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2015年10月12日 (月)

できていない国を見習うのであれば…

今日(10月12日)の「みんなの介護ニュース」に、こんな記事が出ていました。

この事実をどう考える?
世界中で長期的・継続的ケアを受ける高齢者は6パーセント弱

記事によれば

世界的に高齢化が急激に進む一方、高齢者の半数以上に当たる約3億人もの人々が必要とする長期的・継続的なケアを受けられていないという事実があります。これは国際労働機関(ILO)が発表したもので、高齢社会の由々しき問題の一つであり、世界中の悩みの種といえそうです。
国際労働機関(ILO)によれば、国民全員に長期ケアを提供できている国は、ドイツや日本など、世界のわずか5.6パーセント。ヨーロッパの先進諸国でも高齢者の長期ケアに割かれた予算は、何と国内総生産の2パーセント以下であり、高齢者自身が全額負担しなければならない傾向が強いとのこと。また、アフリカでは高齢者の90パーセント以上が、長期的・継続的なケアを受けられる状況にはないことがわかりました。

みんなの介護ニュース
この事実をどう考える?世界中で長期的・継続的ケアを受ける高齢者は6パーセント弱』より

とのことです。

いささか衝撃的な事実です。

海外の高齢化の実態に驚くとともに、日本が国民全員に長期ケアを提供できている国に含まれていることにも驚かされます。

日本の高齢化は、世界で最も進んでいると言われています。
その影響で社会保障費が年々増え、財政を圧迫しています。
そして、日本の財政は年々悪化しています。

先日も、厚生労働省から平成25年度の国民医療費が発表されました。
初めて40兆円を超えたそうです。

財政再建が大命題の政府にしてみれば、いかにして社会保障費を削減するかがポイントに…
そのことを否定するつもりは毛頭ありません。

でもね…

もう少し知恵を使っていただけませんか!

これまで日本では、長期の療養を必要とする高齢者が病院に入院することを「社会的入院」と揶揄し、忌み嫌ってきました。
「日本では入院期間が他の国に比べ長い。それは『社会的入院』が原因だ!」と言わんばかりに…

他の国が全て、国民全員に必要な長期ケアを提供できているのであれば、「社会的入院」を悪者扱いすることも理解できます。
でも、できていない国と比べでいるのであれば、できている日本の入院期間が長くなるのは当たり前ではないでしょうか?

できていない国を見習うのであれば その様にハッキリと宣言して下さい。

「長期ケアを必要とする高齢者は切り捨てます!」と…

多分、多くの国民は、その方がスッキリしますよ!

もっとも、それを言うだけの勇気がある政治家も官僚もいないでしょうけど…

いずれにせよ、もう少し知恵を使って下さい。
政治家も官僚も現場を理解できていません。
現場を知らないから知恵が生まれないんです。

政治家や官僚の皆さん、一度 医療や介護の現場を体験されてはいかがですか!

過去の記事より

これからの日本の高齢者医療は…


FP-Yoshikawaで検索してください

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