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2016年2月13日 (土)

昇降機能がある介護用ベッドの事故事例

2月4日付で消費者庁から公表された、「消費者安全法の重大事故等に係る公表について」に、介護ベッドによる死亡事故が掲載されていましたのでお伝えします。

公表された事故の内容は次の通りです。

介護者が、昇降機能のある介護用ベッドの床面と柵の間に頭部を挟まれ、死亡。

消費者庁:平成28年2月4日付「消費者安全法の重大事故等に係る公表について」より)

被介護者が、手すり等とベッドの間に首や手を挟まれて死傷するという事故は よく聞きますが、今回の事故は被介護者(介護をされる人)が亡くなったのではなく、介護者(介護をする人)が亡くなった事故です。

消費者庁から公表されている事故の内容が これだけなので、どうして このような事故が起こったのか、原因などは分かりません。

亡くなられた方が、どうしてベッドと床面の間に頭部を入れたのか?
どうしてベッドが下がってしまった(動きだした)のか?
動きだしたベッドを止めることが出来なかったのか?

など、詳細が知りたいですね。
というのも、十分に注意しなければいけない事故事例だと思うからです。

私の母が特養にお世話になる前、実家で昇降機能のある介護用ベッドを使っていたのですが、その頃、母から聞いた注意事項が正しくこれ!

昇降機能のある介護用ベッドの下に小さなお子さんが潜り込み、それに気付かずベッドを下げて(動かして)しまい事故になる場合があると聞きました。

今回の事故は、介護者の方が亡くなられています。
つまり、小さなお子様ではなく大人です。

ですから、何らかの理由があって、頭部をベッドと床面の間に入れたのでしょう。

例えば

ベッドの昇降機能の不具合の確認のため
ベッドの下に落ちたものを拾うため

などが考えられます。

では、頭部をベッドと床面の間に入れた時に、ベッドが下がる(動き出す)可能性があることを少しでも考えていただろうか、といえば、多分 考えていなかったと思われます。
亡くなった方にしてみれば、全く予期しない事故だったのではないのでしょうか。

いずれにせよ、昇降機能がある介護用ベッドの下は注意が必要です。
決して、小さなお子様だけが注意すれば良い、というものではないのです。

過去の記事より

介護ベッド用手すりについての注意喚起


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コメント

えっ…。

公表されたという「介護用ベッドの床面と柵の間に頭部を挟まれ」という状況がイマイチよく解らないのですが…。

それだけだと、
「ベッドが介護者の頭を圧迫する低さまで下がった?」
「バリアフリーが良いとは言うけど、ベッドから出る際にはある程度高さがないと逆に辛い気がするのに…そんなに下げられる設計になっているの?」
と、「???」になっています。
→そもそも解ってないだけに(汗)。

「ベッドの床面と柵」って、何でしょうか…。
(吉川さんへの批判ではなくて、情報元が解り易く詳細を伝えてくれないのがモヤモヤします)

なんだか、愚痴ってすみません。

投稿: 北巳ひろゆか | 2016年2月15日 (月) 13時26分

北巳ひろゆか 様

コメント有り難うございます。
ご不明な箇所の答え、私なりにまとめました。
詳細は次のURLをご覧いただければ幸いです。
http://fp-yoshikawa.cocolog-nifty.com/fp_yoshikawa/2016/02/post-7733.html
お手数をおかけしますが宜しく お願い致します。

投稿: FP-Yoshikawa | 2016年2月15日 (月) 20時38分

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