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2015年9月24日 (木)

生きる気力

2週間ほど前の「つなごう医療 中日メディカルサイト」に「高齢者の救急搬送」というタイトルの記事が出ていました。

そして、この中に次の記述が…

市内の別の場所で暮らす長男(40)が、連絡を受けて駆けつけた。「食欲が落ち、配食サービスも自分で断ってしまった。本人の気力がなく、どうすればいいのか」と頭を抱えた。

つなごう医療 中日メディカルサイト:『高齢者の救急搬送』より

実は私も母の最後の入院の前から入院中にかけて、似たような経験や似たような気持ちになったことがありました。

入院中、食欲が無かったことは何度も書きましたが、実は母の口から「気力が失せた」的な発言を何回も聞きました。

当初は、発熱のため身体が だるかったことが原因だったと思っています。
例えば、下の写真は入院してから約1週間後に撮ったものですが、食事を口に運んでいる様子が写っています。
表情を見る限り、食事をすることを苦痛に思っているようには感じられません。

20150211

母自身も、自分がしなければ いけないことが出来ない(やりたくない)ことについて、自分自身に疑問を持っていましたから…

しかし、上の写真を撮った半月後、肺炎の原因が誤嚥ではないか ということで絶食になります。
絶食を終えたあとも普通食にはならず、ミキサー食でした。
ミキサー食が口に合わず、食欲はどんどん落ちていきました。

次の写真は、上の写真の1ヶ月後に撮ったものですが、表情が全く冴えません。

20150311

この時点で生きることに対する気力が、どんどん失せていったのではないかと思います。
食事が口に合わず身体も思うように動かなくなっていく
自分の先行きに希望を失い、生きる気力を失ったとしても、仕方がなかったように思います。

さて話は変わりますが、日本では自殺者のうち高齢者が占める割合が高いというデータが出ています。
その原因の多くが健康上の理由とか…

年をとってから健康を損なった場合、自分の先行きに不安を感じ、希望を失ってしまう…
そして生きる気力を失い、自殺をしてしまう…
そんなプロセスがあるように感じるのですが、いかがでしょうか?

であれば、大きな希望を持たせないまでも、先行きの不安を少しでも取り除くことで、高齢者の自殺を減らせるような気がします。

若輩者が生意気なことを書きました。

過去の記事より

リハビリの優等生・落第生


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