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2016年2月の29件の記事

2016年2月29日 (月)

認知症患者と損害賠償

明日(3月1日)、認知症の家族がいらっしゃる方や認知症の方の介護をされている方にとって、注目すべき裁判の判決が下されます。
平成19年12月に愛知県大府市で、認知症男性が徘徊中に列車にはねられて死亡した事故の最高裁判決です。
この事故では、JR東海が亡くなった男性の遺族に対して損害賠償を求めて裁判を起こしました。

まず、事故の概要を振り返りましょう。

事故に遭われたのは当時91歳の男性、アルツハイマー型認知症を患っており要介護度は4、当時85歳の妻と同居していました。
また、横浜に住んでいる男性の長男の妻も近くに単身で転居して、男性の介護をしていました。
男性には過去に徘徊暦が2度あり、自宅には出入りを知らせるセンサーが取り付けてありました。

平成19年12月7日、男性がデイサービスから帰宅後、妻や長男の妻とお茶を飲むなどの時間を過ごした後、長男の妻が片付けのために その場を離れ、妻が僅かな時間、うたた寝をしている間に、男性は自宅を抜け出してしまいました。
その時、自宅の出入りを知らせるセンサーの電源は切られていました。
そして、自宅を抜け出してから約1時間後、3キロほど離れたJR共和駅の構内から線路に入り、列車にはねられ死亡しました。

この事故により、JR東海は振替輸送の費用など約720万円の損害を被りました。

次に、地裁・高裁の判決を振り返ります。

一審の名古屋地裁では、JR東海の主張を全面的に認め、妻と介護方針を決めた長男の2人に、JR東海が請求した全額、約720万円の支払いを命じました。

二審の名古屋高裁では、妻に同居する配偶者としての民法上の監督義務があり賠償責任を負うとした上で、JR東海にも駅の安全対策が不十分だったとして、賠償額を半額の約360万円に減額しました。なお、一審で事実上の監督者とされた長男は、20年以上も別居して暮らしていることなどから責任を免じられました。

両者は、この判決を不服として、最高裁に上告しました。

それでは、地裁・高裁の判決に対する認知症の人の家族等の反応は…

まず、「認知症の人と家族の会」の見解です。

「家族の会」は、家族に責任を押し付けるべきではないと主張してきました

二度にわたり家族の「落ち度」を認めた判決は、認知症に対する社会的な理解を求めてきた介護家族を大きく落胆させ、在宅介護への不安をつのらせるものでした

どんなに家族が注意しても、どんなに社会的な支援が充実しても認知症の人が一人で外に出かけることを完全になくすことはできません。同様に、鉄道会社が認知症の人が軌道内に立ち入ることを完全に防ぐこともできません。つまり、何らかの被害や損害が発生することはあり得るということです。だからこそ、「家族の会」は、誰かが誰かを責めるのではなく、損害の社会的な救済制度を提案しているのです

認知症の人と家族の会
最高裁に期待する!_鉄道事故被害の社会的救済に道拓く判決_認知症列車事故_最高裁判決に向けての見解」より)

認知症の人と家族の会」の この裁判に対する その他の見解等は、下のリンクからご覧いただけます。

認知症JR列車事故

次に、「認知症ONLINE」の読者を対象にしたアンケート調査の結果です。

このアンケート調査は、認知症の介護経験を持つ「認知症ONLINE」の全国の20代~70代の読者、男女100名を対象に今年2月3日行われました。

『徘徊中の事故で発生した賠償金を介護家族(遺族)が支払うべき、という今回の第二審判決への賛否を教えてください。認知症ONLINE【調査結果】介護経験者70%が反対|認知症徘徊で起きた事故、家族は賠償責任を負うべきか」より)』という質問に対して、「賠償すべき」と答えた人が8%、「賠償すべきではない」と答えた人が71%、「どちらともいえない」と答えた人が21%でした。
多くの人が、介護家族が損害賠償金を支払うことに否定的です。

次に、『認知症の人を介護する家族の「監督責任」の有無についてどう考えますか。認知症ONLINE【調査結果】介護経験者70%が反対|認知症徘徊で起きた事故、家族は賠償責任を負うべきか」より)』という質問に対して、「監督責任なし」と答えた人が17%、「監督責任あり」と答えた人が65%、「どちらともいえない」と答えた人が18%でした。

以上の2つの質問を踏まえて「認知症ONLINE」では、「認知症の人を介護する上で、家族にはある程度の“監督責任”はあるが、“損害賠償”支払いまで認めることは過剰認知症ONLINE【調査結果】介護経験者70%が反対|認知症徘徊で起きた事故、家族は賠償責任を負うべきか」より)」としています。

認知症ONLINE」のアンケート調査の詳細をご覧になりたい方は、下のリンクからご覧ください。

介護経験者70%が反対
認知症徘徊で起きた事故、家族は賠償責任を負うべきか


果たして、最高裁は こうした意見を判決に どの様に反映させるでしょうか?
判決は、明日(3月1日)に下されます。

過去の記事より

認知症対策として国民が国に望んでいること


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2016年2月28日 (日)

大人用おむつ等に関する情報です…

2月18日付で大王製紙より、高齢者向けの2つの商品の発売の発表がありました。
1つが「大人用紙おむつ」、もう1つが「大人用紙パンツ」です。
今日は、この2つの商品を簡単に紹介します。

まず、「大人用紙おむつ」から…
在宅介護にせよ、施設介護にせよ、おむつ交換は大変な負担です。
また、様々な理由で、おむつの交換がすぐに出来ないケースもあります。

今回、発売される商品は、長時間おむつを着けていても安心して使え、おむつ交換の負担が軽くなることを目的に作られました。
そして、長時間の使用でも、肌のトラブルの発生や不快感が軽減されるとのこと…

3月21日からの発売なのですが、残念なことに今回は業務用のみということです。
ただ、大王製紙ニュースリリースを見ると、在宅介護の課題として、『長時間被介護者のおむつ交換を出来ない場合がある大王製紙ニュースリリース『お肌への刺激をさらに少なく、そしてさらにやわらかく_S ケア夜 1 枚安心パッド ハイグレード多いタイプ』より)』ことを挙げ、その課題解決に繋がるとしていることから、いずれ一般用も発売されると思います。

詳細は下のリンクで ご覧ください。

お肌への刺激をさらに少なく、そしてさらにやわらかく
S ケア夜 1 枚安心パッド ハイグレード多いタイプ

次は、「大人用紙パンツ」です。
加齢による「失禁」…
本人が症状を自覚していても、「大人用紙パンツ」は見栄えが悪い、はき心地が悪いなどの理由で、使わない方が少なからずいらっしゃるとか…

今回、発売される商品は、そんな方 向けの商品です。
大王製紙ニュースリリースでは、『「紙パンツ特有の表面の凸凹感」を軽減するために、新素材の全面伸縮フィルムを採用する事で、布下着により近いはきごこちの紙パンツを実現しました大王製紙ニュースリリース『新発想!全面伸縮フィルム構造で実現した「現代のシニア」に向けた新しい下着のカタチ_スポーツパンツ_~はいている事を忘れるくらいのはき心地~』より)』とのことです。

この商品も3月21日からの発売です。
こちらは一般向けに発売されます。

詳細は下のリンクで ご覧ください。

新発想!全面伸縮フィルム構造で実現した
「現代のシニア」に向けた新しい下着のカタチ
スポーツパンツ
~はいている事を忘れるくらいのはき心地~

B_ornament_29_0m

色々と良い商品が開発されていますよね。
ただ、その商品を使うか使わないかの判断は、自分自身の価値観に合わせれば良いと思います。

でもね…

情報収集だけは、しっかり しておきましょう!
それ上で判断すれば良いのですから…

これからも、このような情報を見つけましたら、どんどん発信させていただきます。

過去の記事より

在宅介護と臭いの研究


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2016年2月27日 (土)

