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2015年9月26日 (土)

介護保険のことば(25)介護支援専門員

介護保険の用語などの簡単な説明、今日は「介護支援専門員」についてです。

「介護支援専門員」については、「介護保険法」第7条第5項で、次のように規定しています。

第7条

5 この法律において「介護支援専門員」とは、要介護者又は要支援者(以下「要介護者等」という。)からの相談に応じ、及び要介護者等がその心身の状況等に応じ適切な居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービス、介護予防サービス若しくは地域密着型介護予防サービス又は特定介護予防・日常生活支援総合事業(第115条の45第1項第1号イに規定する第一号訪問事業、同号ロに規定する第一号通所事業又は同号ハに規定する第一号生活支援事業をいう。以下同じ。)を利用できるよう市町村、居宅サービス事業を行う者、地域密着型サービス事業を行う者、介護保険施設、介護予防サービス事業を行う者、地域密着型介護予防サービス事業を行う者、特定介護予防・日常生活支援総合事業を行う者等との連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識及び技術を有するものとして第69条の7第1項の介護支援専門員証の交付を受けたものをいう。

ケアマネジャーに関する規定です。

今回も長い条文なので整理してみます。

「要介護者又は要支援者」という部分は、「以下『要介護者等』という。」となっているので「要介護者等」に置き換えます。
「特定介護予防・日常生活支援総合事業」の後のカッコ書きの部分は「特定介護予防・日常生活支援総合事業」の説明のようですが、今回はそこまで突っ込む必要はないと思われるので省きます。

さらに、「居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービス、介護予防サービス若しくは地域密着型介護予防サービス又は特定介護予防・日常生活支援総合事業」はサービスを羅列しているだけなので「居宅サービス等」とまとめ、「居宅サービス事業を行う者、地域密着型サービス事業を行う者、介護保険施設、介護予防サービス事業を行う者、地域密着型介護予防サービス事業を行う者、特定介護予防・日常生活支援総合事業を行う者等」もサービス事業を行う者の羅列なので「居宅サービス事業等を行う者など」とまとめます。

すると…

この法律において「介護支援専門員」とは、要介護者等からの相談に応じ、及び要介護者等がその心身の状況等に応じ適切な居宅サービス等を利用できるよう市町村、居宅サービス事業等行う者などとの連絡調整等を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識及び技術を有するものとして第69条の7第1項の介護支援専門員証の交付を受けたものをいう。

となりました。

この文章をザックリとまとめると…

「介護支援専門員」とは、

要介護者等からの相談に応じ、その人の心身の状況等を見極め
適切な居宅サービス等を利用できるよう
市町村や居宅サービス事業等を行う者などとの連絡調整等を行う
有資格者

という感じになるかと…

もう少し細かくみていきましょう。

最初の「要介護者等からの相談に応じ、その人の心身の状況等を見極め」は、「要介護者又は要支援者(以下「要介護者等」という。)からの相談に応じ、及び要介護者等がその心身の状況等に応じ」のことですが、特に問題ないかと思います。
要介護者又は要支援者の相談に真摯に対応し、その人が客観的に見てどのような状況にあるかを判断するということです。

次の「適切な居宅サービス等を利用できるよう」は、「適切な居宅サービス、地域密着型サービス、施設サービス、介護予防サービス若しくは地域密着型介護予防サービス又は特定介護予防・日常生活支援総合事業(第115条の45第1項第1号イに規定する第一号訪問事業、同号ロに規定する第一号通所事業又は同号ハに規定する第一号生活支援事業をいう。以下同じ。)を利用できるよう」のことですが、これも特に問題ないかと思います。
介護保険の対象になる多くのサービスの中から、その人にあった適切なサービスを選択するということです。

その次の「市町村や居宅サービス事業等を行う者などとの連絡調整等を行う」は、「市町村、居宅サービス事業を行う者、地域密着型サービス事業を行う者、介護保険施設、介護予防サービス事業を行う者、地域密着型介護予防サービス事業を行う者、特定介護予防・日常生活支援総合事業を行う者等との連絡調整等を行う者であって」のことです。
最初に「市町村」と出てきますが、介護保険制度は市町村によって運営されています。
ですから、ここの意味は、「介護保険制度を運営する側と介護サービスを提供する側の間に入って連絡調整を行う」としても良いかもしれません。

最後の「有資格者」は「要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門的知識及び技術を有するものとして第69条の7第1項の介護支援専門員証の交付を受けたものをいう。」のことです。
介護支援専門員の仕事は誰にでもできるわけではなく、所定の資格を持った人にしか出来ません。
詳細は改めて別の機会にさせていただきます。

過去の記事より

介護保険のことば(24)居宅介護支援


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