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2015年8月20日 (木)

介護保険のことば(10)通所リハビリテーション

介護保険の用語などの簡単な説明、今日は「通所リハビリテーション」についてです。

「通所リハビリテーション」については、「介護保険法」第8条第8項で、次のように規定しています。

第8条

8  この法律において「通所リハビリテーション」とは、居宅要介護者(主治の医師がその治療の必要の程度につき厚生労働省令で定める基準に適合していると認めたものに限る。)について、介護老人保健施設、病院、診療所その他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、当該施設において、その心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われる理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションをいう。

例によって私なりに整理してみると…

「通所リハビリテーション」とは、

居宅要介護者が
病院などでしてもらう
リハビリテーション

という感じでしょうか…

もう少し細かく見ていきましょう。

まず「居宅要介護者」から…

訪問リハビリテーション」同様、「主治の医師がその治療の必要の程度につき厚生労働省令で定める基準に適合していると認めたものに限る」という条件をつけているのでので確認してみます。

この厚生労働省令は、「介護保険法施行規則」第11条のことで、次のように規定しています。

(法第8条第8項 の厚生労働省令で定める基準)
第11条  法第8条第8項 の厚生労働省令で定める基準は、病状が安定期にあり、次条に規定する施設において、心身の機能の維持回復及び日常生活上の自立を図るために、診療に基づき実施される計画的な医学的管理の下における理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションを要することとする。

この規定、「訪問リハビリテーション」の「介護保険法施行規則」第8条と、ほとんど内容が変わりません。
違うところは「介護保険法施行規則」第8条の「居宅において」が「次条に規定する施設において」に変わっただけ…

結局、病状が安定している「要介護者」に限られるという事です。
さらに、「理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションを要すること」とありますので、リハビリテーションが必要な「要介護者」ということになります。

次の「病院などでしてもらう」は、「介護老人保健施設、病院、診療所その他の厚生労働省令で定める施設に通わせ、当該施設において」のことですが、「介護老人保健施設、病院、診療所その他の厚生労働省令で定める施設」とありますので確認してみます。

この厚生労働省令は、「介護保険法施行規則」第12条のことで、次のように規定しています。

(法第8条第8項 の厚生労働省令で定める施設)
第12条  法第8条第8項 の厚生労働省令で定める施設は、介護老人保健施設、病院及び診療所とする。

「介護保険法」の規定が「介護老人保健施設、病院、診療所その他の厚生労働省令で定める施設」、「介護保険法施行規則」の規定が「介護老人保健施設、病院及び診療所とする」…

「その他の厚生労働省令で定める施設」は何?

などと思ってしまいます。
将来的に、「通所リハビリテーション」が出来る場所に「介護老人保健施設、病院、診療所」以外の施設が加わる、ということなのでしょう。

最後の「リハビリテーション」は、「その心身の機能の維持回復を図り、日常生活の自立を助けるために行われる理学療法、作業療法その他必要なリハビリテーションをいう」のことで「訪問リハビリテーション」と全く同じです。
詳しくは「訪問リハビリテーション」をご覧ください。

過去の記事より

介護保険のことば(9)通所介護


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