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2015年7月 6日 (月)

地方移住に関するアンケート

一月ほど前、日本創生会議より東京圏高齢化危機回避戦略という提言が出されました。
このことは、前にこのブログでも紹介しました。
曰く「2025年以降、東京圏の介護施設の不足が深刻な状態になるので、地方への移住を促進すべき。」というもの…

この提言を受けて、住宅・不動産情報サイトのオウチーノが「地方移住に関するアンケート」を実施しました。
オウチーノのweb siteでアンケート内容を伝えているものを探しましたが、見当たりませんでしたので、以下、この内容を伝えているCBnews記事(高齢の地方移住、8割がNO- 創成会議の提言受け、不動産サイトが調査)を引用にします。

住宅・不動産情報サイトのオウチーノでは、25年には後期高齢者となる東京圏の65歳以上の男女を対象に、地方移住に関するアンケート調査を実施。522人から有効回答を得た。
地方に移住したいかとする質問では、「移住したい」と答えた人は16.7%にとどまり、83.3%は「移住したいとは思わない」と答えた。また、「移住したいとは思わない」と答えた人に対し、何が解決すれば地方移住を考えられるかと聞いたところ、最も多かった回答は「何が解決されても地方移住は考えられない」の43.3%だった。

日本創成会議提言を東京圏に住む多くの方が、受け入れられないと考えているようです。

ところで、私は「このアンケート、もう一歩踏み込んでも良いのかな…」などと思ったりします。

『年を取ったら今の「自宅」を移りたいですか?』

オウチーノのアンケート結果の中の「移住したいとは思わない」と答えた方、特に「何が解決されても地方移住は考えられない」と答えた方に、この質問をしてみたいと思います。

おそらく多くの方が

『今の「自宅」を移りたくないんだ!』

と、おっしゃるのではないかと…

それを裏付ける、というわけではないのですが、こんなデータがあります。
内閣府が行った「平成24年度 高齢者の健康に関する意識調査」の中に「最期を迎えたい場所」として、54.6%(男性 62.4%、女性 48.2%)の方が「自宅」と答えています。

この調査では「介護を受けたい場所」についても聞いています。
こちらは、34.9%(男性 42.0%、女性 29.1%)の方が「自宅」での介護を希望しています。

ところで、この調査に答えた方が想定している「自宅」とは…
最期を迎える直前に住んでいた「自宅」でしょうか?
介護が必要になった時に住んでいた「自宅」でしょうか?

きっと多くの方が、今 住んでいる「自宅」を想定していると思います。

しかし現実には…
日本創生会議提言 然り…
昨日書いた「老人福祉・介護事業」の倒産状況 然り…
希望を叶えるのは難しいような感じがします。

このギャップをいかにして埋めるか…
政府は勿論ですが、一人ひとりの国民の意識にも求められているように感じます。

過去の記事より

東京圏高齢化危機回避戦略


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