の間にはとても大きなズレがあります。

 多くの世帯では、サービス利用は介護保険の限度額の範囲内であるため、 全額自己負担分の支出がありません。一方で世帯の数は多くありませんが、 全額自己負担分の支出があった世帯では、平均金額を大きく上回る支出をしていました。 そのため支出があった世帯と、なかった世帯とでの金額の差は大きくなっています。

ここでも「平均値」と「中央値」のズレの大きさを指摘しています。

そして介護サービス以外の支出に関しては以下のような内容になっています。

介護サービス以外の支出は3万2千円

 医療費やおむつ代など、介護保険による介護サービス以外に、 要介護高齢者のために必要な費用を4つに分類して集計しました。 内訳のうち、おむつ代や介護食などの介護用品は全体平均で1万3千円で、 要介護度が上がるほど負担が重くなっています。 また、医療費や税・社会保障も支出の中で大きな割合を占めています。

調査結果の内容は、このあと「認知症の影響」「生活への影響」と続きますが、今回はここ迄で留めておきたいと思います。

さて、途中で何度か指摘した「平均値」と「中央値」のズレの原因は、介護サービスを公的介護保険の支給限度額の範囲内で収めるか収めないかということのようです。

多くの方が公的介護保険の支給限度額の範囲内の介護サービスで問題ない様なのですが、公的介護保険の支給限度額の範囲内の介護サービスでは不十分なケースもあり得る。

不十分となる理由は色々あるでしょう。
しかし調査結果の内容を見ている限り、誰の身にも不十分となる事態は起きそうです。
その場合は多額の費用負担が生じることとなります。

こうした事態に対して、適切な準備しておく事が「良い介護」を受けるためのポイントになりそうです。

過去の記事より

高額介護サービス費


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2015年7月 6日 (月)

地方移住に関するアンケート

一月ほど前、日本創生会議より東京圏高齢化危機回避戦略という提言が出されました。
このことは、前にこのブログでも紹介しました。
曰く「2025年以降、東京圏の介護施設の不足が深刻な状態になるので、地方への移住を促進すべき。」というもの…

この提言を受けて、住宅・不動産情報サイトのオウチーノが「地方移住に関するアンケート」を実施しました。
オウチーノのweb siteでアンケート内容を伝えているものを探しましたが、見当たりませんでしたので、以下、この内容を伝えているCBnews記事(高齢の地方移住、8割がNO- 創成会議の提言受け、不動産サイトが調査)を引用にします。

住宅・不動産情報サイトのオウチーノでは、25年には後期高齢者となる東京圏の65歳以上の男女を対象に、地方移住に関するアンケート調査を実施。522人から有効回答を得た。
地方に移住したいかとする質問では、「移住したい」と答えた人は16.7%にとどまり、83.3%は「移住したいとは思わない」と答えた。また、「移住したいとは思わない」と答えた人に対し、何が解決すれば地方移住を考えられるかと聞いたところ、最も多かった回答は「何が解決されても地方移住は考えられない」の43.3%だった。

日本創成会議提言を東京圏に住む多くの方が、受け入れられないと考えているようです。

ところで、私は「このアンケート、もう一歩踏み込んでも良いのかな…」などと思ったりします。

『年を取ったら今の「自宅」を移りたいですか?』

オウチーノのアンケート結果の中の「移住したいとは思わない」と答えた方、特に「何が解決されても地方移住は考えられない」と答えた方に、この質問をしてみたいと思います。

おそらく多くの方が

『今の「自宅」を移りたくないんだ!』

と、おっしゃるのではないかと…

それを裏付ける、というわけではないのですが、こんなデータがあります。
内閣府が行った「平成24年度 高齢者の健康に関する意識調査」の中に「最期を迎えたい場所」として、54.6%(男性 62.4%、女性 48.2%)の方が「自宅」と答えています。

この調査では「介護を受けたい場所」についても聞いています。
こちらは、34.9%(男性 42.0%、女性 29.1%)の方が「自宅」での介護を希望しています。

ところで、この調査に答えた方が想定している「自宅」とは…
最期を迎える直前に住んでいた「自宅」でしょうか?
介護が必要になった時に住んでいた「自宅」でしょうか?