福祉用具国民会議から 署名のお願い

2月24日付で「シルバー産業新聞社」のサイトに、次の記事が掲載されました。

福祉用具を活用し高齢社会における自立促進実現を
求める署名にご協力ください

「福祉用具国民会議」という団体から、署名呼びかけです。
以下、記事を引用します。

署名呼びかけの主旨

 政府・財務省は歳出削減を社会保障費に集中させ、2018年からの介護保険制度を大幅に見直す案を出しています。その骨子は、介護保険サービスの「自己負担化」であり、具体的には要支援1から要介護2までの福祉用具貸与・特定福祉用具販売・住宅改修について、原則自己負担(一部補助有)に切り替えるというものです。例えば、福祉用具の貸与が要介護3以上の利用者に限るということになると、現在の福祉用具レンタル利用者の40%から50%が利用できなくなると言われています。

シルバー産業新聞社福祉用具を活用し高齢社会における自立促進実現を求める署名にご協力ください」より)

ちなみに、「介護給付費等実態調査月報(平成27年12月審査分)」によれば、福祉用具貸与の受給者総数は 1,525.5千人でした。
このうち要介護1の方が 308.9千人、要介護2の方が 479.7人で、福祉用具貸与の受給者総数の 51.7%を占めています。
(下記表参照:表をクリックすると拡大します。)
_

 国民視点で福祉用具のあり方を考える福祉用具国民会議は、歳出削減という財政面だけに目が行き、その矛先を本来平等に分配されるべき社会保障費に向け、なかんずく「要介護軽度者」に向けている政策は、変更を迫る必要があると考えます。

シルバー産業新聞社福祉用具を活用し高齢社会における自立促進実現を求める署名にご協力ください」より)

B_ornament_29_0m

次の介護保険制度の見直し案として、色々な案が出てきていますが、どれも影響の大きそうなものばかりですね。
見直しを実施した結果、国民にとって、制度にとってプラスに作用するものであれば、大いに見直しをしていただきたいのですが、でなければ止めていただきたいですよね。

要支援1から要介護2までの方に対する、福祉用具貸与・特定福祉用具販売・住宅改修の原則自己負担は、プラスに作用する可能性は低いと思います。
ですから、何としてでも止めていただきたい。

ご賛同いただける方…
是非とも、署名にご協力ください。
署名用紙は、下記リンクからダウンロードできます。

福祉用具を活用し高齢社会における自立促進実現を
求める署名にご協力ください

よろしく お願い致します。

過去の記事より

軽度要介護者の訪問介護見直し


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2016年2月26日 (金)

祖母の命日③

今日2月26日は、父方の祖母の命日です。
昨年暮れのお墓参りから、 しばらく行っていなかったので、今日 行くことに…

まずは例によって、位牌を仏壇に移し、お供えをして、いつもより長めのお経を上げました。

20160226_1

それから お墓に行ったですが、我が家のお墓は岐阜県可児市の霊園にありますので、自宅から片道 約2時間の小旅行です。

途中、天気も良く、比較的順調だったのですが、お墓についてから、突然曇り始め、風も強くなり、少しだけですが雨がパラパラと…

結局、お墓の周りの雑草をむしったりした後、軽く手を合わせるくらいのことしかできませんでした。

20160226_2

帰り道では、短い時間でしたが雨になました。
しかし自宅付近では、雨が降った形跡は ありませんでした。
自宅とお墓、ずいぶん離れていることを再認識しました。
でも、十分なお参りが出来なかったことが いささか残念です。

お参りは次の機会に、ということですね。

過去の記事より

祖母の命日②


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2016年2月25日 (木)

2016年度の現役世代の介護保険料について

既に報道されているので ご存知かと思いますが、来年度(2016年度)の現役世代(40歳~64歳)の介護保険料が、過去最高の金額になるとの推計を厚生労働省が公表しました。
月額平均 5,352円で、今年度からは175円増えるようです。

世間では2%の物価上昇が達成困難と四苦八苦している状況で、3%強の値上げをあっさりしてしまうんですね、などと この数字を見た時は思ってしまいました。

しかし、支払う介護保険料の総額を考えると…

平均的な保険料の支払い総額は、先ほどの月額平均保険料 5,352円の12ヶ月分に、40歳~64歳までの期間と64歳の平均余命、男性 20.08年、女性  25.07年(平成26年簡易生命表 より)を足した年数を掛ければ計算できます。

男性
5,352円×12ヶ月×(25年+20年)=2,890,080円

女性
5,352円×12ヶ月×(25年+25年)=3,211,200円

となります。

この金額を見ると、正直なところ、ちょっと微妙な感覚になります。
300万円前後の保険料で寝たきりになった場合、終身介護が受けられるわけですから…
今後、保険料が その年の物価上昇の範囲で収まるのであれば、これも有りなのかなという気がしないでもありません。

しかし、過去の介護保険料の推移や保険給付の内容の変わり方、現在、国が考えている保険給付の削減案、そして、介護業界が抱えている様々な問題点を解決すること などを冷静に考えた場合、保険料の上昇を物価上昇の範囲内で収めることは不可能だと思います。
(ちなみに、介護保険制度が始まった2000年当時の月額平均保険料は 2,075円だったそうです。今回推計された月額平均保険料の約 2.58倍ですよね。17年間で物価って約 2.58倍倍になっているでしょうか?)

むしろ、介護業界が抱えている様々な問題点を解決し、当初の保険給付通りの制度を行った場合、どれくらいの保険料が必要なのか を提示していただいた方が わかりやすいと、個人的に思ってしまうのですが…
そして、その数字をたたき台に国民的な議論をした方が、誰もが納得できる制度になると思います。

何も わからない素人が、生意気なことを言って申し訳ありません。
でも、保険料の増額を小出しにされるより、給付内容の悪化を小出しにされるよりは良いような気がするんですけどね…

いずれにせよ、これからは介護保険制度の「お金」についても注視していきたいと思います。
そして、何か気が付いたことがありましたら、このブログなどで発信したいと思います。

過去の記事より

介護保険料の少ない地域をヒントに?


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2016年2月24日 (水)

『平成27年 厚生労働統計のあらまし』より…

今日(2月24日)付で厚生労働省より、『平成27年 厚生労働統計のあらまし』が公表されました。
Photo
今日は、この中から『高齢者』や『介護』に関連するデータをいくつか紹介したいと思います。

最初のデータは、『家族形態別にみた65歳以上の者の構成割合の年次推移』です。
(グラフをクリックすると拡大します。)

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厚生労働統計のあらまし』には、『単独世帯、夫婦のみの世帯の者の割合が上昇傾向』というコメントが出ていますが、『配偶者のいない子と同居』の割合も増えています。
個人的には、こちらの方が気になります。
50過ぎの独身男が偉そうなことを言える立場ではありませんが、今の日本が抱える問題の一つだと思います。

次のデータは、『年齢別にみた同居の主な介護者と要介護者等の割合の年次推移』です。
(グラフをクリックすると拡大します。)

Photo_2
表のタイトルは回りくどい表現をしていますが、要するに、『老老介護』が増えているということです。
既に65歳以上の人口増加のピークを過ぎていますので、今後は75歳以上同士の割合が増えていくことになるのではないかと思います。

そして次のデータは、『1世帯当たり平均所得金額の年次推移-昭和60~平成25年-』です。
(グラフをクリックすると拡大します。)

6025
『全世帯』の平均所得金額は平成6年をピークに下降トレンド、『児童のいる世帯』は平成8年をピークにデコボコは有るものの、大体横這い、そして『高齢者世帯』は平成10年をピークに ほぼ横這い…
世代や立場によって異なる評価になるのでしょうが、私は、『今の高齢者、これで幸せなのかなぁ~』と思ったりします。

最後のデータは、『要介護者別利用者数の構成割合(介護サービス)-平成25年9月-』です。
(グラフをクリックすると拡大します。)

25
厚生労働統計のあらまし』には、『訪問入浴介護の利用者では「要介護5」が最も多い』というコメントが出ていますが、基本的に動けない人が「要介護5」でしょうから、当然の結果だと思ってしまいました。
私は相変わらず捻くれ者ですね。

さて、この他のデータをご覧になりたい方…
厚生労働省の関連サイトに、リンクを張っておきますので ご覧ください。

平成27年 厚生労働統計のあらまし

過去の記事より

何歳まで働きますか?


