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2016年1月22日 (金)

高齢者の入浴中の事故に御注意ください!

一昨日(1月20日)、消費者庁より次のニュースリリースが公表されました。

冬場に多発する高齢者の入浴中の事故に御注意ください!

これによれば、平成26年の家庭の浴槽での溺死者数が、平成16年の2,870人から、約1.7倍の4,866人に増加したとのこと…
このうち約9割の4,427人が、65歳以上の高齢者でした。
特に75歳以上の増加が顕著で、平成16年の1,836人から、平成26年は約1.9倍の3,533人となっています。

入浴中の事故死は、12 月~2月にかけて全体の約5割が発生しており、事故の数と気温に関係があるという研究報告もあるとのこと…
さらに入浴中の事故の ほとんどが浴槽内で起きていることから、日本独特の入浴方法が関係していると考えられています。
そして、入浴中の事故の中には、既往症のない人や原因がはっきりしない事故も発生しています。

このような入浴中の事故を防ぐため、このニュースリリースでは、次の注意事項を挙げています。

  1. 入浴前に脱衣所や浴室を暖める
  2. 湯温は 41 度以下、湯に漬かる時間は 10 分までを目安に
  3. 浴槽から急に立ち上がらない
  4. アルコールが抜けるまで、また、食後すぐの入浴は控える
  5. 入浴する前に同居者に一声掛けて、見回ってもらう

さらに、入浴者の異常に気が付いた場合の対処方法として…

  1. 浴槽の栓を抜く。大声で助けを呼び、人を集める。
  2. 入浴者を出せるようであれば浴槽内から救出する。ただちに救急車を要請する。
    (出せないようであれば、蓋に上半身を乗せるなど沈まないようにする。)
  3. 浴槽から出せた場合は、肩を叩きながら声をかけ、反応があるか確認する。
  4. 反応がない場合は呼吸を確認する。
  5. 呼吸が無い場合には胸骨圧迫を開始する。
  6. 人工呼吸ができるようであれば、胸骨圧迫30回、人工呼吸2回を繰り返す。
    できなければ胸骨圧迫のみ続ける。

としています。

いずれにせよ、入浴中の事故が多い時期は まだまだ続きます。
上記の注意事項を守り、入浴中の事故を防ぐよう、心がけていただきたいと思います。

なお、ニュースリリースの最後には、55 歳以上の男女3,900名にインターネットで行った、「入浴に関するアンケート調査」の結果が掲載されています。
ぜひ、参考にしてみて下さい。

過去の記事より

高齢者のやけどに御注意ください!


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