きっと多くの方が、今 住んでいる「自宅」を想定していると思います。

しかし現実には…
日本創生会議提言 然り…
昨日書いた「老人福祉・介護事業」の倒産状況 然り…
希望を叶えるのは難しいような感じがします。

このギャップをいかにして埋めるか…
政府は勿論ですが、一人ひとりの国民の意識にも求められているように感じます。

過去の記事より

東京圏高齢化危機回避戦略


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2015年7月 5日 (日)

2015年1-4月「老人福祉・介護事業」の倒産状況

昨日は特別養護老人ホーム等に入所されている方が、食費や部屋代の負担の軽減を受ける際の判定要件が見直されることについて書きました。
そして「高齢者にとっては、ますます生きづらい世の中になるのは間違いないようです。」と締めくくったのですが、生きづらい世の中になる要素は他にもあります。

少し前になりますが東京商工リサーチから、こんなデータが公表されました。

2015年1-4月「老人福祉・介護事業」の倒産状況

以下、東京商工リサーチ記事を引用しますが

全体の企業倒産が低水準に抑制されるなか、2015年1-4月の老人福祉・介護事業の倒産は31件(前年同期比63.1%増、前年同期19件)にのぼり、著しい増加をみせた。

とのこと…

現政権のアベノミクスとやらの効果で、企業の倒産件数は減っているのですが、老人福祉・介護事業は、その恩恵を受けられていないようです。

そして、倒産の原因について記事では

原因別では、最多が販売不振(業績不振)の11件(前年同期比37.5%増、前年同期8件)。次いで、事業上の失敗が10件、他社倒産の余波が4件の順だった。
形態別では、事業所の解体・消滅である破産が30件(前年同期比76.4%増、前年同期17件)と全体の9割(構成比96.7%)を占めた。この一方で、再建型の民事再生法は1件(前年同期ゼロ)にとどまり、業績不振の事業所の再建が難しいことを物語った。

としています。

さらに、今後の見通しについて記事では

2015年度の介護報酬改定は、全体で2.27%の大幅引き下げで、9年ぶりのマイナス改定になった。今回の改定では、中重度の要介護者や認知症高齢者への対応強化と、介護職員の処遇改善が拡充された一方で、ほとんどの関連サービスの基本報酬が減額された。
特に小規模型のデイサービス事業は約1割も引き下げられるなど、今回の介護報酬のマイナス改定は、小規模事業者には厳しい内容が多いため、今後の経営にも大きな影響が及ぶことが懸念される。

としています。

仮に、この記事に書かれているように(そうなる可能性は高いと考えますが…)老人福祉・介護事業の経営が厳しくなり、倒産が増加するようになった場合、居場所を失う高齢者が出てくる可能性があります。
さらに、老人ホームが倒産した場合、終の棲家を失う可能性だって出てきます。

高齢者にとって、さらに生きづらい世の中になる可能性が高まっているといえます。

でも、これは今の高齢者だけの問題ではないことに気がついて欲しいと思います。

誰だって年を取るのですから…

過去の記事より

特別養護老人ホームの待機者数


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2015年7月 4日 (土)

利用者負担段階の判定要件見直し

8月1日から特別養護老人ホーム等に入所されている方で、食費・部屋代の負担軽減を受けている方の、軽減が受けられるか どうかの判定要件が変わります。

具体的な判定方法は次の図の通りです。
_
(厚生労働省:周知用リーフレット「食費・部屋代の負担軽減の見直し」より)

図の中で赤字になっているところが、今回 追加された要件です。

資産要件の判定をする際に対象となる預金等の範囲及び確認方法は次の通りです。
Photo
(厚生労働省:周知用リーフレット「食費・部屋代の負担軽減の見直し」より)

タンス預金(現金)が含まれ、その確認方法が自己申告ということであれば、「正直者がバカを見る」制度だと思えるのですが、言いすぎでしょうか?

幸か不幸か、私の両親が生きていたとしても、この改訂の影響を受けることはありませんでした。

しかし来年の8月からは利用者負担段階を判定する際に、年金収入の対象に含まれていなかった非課税の年金(遺族年金・障害年金)を年金収入の対象に含める予定とのこと…

こちらの方は私が読んだ資料の内容の通りであれば、母が生きていたとしたら、影響を受けることになります。

いずれにせよ、高齢者にとっては、ますます生きづらい世の中になるのは間違いないようです。

過去の記事より

利用者負担段階


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FP-Yoshikawa介護ニュース

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2015年7月 3日 (金)

セント・プラス少額短期保険②

一昨日、紹介したセント・プラス少額短期保険について、大まかな概要を確認しましたので、ご報告いたします。
  1. 契約可能年齢
    1. 60歳以上100歳以下(初回契約は要介護2まで、再契約は要介護3以上でも可)