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2016年2月23日 (火)

平成28年2月23日付 厚生労働省からの注意喚起

厚生労働省より、本日(2月23日)付で、次の注意喚起情報が公表されました。

『「高齢者向け給付金(年金生活者等支援臨時福祉給付金)」 の
“振り込め詐欺”や“個人情報の詐取”にご注意ください』

同時に以下のリーフレットも公表されています。
(リーフレットの画像をクリックするとpdfファイルをご覧いただけます。)
Photo

高齢者向け給付金(年金生活者等支援臨時福祉給付金)とは、平成27年度の補正予算の目玉の一つ、低所得の高齢者、約1,200万人に3万円ずつ支給する給付金のことです。

その給付金を受取るにあたって、「振り込め詐欺」の被害にあったり、「個人情報の詐取」されては堪ったものではありません。

リーフレットの注意事項を よくお読みの上、くれぐれも ご注意ください。

過去の記事より

平成27年10月30日付 消費者庁からの注意喚起


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2016年2月22日 (月)

ふと思ったこと…

私、昨日、もう一つのブログ「FP-Yoshikawa独り言」で、次のタイトルの投稿をしました。

不労所得を得るために必要な資産

この中で、毎月20万円の不労所得を定期的に得るために必要な資産を年間利回り1%~5%で計算してみたんです。
こんな感じで…

毎月20万円得るために必要な資産額は…
まず月々に得る金額を年間に直します。

20万円×12ヶ月=240万円

この金額を
年1%の利回りで得るために必要な資産額は…

240万円÷1%=2億4,000万円

年2%なら…

240万円÷2%=1億2,000万円

年3%なら…

240万円÷3%=8,000万円

年4%なら…

240万円÷4%=6,000万円

年5%なら…

240万円÷5%=4,800万円

FP-Yoshikawaの独り言:「不労所得を得るために必要な資産」より)

そして、その時、ふと思ったんです。

年5%だったら、俺の学生の頃、定期預金の利息で それくらい あったよな…

そして、もう一つ、ふと思ったことがあるんです。

待てよ、お年寄りが高利回りを謳う投資詐欺の被害に遭うのって、この頃の経験が影響していないか?

と…

何を くだらないこと言ってるの!」なんて、お叱りを受けそうですが、私自身、「240万円÷5%=4,800万円」という計算式を見ていて、スーと引き込まれそうな感じがしたものですから…

一人前に成りきれないファイナンシャルプランナーの くだらない注意喚起ですが、頭の片隅にでも置いていただければ幸いです。

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なお、投資詐欺に関連して、金融庁から次のガイドブックが公表されていますので、併せて紹介させていただきます。


あやしい投資勧誘にご注意!

過去の記事より

高齢者一人で詐欺を防ぐことは難しい


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2016年2月21日 (日)

春の兆し

早いもので、2月も20日を過ぎてしまいました。
今日、我が家の庭で、こんなものを発見…

20160221

つくし です。
もう春は、すぐ そこまで来ているんですね。

さて、1年前の今頃は、母が「最後の入院」をして2週間くらい経った頃です。
当初、2週間くらいの入院の予定だったのが、回復の兆しもなく、心配になってきた頃です。

その後、3ヶ月も経たないうちに亡くなってしまうのですが、まさか そんなことに なるとは思っていませんでした。
それだけに、対処が遅れたと思うことが たくさん あります。

高齢者の病気は、ちょっとした対処の遅れが命取りに なり得る…
私が、母の「最後の入院」を通じて学んだことです。

春の兆しが出てきたとはいえ、まだまだ寒い日が続きます。
そして、季節の変わり目は体調を崩しがち…

体の変調を感じたら、早めの対処を!
くれぐれも、お気を つけください!!

過去の記事より

私は心配なのですが…


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2016年2月20日 (土)

介護職員の待遇に関する2つの記事

医療介護CBnews」で介護職員の待遇に関する次の2つの記事が掲載されました。

月9ドラマでの介護の描写、「配慮を」-
日本介護福祉士会がフジテレビに意見書

協定なし、仮眠室なし…厳しい介護の夜勤-
2交替制が約9割、日本医労連調査

上の記事は、フジテレビ制作のドラマに出てくる介護施設に勤める主人公の描き方に、ドラマを見られた方から、実際にあの様な扱いを受けているのか、という問い合わせが日本介護福祉士会にあり、これを受けて日本介護福祉士会がフジテレビに意見書を提出したことを伝えるもの…

この意見書は

介護職員の待遇は悪いといわれているが、全ての事業所の待遇が悪いわけではない。
介護職員の待遇の悪さを安易に強調されると、介護の人材不足がさらに深刻になる。

という趣旨の内容になっています。

日本介護福祉士会の意見書は、こちらのリンクからご覧ください。

『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』に対する意見

なお、日本介護福祉士会は、昨年、「介護は低賃金重労働」という教科書の記述に対して、教科書の出版社に修正要望を出した関連団体の一つです。

そのことを伝える「CBnews」は、こちらのリンクからご覧ください。

教科書の「介護は低賃金重労働」、修正要望-
関連6団体が出版社に

下の記事は、病院・診療所、福祉施設などで働く人のための産業別労働組合、「日本医療労働組合連合会」が行った「2015年介護施設夜勤実態調査結果」の内容を伝えるもの…

この実態調査では、介護職員の「過酷な夜間労働の実態が明らかに」なっています。

2015年介護施設夜勤実態調査結果」は、こちらのリンクからご覧ください。

2015年介護施設夜勤実態調査結果

ところで、世間では介護職員の待遇について、あまり良い話は出てこないような感じがしています。
今日、あえてこの2つの記事を紹介したのは、「実際はどうなんだろう?」という疑問を感じたからです。

介護職員の待遇全般と夜勤に関する待遇を 単純に比較することは適切ではありません。
しかし、全ての介護職員の待遇が悪い、という考え方も乱暴な気がしています。

どうも「部分」の議論を「全体」の議論にしている様な感じがしています。
そして、この議論を続けている限り、根本的な問題は解決せず、介護業界はもちろん、この国の将来に とって良い結果にならないような気がするのですが、いかがでしょうか?

過去の記事より

介護労働者の賃金


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2016年2月19日 (金)

高齢者虐待防止ビデオ

2月5日に厚生労働省から公表された、『平成26年度 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果』を踏まえて、本日(2月19日)付で老発0219第1号として、厚生労働省老健局長から各都道府県知事宛に、『平成26年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査」の結果及び養介護施設従事者等による高齢者虐待の状況等を踏まえた対応の強化について』という通知が出されました。

通知の内容は、養介護施設従事者等による高齢者の虐待が増えており、その発生を防止する対策の徹底を各都道府県知事に要請するものです。

養護施設等で働かれている方には、一度読まれることをお勧めします。

なお、通知の中に出てくる『平成27年11月13日付老発1113第1号』は、以下のリンクでご覧いただけます。

平成27年11月13日 老発1113第1号
養護施設従事者等による高齢者虐待の再発防止及び有料老人ホームに対する指導の徹底等について

また、『平成27年2月6日付老発0206第2号』については『平成27年11月13日付老発1113第1号』に別紙1として出てきます。

厚生労働省から出された通知は、あくまで都道府県知事宛ですし、内容は養護施設従事者等による高齢者の虐待を防ぐためのもの…
必ずしも、一般向けではありません。

では、なぜこの通知を紹介したかというと、通知の中で紹介されている、神戸市の『よりよい介護を目指して』というビデオが、一般の方が見ても参考になるのではないか と思ったからです。

以下、そのビデオと神戸市のサイトに掲載されているビデオの説明文です。

介護施設等において高齢者虐待が発生する背景には、明らかな虐待には至らないものの、介護従事者側の思い込みや業務の都合を優先させた「不適切なケア」の存在の放置がある。「不適切なケア」に対する介護従事者の気付きを促し、利用者の立場に立った、よりよい介護を目指して、介護施設等による自発的な課題発見や日々のケアの改善につなげる。

