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2015年12月25日 (金)

末期がん と介護保険②

12月21日の読売新聞の医療系サイト、「yomiDr.(ヨミドクター)」に次の記事が掲載されていました。

40~64歳の末期がん患者、6割が介護申請せず

この記事は、患者支援団体のNPO法人HOPEプロジェクトが行った、介護保険の第2号被保険者にあたる、40歳以上65未満のがん患者を見取った経験のある方、200人にインターネットで行った調査を紹介したものです。

これによれば、64%の方が介護保険の要介護認定の申請をしていなかったとのこと…
介護保険の第2号被保険者は、末期がんを含め16種類の特定疾病が原因で「要介護状態」になった場合、要介護認定を受けられれば介護保険のサービスを利用することができます。

つまり、64%の方が、40歳以上でも介護保険の保険料を払っていれば介護保険を利用できる可能性がある、ということをご存じなかったわけです。

さらに介護保険が利用できることを知ったのは、行政から情報を得たケースが最も多かったとのこと…
となると、その様な機会に恵まれなかった方が、少なからず いらっしゃるのではないかと思われます。

末期がん以外の特定疾病を患っている方の中にも、介護保険を利用できる可能性があるにもかかわらず、要介護認定の申請されていない方が、たくさん いらっしゃるかもしれませんね。

この他に記事では、要介護認定を受けられても「要介護1」以下の低い評価になる場合が少なからずあり、介護保険のサービスを十分に受けられなかった、ということも書かれています。

末期がんの場合、要介護認定の申請をした時点では介護の必要性があまりなく、要介護度を低く評価されるケースは多いようです。
ただ、がんの場合、病状が急速に悪化し、介護の必要性が高くなるケースもあります。

このような場合、要介護度の区分変更申請をすることで、実情に合った要介護度にすることは可能です。
記事には、区分変更申請について書かれていませんでしたので何ともいえませんが、この制度も ご存じない方が多いのではないかと思います。

いずれにせよ、制度を上手く利用するためには、制度がどうなっているか知っておく必要があります。
そのためには、制度に関する情報が必要不可欠です。

ただ、イザとなってから制度の情報収集をするとなると、どうしても時間が限られるため、満足な情報が得られないのではないかと思います。
こうしたことを防ぐためには、日頃から情報収集をしておくべきではないでしょうか。
あとから後悔しないためにも、日頃から情報収集をしておくべきではないでしょうか。

過去の記事より

末期がん と介護保険


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