      60歳未満の方が将来の介護に備えて、この保険を使うことは出来ません。

  2. 提供される補償等
    1. 3つのちょこっとプラス

      • 院内あんしん(院内介助費用補償保険)

        公的介護保険制度では対象とならない院内介助サービスを利用した場合に所定の範囲内で院内介助費用を補償

      • あったかゴハン(調理費用補償保険)

        公的介護保険制度では対象とならない調理サービスを利用した場合に所定の範囲内で調理費用を補償

      • しっかり上乗せ(介護保険上乗せ費用補償保険)

        公的介護保険の限度額を超えて介護サービスを利用した場合に所定の範囲内で上乗せ費用を補償

      さらに2つの安心プラス

      • 介護一時金特約MA型

        所定の介護状態になった場合に一時金を支払い
        (特約のため、これだけの契約は出来ません。)

      • ちょこっとプラス・ミニセット

        上記3つの介護費用補償保険と介護一時金を小さくまとめて幅広く補償するセット販売専用の保険

      介護のあとも

        保険の対象となる人が死亡した時に保険金受取人に保険証券等記載の保険金を支払い

セント・プラス少額短期保険では、以上5つの保険と1つの特約を販売しています。

契約可能年齢が60歳以上100歳以下となっているため、60歳未満の方が将来の介護に備えるために、この保険が使えないのは残念です。
(少額短期保険という性格上、仕方がない面はあるのですが…)

個々の補償等の内容につきましては、約款等で詳細を確認の上、改めて報告させていただきます。

過去の記事より

セント・プラス少額短期保険


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2015年7月 2日 (木)

母の車椅子②

今日は、お昼過ぎに母が お世話になった特別養護老人ホームへ行きました。
母が使っていた車椅子を譲渡するにあたり、ちょっと気になることがあり、それを解決するためです。

母は、リウマチの影響で握力が相当衰えており、よく物を落としたりしていました。
そして身体を かがめることも出来ず、自分で落としたものを拾うことが出来ませんでした。

その影響だと思うのですが、車椅子のあちこちに写真の様な汚れがあったんです。

20150702

おそらく食べ物のかすだと思いますが、こぼしたか、飛び散ったものの始末が出来なかったのでしょう。

さすがに このままお譲りするのは気が引けますので、目に見える範囲だけでも きれいにして おこうと思った次第です。

この写真で汚れを見つけた時は、きっと悲惨な状態になっていると思ったのですが、実際には それほど汚れておらず、大体20分程度の掃除で きれいに なりました。

これで心残りなく、お譲りすることが出来ます。

車椅子クン、新しいオーナーさんに可愛がって貰うんだよ!

過去の記事より

母の車椅子


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2015年7月 1日 (水)

セント・プラス少額短期保険

少額短期保険ってご存知ですか?
保険の中で保険金額が少額(具体的な金額は下の表をご覧ください)、保険期間が短期(原則として1年、損害をてん補する事を目的とする保険については2年)の保障(補償)のみを目的とした保険で、平成18年4月より始まった制度です。

1.死亡保険 300万円以下

2.医療保険

(傷害疾病保険)

80万円以下
3.疾病等を原因とする重度障害保険 300万円以下
4.傷害を原因とする特定重度障害保険 600万円以下
5.傷害死亡保険 傷害死亡保険は、300万円以下
(調整規定付き傷害死亡保険の場合は、600万円)
6.損害保険 1,000万円以下
7.低発生率保険 1,000万円以下

従来の保険会社に比べ、小規模でも事業を開始する事が出来るので、色々な保障(補償)が提供されています。

この少額短期保険に介護を専門にする保険があります。

セント・プラス少額短期保険

この会社のweb siteによれば

訪問入浴サービスのスタートから約30年。公的介護保険制度のスタートから10年超。
その実績と日々のお客様の声を活かした約10万件のケアプランを集計・解析、分析することで誕生した新しい発想の補償…
それがセント・プラスの介護保険です。

とのこと。

保障内容等の詳細に関して、現在、私が確認・分析をしております。
今後、このブログで順次 報告させていただきます。

なお、YouTubeに この保険の概要を説明している動画がありました。
ご興味のある方は ご覧ください。
もらえるどっとTV 「セント・プラス」 少額短期保険

過去の記事より

高額介護サービス費


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