神戸市高齢者虐待防止のページ」より)

私も実際に見てみましたが、「その対応はまずいだろう。」というものから、「これも虐待になるのかな?」というものまであり、色々と考えさせられました。
そして、中には在宅介護でも起こりそうなことも出ていました。

現在介護をされている方はもちろん、将来、介護をする立場になるかもしれないと考えている方も含めて、ぜひ一度ご覧いただきたいと思います。

過去の記事より

高齢者の虐待に関する調査(平成26年度)


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2016年2月18日 (木)

手指拘縮対策

今日は、前に書いた「拘縮」の中でも、指の握り込みによる手指拘縮の防止について書いてみたいと思います。

例えば、脳卒中が原因で、筋肉が過度に緊張する、痙縮(けいしゅく)という状態になることが…
痙縮になると、手の指を握ったまま開きづらくなり、徐々に手指の関節が硬くなってしまいます。
拘縮が起きるわけです。

そして、手の指を握ったままの状態が続くと、掌が汗などで不衛生な状態になります。
また、爪が伸びてきて掌を傷つけてしまうことも…

これを防止するためには、手に何かを握らせることになるのですが…

そこで今日は、ある商品を紹介したいと思います。
その商品は、東京都文京区にある、「アイエスケー株式会社」という会社が開発した、「手のひらケア てもりあん」というものです。

下の写真が その商品です。

アイエスケー株式会社」によれば…

手指拘縮のある高齢の方や
片麻痺の方の”手のひら”の
環境改善の声にお応えした
手のひらケア てもりあん

「透水性が良く、丸洗い可能ですから経済的!」
「高弾性・高反発で握り込みを防止!」

とのこと…

透水性が良い、ということは掌の湿気対策に…
丸洗い可能、ということは清潔で衛生的ということ…
そして、高弾性・高反発で握り込みを防止が出来れば、手指拘縮対策に最適の商品といえます。

ただ、とても良い商品だと思いましたが、価格が一つ1,980円(税抜)で、ちょっと高いかな、とも思ってしまいました。

いつも介護用品などに、自作や代用品を推奨している私としては、何か良い方法は無いかと探してみましたら…

有りました!有りました!!
介護ライブラリ」というサイトに、「手指を保護するクッション編」として出ています。
ご興味のある方、リンクを張っておきますので、ぜひ一度ご覧ください。

手指を保護するクッション編

探せば、まだまだ他にも色々あると思います。

どの方法を選ばれるかは、使われる方の状態や、介護される方の使い勝手の良いものを、ということになると思います。

いずれにせよ、これが正解、という方法は ありません。
あるとすれば、使われる方や介護される方の選んだ方法なのだと思います。

過去の記事より

拘縮


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2016年2月17日 (水)

2月の月命日

私の母が亡くなったのは、昨年4月30日でした。
今まで全く気にしていなかったのですが、2月は28日までしかありません。
(今年は閏年で29日までありますが…)

2月の月命日はどうしたらいいの?

早速ネットで調べました。
さすがですね!
すぐに見つかりました。

Yahoo!知恵袋に、こんな質問が…

うちの祖母は31日が月命日なのですが…

これによれば…

大の月の31日が命日の場合、小の月では30日が月命日ということになります。
2月29日が命日の場合、平年の命日は2月末の28日になります。

Yahoo!知恵袋うちの祖母は31日が月命日なのですが…より」)

とのことです。

ということは、母の2月の月命日は、通常の年が2月28日、閏年は2月29日ということですね。
ですから今年は2月29日ということになります。
いつもの月命日と同じで、位牌を仏壇に移して、月命日のお供えをしてお経を上げたいと思います。

しかし、我が家は有り得ないのですが、場合によっては通常の年の2月は、4つの日(28日、29日、30日、31日)の月命日を同時に行う可能性も あるんですね。

人が亡くなってから最初の1年は、色々と分からないことが出てくるものです。
今回も良い勉強になりました。

過去の記事より

位牌が出来上がりました


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2016年2月16日 (火)

認知症保険②

1月31日に紹介した「認知症保険」ですが、2月2日に太陽生命のサイトでニュースリリースがでていました。

随分、時間が経ってしまいましたが、今日は このニュースリリースの内容について書かせていただきます。

「認知症保険」、正式名称は、男性用が「無配当選択緩和型7大疾病医療一時金保険(無解約払戻金型)(002)」、女性用が「無配当選択緩和型女性疾病医療一時金保険(無解約払戻金型)(002)」です。
ただし、保険の販売に当たっては、別のペットネームで呼ばれるようになると思います。
シンプルに「認知症治療保険」となるかもしれませんが…

1月31日に紹介した時にポイントに挙げた解約返戻金は、この正式名称を見る限り ありませんね。
いささか残念です。

一応、ニュースリリースに出ている特長などを簡単に見ていこうと思います。
ニュースリリースでは、次の3つの特徴を挙げています。

  1. 「器質性認知症」を保障
    器質性認知症として、ニュースリリースに例示されているのが次の認知症です。
    • 血管性認知症
    • アルツハイマー病の認知症
    • パーキンソン病の認知症
    • クロイツフェルト・ヤコブ病の認知症
    生まれて初めて器質性認知症になり、所定の条件を満たした場合に一時金が支払われます。
    (この保障が主契約や特約でなく、特則になっているのがよく分かりません。)
  2. 「7大生活習慣病」「シニアに多い所定の疾病」「女性特有の病気」による入院・手術などを保障
    7大生活習慣病として、ニュースリリースに例示されているのが次の疾患です。
    • がん(悪性新生物)
    • 脳血管疾患
    • 心・血管疾患
    • 高血圧性疾患
    • 糖尿病
    • 肝疾患
    • 腎疾患
    シニアに多い所定の疾病として、ニュースリリースに例示されているのが次の疾患です。
    • 白内障
    • 脊椎障害
    • 熱中症
    女性特有の病気として、ニュースリリースに例示されているのが次の疾患です。
    • 子宮筋腫
    • 慢性関節リウマチ
    • 卵巣腫瘍
    • 鉄欠乏性貧血
    • 乳腺症
    • 甲状腺機能亢進症
    「7大生活習慣病」「シニアに多い所定の疾病」「女性特有の病気」に該当する疾患になり、所定の条件を満たした場合に給付金が支払われます。
  3. 「骨折」を保障
    事故や転倒による骨折、骨粗しょう症による骨折など、「骨折」の治療をし、所定の条件を満たした場合に一時金支払われます。

あと、選択緩和型の商品なので、通常の生命保険に入れない方でも入れる可能性はあります。
なお、保障期間は、有期型の10年のものと終身のものがあります。

さて、ここまでの情報で、個人的に「この保険に入りますか?」と尋ねられたら…
前回と変わらず、「今の情報の範囲では、チョット…」と答えるでしょう。

解約返戻金が無いことが何とも残念なのですが、「シニアに多い所定の疾病」や「骨折」を保障の対象にしている点はユニークだと思いまし、私としてはプラスポイントです。
他社にも、保障の対象にしているところはあると思いますが、それに加えて認知症も保障されるわけですからね。

いずれにせよ、もう少し詳しい情報が欲しいですね。
今の情報の範囲では、他社との比較をする自信がありませんから…

この保険が発売されるのは来月です。
発売されれば、パンフレットなどで さらに詳しい内容が分かるでしょう。
その時に改めて お伝えしたいと思います。

過去の記事より

認知症保険


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2016年2月15日 (月)

いただいたコメントにお答えします

一昨日(2月13日)の投稿、「昇降機能がある介護用ベッドの事故事例」にコメントをいただきました。
本来であれば、該当の投稿のコメント欄で お答えすべきなのですが、コメント欄で答えきれない内容になりそうなので、こちらで答えさせていただきます。
ご了承ください。

いただいたコメントの内容は…

えっ…。

公表されたという「介護用ベッドの床面と柵の間に頭部を挟まれ」という状況がイマイチよく解らないのですが…。

それだけだと、
「ベッドが介護者の頭を圧迫する低さまで下がった?」
「バリアフリーが良いとは言うけど、ベッドから出る際にはある程度高さがないと逆に辛い気がするのに…そんなに下げられる設計になっているの?」
と、「???」になっています。
→そもそも解ってないだけに(汗)。

「ベッドの床面と柵」って、何でしょうか…。
(吉川さんへの批判ではなくて、情報元が解り易く詳細を伝えてくれないのがモヤモヤします)

なんだか、愚痴ってすみません。

です。

以下、順に お答えします。

『公表されたという「介護用ベッドの床面と柵の間に頭部を挟まれ」という状況がイマイチよく解らないのですが…。』

実は、私も この状況を完全には理解できていません。
ただ、私が公表された内容を読んで、感じた危険性を記事として投稿させていただきました。

『それだけだと、
 「ベッドが介護者の頭を圧迫する低さまで下がった?」
 「バリアフリーが良いとは言うけど、ベッドから出る際にはある程度高さがないと逆に辛い気がするのに…そんなに下げられる設計になっているの?」
 と、「???」になっています。』

まず、ベッドは大人の頭を圧迫する高さまで下がります。
そして、「ベッドから出る際にはある程度高さがないと逆に辛い気がするのに…」は、おっしゃる通りで、ある程度の高さは必要です。
ちなみに、下の写真は私の母が特養で使っていたベッドの写っている写真ですが、床面とフレーム下部の間は30~40センチくらいでしょうか?
P1000059
母の場合、膝が悪かったのでベッドを高めにしていました。
ですから、もっとベッドを下げることは可能でした。

さらに、医療安全推進者ネットワークというサイトの、「事故を防止するためのベッドの活用方法」というコンテンツに、次の記述がありました。

従来、ベッドの高さはマットレスも含めて42センチが主流でしたが、最新のベッドでは33センチ(マットレスを除くと25センチ)まで低くすることが出来ました。

医療安全推進者ネットワーク事故を防止するためのベッドの活用方法」より)

「33センチ(マットレスを除くと25センチ)まで低くすることが出来ました」ということは、フレームの下部と床面の間は20センチないでしょうから、大人の頭であれば十分に「頭を圧迫する低さまで」下がると思います。

それに最近では、写真のようなベッドもあるようで…

このベッドだと、フレームの下部と床面の間は、ほとんどありませんよね。

『「ベッドの床面と柵」って、何でしょうか…。』

「床面と柵」は、疑問ですよね。
通常「柵」というと、下の写真の赤枠内のものを言います。
Photo
ただ、この「柵」とベッドの下の床面に頭を挟む可能性は、皆無だと思います。

そこで考えられることとして…

①ベッドのフレームの下部より下に及ぶような「柵」が存在する。
②公表された文書を書かれた方が、ベッドのフレームを「柵」と表現している。

①に関して、その様な商品がないか探してみましたが、見つかりませんでした。
個人的には、②の可能性が高いのかな、と思ってます。

いずれにせよ、私が伝えたかったのは、「昇降機能のあるベッドの下は危険だ」ということです。
くれぐれも、お気をつけください。

過去の記事より

昇降機能がある介護用ベッドの事故事例


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2016年2月14日 (日)

厳粛に受け止めなければならない現実

「FP-Yoshikawaの介護日記」…
実は昨年の9月に一旦アクセス数が落ち込み、徐々に回復しているのですが、落ち込んだ原因について、あまり詳しく分析していませんでした。

そして今日、アクセス解析を少し詳しく見たのですが、思わぬことが判明…
正直なところ驚いています。(いささかショックでもありますが…)

下の2つのグラフが、昨年、母が入院した2月からアクセス数が落ち込んだ昨年9月までの間に、このブログを見ていただいた方の年齢と性別の構成割合です。

2015020120160930

そして次の2つのグラフが、昨年10月から先月までの間に、このブログを見ていただいた方の年齢と性別の構成割合です。

2015100120160131

男女の構成割合が、見事に逆転しています。
ちなみに、昨年10月から先月までのデータに、昨年9月のデータを加えてみたところ、男女の構成割合は概ね半々でした。

女性のアクセスが減っている!!

厳粛に受け止めなければならない現実です…

ただ、昨年の10月以降の投稿の中には、女性向けの投稿が結構あるんですが…
読まれていないんですね…

結局は、まだまだ私の努力が足りないということ!

頑張ります!!!

過去の記事より

ささやかな決意表明


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2016年2月13日 (土)

昇降機能がある介護用ベッドの事故事例

2月4日付で消費者庁から公表された、「消費者安全法の重大事故等に係る公表について」に、介護ベッドによる死亡事故が掲載されていましたのでお伝えします。

公表された事故の内容は次の通りです。

介護者が、昇降機能のある介護用ベッドの床面と柵の間に頭部を挟まれ、死亡。

消費者庁:平成28年2月4日付「消費者安全法の重大事故等に係る公表について」より)

被介護者が、手すり等とベッドの間に首や手を挟まれて死傷するという事故は よく聞きますが、今回の事故は被介護者(介護をされる人)が亡くなったのではなく、介護者(介護をする人)が亡くなった事故です。

消費者庁から公表されている事故の内容が これだけなので、どうして このような事故が起こったのか、原因などは分かりません。

亡くなられた方が、どうしてベッドと床面の間に頭部を入れたのか?
どうしてベッドが下がってしまった(動きだした)のか?
動きだしたベッドを止めることが出来なかったのか?

など、詳細が知りたいですね。
というのも、十分に注意しなければいけない事故事例だと思うからです。

私の母が特養にお世話になる前、実家で昇降機能のある介護用ベッドを使っていたのですが、その頃、母から聞いた注意事項が正しくこれ!

昇降機能のある介護用ベッドの下に小さなお子さんが潜り込み、それに気付かずベッドを下げて(動かして)しまい事故になる場合があると聞きました。

今回の事故は、介護者の方が亡くなられています。
つまり、小さなお子様ではなく大人です。

ですから、何らかの理由があって、頭部をベッドと床面の間に入れたのでしょう。

例えば

ベッドの昇降機能の不具合の確認のため
ベッドの下に落ちたものを拾うため

などが考えられます。

では、頭部をベッドと床面の間に入れた時に、ベッドが下がる(動き出す)可能性があることを少しでも考えていただろうか、といえば、多分 考えていなかったと思われます。
亡くなった方にしてみれば、全く予期しない事故だったのではないのでしょうか。

いずれにせよ、昇降機能がある介護用ベッドの下は注意が必要です。
決して、小さなお子様だけが注意すれば良い、というものではないのです。

過去の記事より

介護ベッド用手すりについての注意喚起


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2016年2月12日 (金)

国民の希望は「在宅介護」?②

3ヵ月ほど前に、『国民の希望は「在宅介護」?』というタイトルの記事を書いたことがあります。
この時は、次の四つの調査結果を紹介しながら、主に認知症になった時の「介護の場所」として、国民が「在宅介護」を希望しているかどうかについて書きました。

今日は、日本政策金融公庫の『介護者からみた介護サービスの利用状況 ~「訪問介護・通所介護に関するアンケート」から~』という調査の結果から、国民が「在宅介護」を希望しているかどうかについて書いてみたいと思います。

この調査は、65歳以上の高齢者の介護に携わっている全国の20歳以上の男女1,059人を対象に、インターネットを使ったアンケートで、平成27年12月に行われました。

この中で、『訪問・通所介護を利用している被介護者について、特別養護老人ホームやグループホームなど施設への入所を検討したことがあるか』を尋ねているのですが、その結果が次の通りです。

すでに申し込んでいる 17.7%
検討している 34.3%
検討したことはない 30.8%
施設に入所させる気はない 17.2%
日本政策金融公庫
介護者からみた介護サービスの利用状況 ~「訪問介護・通所介護に関するアンケート」から~』より

「すでに申し込んでいる」「検討している」を合わせて半数以上の方が施設利用を考えています。
この結果から、国民の希望は必ずしも「在宅介護」ではない、というのは言い過ぎでしょうか?

さらに この調査では、『「すでに申し込んでいる」「検討している」と回答した人について、どのような施設を検討しているか』と尋ねています。
結果は次の通り…

特別養護老人ホーム 50.5%
有料老人ホーム 12.5%
グループホーム 11.8%
介護老人保健施設(老健) 11.4%
サービス付き高齢者住宅 7.7%
介護療養型医療施設 4.4%
無認可の有料老人ホーム(無届け介護ハウス) 0.3%
その他 1.3%
日本政策金融公庫
介護者からみた介護サービスの利用状況 ~「訪問介護・通所介護に関するアンケート」から~』より

ほぼ半数の方が「特別養護老人ホーム」を希望されていますね。
「特別養護老人ホーム」…
相変わらず人気が高いと思います。

でも、この方々は、他の施設も検討したのかな、などと思ってしまいます。
というのも、厚生労働省が平成26年3月に公表した、特別養護老人ホームの待機者数(入所申込者)は52.4万人…

「在宅介護」を続け、切羽詰った状態でなければ良いのですが、もし切羽詰った状態であるならば、様々な視点から別の施設も検討した方が良いのでは、と 要らぬお節介を焼いてしまう 私でした。

さて、この調査では、さらに興味深い内容が出ています。
それは、また別の機会に紹介させていただきます。

過去の記事より

国民の希望は「在宅介護」?


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2016年2月11日 (木)

高齢者一人で詐欺を防ぐことは難しい

いっこうに減らない、振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺…
警察庁によれば、平成27年の特殊詐欺認知件数は13,828件(暫定件数)とのこと…
(グラフをクリックすると拡大します。)

27
警察庁:「振り込め詐欺を始めとする特殊詐欺の被害状況」より)

特殊詐欺の被害額は、平成26年の565億円から約89億円減って476億円、しかし特殊詐欺の認知件数は、平成26年の13,392件から436件増えています。

被害者の多くは高齢者であることから、政府は「政府広報オンライン」に次のサイトを作って、高齢者の被害を未然に防ぐためのポイントや、最新の手口を紹介しています。

毎日話せば詐欺は防げる。高齢者詐欺!

このサイトでは、竹山隆範さん出演の動画、「オレオレ詐欺を防ぐのは、オレだった。」がご覧になれます。
この動画は、振り込め詐欺被害にあった母親を叱責する主人公が、そのやり取りを通じて、詐欺の被害を防ぐための自分の役割に気がつくというもの…
短い動画(約2分)ですが、素晴らしい作品だと思います。

この他に、「家族で詐欺の手口について話しましょう!」と題して、「最新の手口」、「高齢者の被害の実態」、「詐欺の手口対処法」を紹介しています。

そして、このサイトでは、次の情報が最新情報として掲載されています。

マイナンバー制度に便乗した
不正な勧誘や個人情報の取得にご注意ください!

なお、私のもう一つのブログ、「FP-Yoshikawa独り言」でも、最新の特殊詐欺の手口を紹介しております。
お時間のあるときにでも、ご一読ください。

マイナンバー関連詐欺 最新情報

社債購入を勧誘する「劇場型」投資詐欺

いずれにせよ、今日のタイトルにもあるように、「高齢者一人で詐欺を防ぐことは難しい」と思います。
家族をはじめ、周りの人が高齢者を守る…
そんな体制が必要なんだと思います。

過去の記事より

偽物にご注意!


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2016年2月10日 (水)

葬儀の料金トラブルに気をつけて

昨日(2月9日)、国民生活センターのサイトに次の情報が掲載されました。

葬儀の料金トラブルに気をつけて

そして、一緒に下のリーフレット公表されました。
245

葬儀に関するトラブルが増えていることについては、前にものこブログで書いたことがありますが、改めて書かせていただきたいと思います。

通常、葬儀を「行う」立場になるケースは ほとんどないにもかかわらず、葬儀を「行う」立場になると、短時間で多くの判断をしなければなりません。
でも、その判断の一つひとつが、葬儀費用を多くしたり少なくしたりします。
また、あまり経験しないことが多いため、業者などの専門家の言われるがままに ことを進めてしまいがちです。
ところが、言われるがままに進めてしまったことの中には、葬儀費用を多くするものもあります。
もしかすると、亡くなってから葬儀を終えるまで、お金のことを考えていない方も いらっしゃるかもしれませんね。

そして、葬儀を終え、まだ気持ちの整理が出来ていない時に、葬儀費用の請求書を見て、ビックリ…
思わぬトラブルになってしまう、という感じなんでしょう。

しかし、葬儀を行ってしまえば、葬儀費用を払わなければなりませんし、トラブルの事例の中には、途中で葬儀業者を変えようとしたら、それまでに かかった費用を請求された、というケースもあります。
つまり、亡くなった場所から ご遺体を搬送する時点で費用は発生している、ということなのです。

では、トラブルを避けるためには どうしたらよいのか…

事前の見積もりや情報収集は、とても大切です。
しかし、亡くなってから葬儀の手配をするまでの時間は限られており、難しい場合もあるでしょう。

生前に準備をしておくということも考えられますが、遺言やエンディングノートを書かない人が多い、ということから想像すると これも難しいかもしれません。
また、突然 亡くなってしまう場合だって ありえます。

であれば…

身近な人が亡くなり、葬儀の手配をしなければならない…
そんな時に不安であれば、葬儀業者に連絡を取る前に、信頼できる身近な方の中で、葬儀を「行う」立場の経験がある方に相談されるのが良いと思います。

いずれにせよ、故人の意思を尊重することが一番大切なことなのですが、意思表示がない場合は、一人で抱え込まないことも大切なのだと思います。

過去の記事より

葬儀のトラブルを避けるために…


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2016年2月 9日 (火)

朝ごはんを食べないと…

朝ごはん、ちゃんと食べていますか?

朝ごはんは、一日のリズムを作るうえで大切なものです。
そして、健康な体を維持する上でも、必要不可欠なものといえます。
ですから、朝ごはんを食べないと、様々な病気のリスクが高くなると言われています。
例えば…

高血圧
脂質異常症
糖尿病 など…

さて、今日は、朝ごはんを食べないことで、脳出血のリスクが高まる、という研究結果を紹介したいと思います。

朝食の欠食と脳卒中との関連について

この研究は、大阪大学の磯博康教授と国立がん研究センターなどのチームによるもので、平成7年から、岩手県、秋田県、長野県、沖縄県、平成10年から、茨城県、新潟県、高知県、長崎県、そして沖縄県の平成7年から調査を始めたところとは別の地域の9箇所に住んでいた45~74歳の男女のうち、循環器疾患および がんの既往がない方82,772人(男性38,676人、女性44,096人)を対象に、平成22年まで追跡調査した結果をまとめたものです。

調査開始時にアンケート実施し、一週間に朝ごはんを食べる回数を確認。
その結果から調査対象を 週に0〜2回 朝ごはんを食べるグループ、週に3〜4回 朝ごはんを食べるグループ、週に5〜6回 朝ごはんを食べるグループ、毎日 朝ごはんを食べるグループの4つのグループに分け、その後の脳卒中と虚血性心疾患の発症状況を確認。
調査期間中に3,772人の脳卒中の発症と870人の虚血性心疾患の発症があったそうです。

そして、脳卒中や虚血性心疾患を発症された方と朝ごはんを食べる回数を分析すると、週に0〜2回 朝ごはんを食べるグループは、毎日 朝ごはんを食べるグループに比べて、脳卒中と虚血性心疾患を合わせた循環器疾患で14%、脳卒中全体で18%、脳出血で36%、発症のリスクが高くなっていました。
ただ、くも膜下出血、脳梗塞および虚血性心疾患については、朝ごはんを食べる回数との関連は見られなかったそうです。
つまり、朝ごはんを食べる回数が週2回以下の人は、毎日食べる人に比べて脳出血のリスクが36%高まるということ…

研究グループでは、脳出血のリスクが高まる原因について、朝ごはんを食べないことで朝の血圧が上昇するため、毎日 朝ごはんを食べる人に比べて脳出血のリスクが高くなっていたのではないか としています。

いずれにせよ、朝ごはんを食べないことで様々な弊害が起こります。
そんな弊害を防止する意味でも、毎日の朝ごはんは ちゃんと食べたいですね。

過去の記事より

父が脳幹出血になった理由


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2016年2月 8日 (月)

拘縮

拘縮という言葉を ご存知ですか?
関節を しばらく動かさないと、関節の動く範囲が小さくなり、最悪の場合、動かなくなってしまう…
この現象のことを拘縮といいます。

脳卒中などで体が麻痺した場合や寝たきりになった場合などに、関節が拘縮することが多く、私の父も少なからず拘縮していた関節がありました。

尖足も拘縮の一つ…
父の場合、写真のように左足が尖足でした。
進む尖足 撮影者:吉川幸男
母から気をつけるように言われており、しっかりマッサージをしていたつもりでしたが、防げませんでした。

この他に、膝の関節が硬くなっていたと思います。
この件に関しては、確認できていませんが、多分間違いないと思います。
ある時期からチョットした事情により、膝を曲げるマッサージが出来なくなったことが原因です。

そして、父の手指の状態はこんな感じでした。

自力で手を動かすことが ほとんど出来なかったので、私がマッサージをして、指の関節をほぐしましたが、上の動画の通り、それぞれの指が少しだけ内側に曲がってしまいました。
これも防げませんでした。

それでは拘縮を防ぐには、どうしたら良いのか…

私の調べた範囲では、関節を動かすこと…
結局、マッサージが有効なようです。

あとは、やり方の問題!
私の場合、母に聞いた話などを もとに自己流のマッサージをしていました。

それが、防げなかった原因なんでしょう。
やはり、自己流ではなく、専門の方から教えを請わなければいけなかったのでしょうね。

過去の記事より

進む尖足


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2016年2月 7日 (日)

高齢期の住まいと住み替えに関する調査

現在の住まいを「終の棲家」に しますか?

こんなことを尋ねられたら、どう答えますか?

NPO法人「老いの工学研究所」』から1月25日に公表された次の調査で、現在の住まいを「終の棲家」にするか、と尋ねた結果の集計をしています。

高齢期の住まいと住み替えに関する調査

この調査は、平成27年12月1日から12月20日にかけて、60歳から91歳までの男女317名に郵送で行われました。

これによれば、現在の住まいを「終の棲家にするつもりだ」と答えた人の割合は、男性58%、女性45%でした。
逆に、「終の棲家にするのは難しい」、または、「住み替えるつもりだ」と答えた人の割合は、2つの答えを合わせて、男性21%、女性24%でした。

何となく、「終の棲家にするつもりだ」と答えた人の割合が、少ないような感じがしたのですが、その後に出ていた、「終の棲家にするのは難しい」や「住み替えるつもりだ」の理由を見て納得しました。

以下が、その理由です。

 
介護状態になったら、面倒をみてくれる人がいないから 35%
家や庭が広すぎて、掃除や管理が大変だから 34%
事故や病気の際に、気付いてくれる人がいないから 28%
屋内に階段や段差があって危険だから 23%
子供や親族に心配や迷惑をかけたくないから 20%
家が老朽化し、使いにくく、不便を感じるから 18%
子が独立し、友人なども減っていき寂しいから 9%
周辺に坂道や段差があり、歩くのがしんどいから 6%

NPO法人「老いの工学研究所」:「高齢期の住まいと住み替えに関する調査より」)

多分、私自身も、上のいくつかの理由で、現在の住まいを「終の棲家にするのは難しい」と答えるでしょう。

調査では、さらに、家族構成別に住み替えの意向を分析しています。

ある意味、当然なのかもしれませんが、「一人暮らし」、「夫婦二人」、「夫婦と子」の世帯の順に「終の棲家にするのは難しい」と「住み替えるつもりだ」を合わせた割合は減っていきます。
そして、「夫婦と子・孫」の世帯では、「終の棲家にするのは難しい」や「住み替えるつもりだ」と答えた人はいませんでした。

興味深かったのは、「終の棲家にするつもりだ」と答えた人の割合が、「一人暮らし」、「夫婦二人」、「夫婦と子」の中で、「一人暮らし」の人が最も多かったこと…
これに関しては、男性と女性に分けて集計すると、もっと興味深い結果になるような気がします。
(残念なことに、私が見たニュースリリースには、その集計が出ていませんでした。)

さて、この調査結果を どのように考えたら良いのでしょうか?

私は、現在の住まいを「終の棲家」とすることに拘っていない人が、意外に多い様な気がしました。
であれば、昨年、日本創生会議が提言した「東京圏高齢化危機回避戦略」を進めていくべき なのかもしれません。

また、厚生労働省が進める、「在宅療養」「在宅介護」についても、もう一度、見直した方が良いのかもしれません。

過去の記事より

東京圏高齢化危機回避戦略


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2016年2月 6日 (土)

高齢者の虐待に関する調査(平成26年度)

昨日(2月5日)、厚生労働省より「平成26年度 高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律に基づく対応状況等に関する調査結果」が公表されました。

この調査は、「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づき毎年行われています。
高齢者の虐待を養介護施設従事者等と養護者(家族等)に分けて調査しています。

これによれば、高齢者虐待と認められた件数は、養介護施設従事者等によるものが、前年度の221件から79件増えて(35.7%増)300件、養護者によるものは、前年度の15,731件から8件増えて(0.1%増)15,739件でした。

件数としては、養護者によるものが圧倒的に多いのですが、増加率は養介護施設従事者等によるものが多くなっています。

なお、平成26年度の養介護施設従事者等による虐待と認められた件数の300件は、平成18年度に虐待と認められた件数54件の約5.5倍となっており、さらに、平成18年度以降、減ることなく毎年増え続けています。

また、養護者による虐待と認められた件数の15,739件は、平成18年度に虐待と認められた件数12,569件から約25%増えています。
養護者による虐待と認められた件数のピークは、平成22年度の16,668件です。
平成24年度に15,202件まで減少していますが、その後、微増している状況です。

虐待の要因としては色々と考えられるのでしょうが、調査結果では、養介護施設従事者等による虐待の要因を「『教育・知識・介護技術等に関する問題』が 184件(62.6%)で最も多く、次いで『職員のストレスや感情コントロールの問題』60件(20.4%)、『虐待を行った職員の性格や資質の問題』29件(9.9%)であった。(複数回答)」としています。

養護者による虐待の要因は、「『虐待者の介護疲れ・介護ストレス』が1,334件(23.4%)で最も多く、『虐待者の障害・疾病』1,265件(22.2%)、『家庭における経済的困窮(経済的問題)』920件(16.1%)であった。(複数回答)」となっています。

いずれにせよ、高齢者の虐待は許されるものではありません。
これは、まさしく弱いもの「イジメ」なのです。

特に、養介護施設従事者等による虐待の増加は、深刻な問題だと思います。
それぞれの介護事業所に、適切な対応が望まれます。

『教育・知識・介護技術等に関する問題』については、「従業員教育」の充実を、『職員のストレスや感情コントロールの問題』については、昨年12月に始まった「ストレスチェック」等の活用をしていただきたいと思います。

『虐待を行った職員の性格や資質の問題』については、介護従事者の深刻な人手不足が起きている現状で、軽はずみなことは言うべきではないのかもしれませんが、採用時に慎重に、ということなのだと思います。

また、養護者による虐待については、月並みかもしれませんが、地域の「目」が重要なのだと思います。
地域の方の日頃の「声かけ」や、ちょっとした「気配り」で防げる虐待もあるように思います。

過去の記事より

介護殺人


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2016年2月 5日 (金)

第2回 介護食品(スマイルケア食)コンクール

前に紹介したスマイルケア食に関連して、「第2回 介護食品(スマイルケア食)コンクール」が行われています。

噛むこと、飲みこむことが難しい方の食品、低栄養の予防につながる食品、日々の生活をより快適にする食品として、幅広い方が利用できるように、介護食品の品質向上、介護食品市場の拡大が目的とのこと…

応募部門として…

  1. 介護予防のための食品部門
  2. 弱い力で噛める食品部門
  3. 歯ぐきでつぶせる食品部門
  4. 舌でつぶせる食品部門
  5. 噛まなくてもよい食品部門

があります。

あくまで、介護食品のコンクールなので、応募資格があるのは、次の要件を満たした事業者になります。

  1. 応募部門の内容に合致する食品の製造者、OEMによる自社ブランド商品の販売者、および取り扱いがある卸・問屋・小売等の流通事業者
  2. 審査用およびファベックス会場での展示用に、商品を無償提供することが可能であること

ただ、私がこのコンクールのことを知った きっかけが、ネットの広告だったので、てっきり一般の人も参加可能かと思っていただけに、いささか残念ではあります。

出来れば、一般の方が参加可能な「介護食」のコンテストのようなものがあればと思い探してみたところ、平成26年に味の素が管理栄養士・栄養士を目指す学生向けに行った こんなコンテストを見つけました。

やさしい介護食レシピコンテスト

もう一つ。
こちらは平成25年から3年連続で行われている、生協の介護職員を対象にした調理コンテスト…

H1(ヘルパーNo.1)グランプリ

味の素のコンテストは「レシピ」を競うもの、それに対して生協のコンテストは、準備された食材を使って限られた時間に、美味しくて栄養のバランスの取れた高齢者の食事を作ることを競うものです。

私が探した範囲では、こんな感じでした。
いずれにせよ、どちらも一般の方の参加は不可だったようですね。

私的には、味の素のコンテストのように、介護食のレシピを競うのもが毎年行われると、介護食が身近になり、高齢者の栄養改善に繋がるのではないかと思うのですが…

いかがでしょうか?

過去の記事より

高齢者に必要な栄養


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2016年2月 4日 (木)

被保護者調査(平成27年11月分概数)

昨日(2月3日)、厚生労働省より平成27年11月分の生活保護の被保護者調査(概数)が公表されました。
生活保護の被保護者調査に関しては、これまで私のもう一つのブログ「FP-Yoshikawaの独り言」でお伝えしてきましたが、今月から「高齢者問題」として保護を受けている高齢者世帯数を中心に、こちらのブログでお伝えします。

被保護実人員、被保護世帯ともに前月より減少しています。
しかし、保護を受けている高齢者世帯は相変わらず増えています。

今年度に入ってからの保護を受けた世帯の推移は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
H2711

65歳以上の人口の増加状況と高齢者被保護世帯の比較は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
H2711

平成26年11月から平成27年11月の65歳以上の人口の増加率は2.54%でした。
そして、この間の高齢者被保護世帯の増加率は5.40%です。
11月は、高齢者被保護者世帯の増加率が65歳以上人口の増加率の倍以上になっています。

今後も、この数値を注視していきたいと思います。

なお、厚生労働省の「被保護者調査(平成27年11月分概数)」のサイトにリンクを張っておきます。

ぜひ一度ご覧ください。

被保護者調査(平成27年11月分概数)


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2016年2月 3日 (水)

平成28年度の年金額

1月29日付で、厚生労働省から「平成28年度の年金額」が公表されていましたので、お伝えします。

内容は以下の通りです。
(文書をクリックすると拡大します。)
28
「平成28年度の年金額改定に用いる各指標は次ページ」の詳細は次のリンクを ご確認下さい。

平成28年度の年金額改定についてお知らせします

主な内容は次の通りです。

  • 平成28年度の年金額改定に係る各指標
  • 年金額の改定ルール
  • 国民年金保険料について
  • 在職老齢年金の支給停止調整開始額等について

過去の記事より

母の年金記録


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2016年2月 2日 (火)

明日は節分、豆・ナッツ類に御注意!

明日は節分です。
節分を前に、消費者庁から次の注意喚起情報が出されています。

ナッツ類は小さな破片も要注意!3歳頃までは与えないで!!

「3歳頃までは与えないで!!」って、乳幼児向けの注意喚起情報じゃないですか!
孫に与えるなって情報を わざわざ「介護日記」に書く必要ないでしょう!!

なんて、お叱りの声が聞こえてきそうですね…
でも、もう少し先まで読んで いただけると有り難いのですが…

まず、注意喚起情報に掲載されている、事故事例を紹介しますね。

「発熱とせきがあり肺炎疑いで入院。退院後もしつこい咳が続き、数か月後に気管支異物(ピーナッツの破片)が発見された。」(2歳)

「豆が混ざったクッキーを誤嚥し、しつこいせきが出て、一時的に唇が紫色になり救急受診。」(1歳)

「砕いて小さくしたアーモンドを食べていた。突然むせ込み、その後、せきと高熱が。数日たっても状態が安定せず、気管異物が認められ入院。」(1歳)

消費者庁ナッツ類は小さな破片も要注意!3歳頃までは与えないで!!』より)

この事例を見て、何か気が付きませんか?

誤嚥 です。

昨年12月9日、このブログに「嚥下障害?」という投稿でを したのですが…

その時に、

「しかし…
何か食べた時に やたらと咽るんです。」

ということを書きました。
実は咽せ方が、特に酷かったのが これ…
Nec_0014
ミックスナッツです。

今回の注意喚起情報で、乳幼児向けの情報とはいえ、豆・ナッツ類が誤嚥の原因になることを知り、咀嚼機能や嚥下機能の衰えた高齢者も気をつけた方が良いのではと思いました。

ということで、本日の投稿となった次第です。
私だけの問題かもしれませんが、心当たりの ある方は お気をつけください。

過去の記事より

嚥下機能の確認


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2016年2月 1日 (月)

在宅医療費に関する患者家族の意識調査

国が在宅介護、在宅医療を推進していることは ご存知のことと思います。
さて、今日は「株式会社QLife(キューライフ)」という会社が行った、「在宅医療費に関する患者家族の意識調査」を紹介したいと思います。

この意識調査は、昨年12月18日から12月24日に、在宅医療を受けている患者の家族500人に対して、インターネット調査により行われたものです。

調査対象者の年齢は20代から70代まで幅広く分布していますが、在宅医療を受けている家族の年齢は70代以上が7割以上(73.8%:70代24.4%、80代38.0%、90代11.4%)を占めています。

なお、この意識調査では、在宅医療に看護師や理学療法士(リハビリ)が「医師なし」で訪問するものを含み、在宅医療費には、「訪問診療費」「お薬代(医師が処方した薬のみ)」を含みますが、「通院で治療する際にかかる医療費」や「介護費用」は含まない、としています。

さて、調査の中で「最近1ヶ月間の在宅医療費(自己負担額)」について尋ねているのですが、「在宅医療を受けている家族の年齢が『70代以上』」の場合、一番多いのが5,001円~10,000円で、次が10,001円~20,000円、5,000円以下の順になっています。

金額人数
5,000円以下 63 19.1%
~10,000円 86 26.1%
~20,000円 66 20.1%
~30,000円 49 14.9%
~40,000円 39 11.9%
40,001円以上 26 7.9%
総計 329 100.0%

なお、支払った医療費の平均額は18,890円、最少額が1,000円、最高額が44,000円となっています。

そして、「在宅医療費を負担に感じるか」という質問(この質問の答えは、「在宅医療を受けている家族の年齢」の違いで集計されたものが公表されていませんでした。残念…)に対して、「とても負担に感じている」と答えた人と、「少し負担に感じている」と答えた人を合わせて76.4%でした。

多くの方が負担に感じているのですが、「在宅医療と入院どちらが良いと思いますか」という質問(この質問の答えも、「在宅医療を受けている家族の年齢」の違いで集計されたものが公表されていません。)に対しては、「在宅医療」と答えた方が70.2%となっていました。
「在宅医療」には、お金には変えられない価値がある ということを再認識しました。

この意識調査の詳細をご覧になりたい方…
株式会社QLife(キューライフ)の関連サイトにリンクを張っておきますので ご覧ください。

在宅医療に関わる費用
76.4%「負担に感じる」、71.6%「今後も増えると思う」
平均自己負担額19,590円
最大で月12万円支払うケースも
~在宅医療費に関する患者家族の意識調査~

過去の記事より

在宅介護のお金と負担


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