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2016年6月の30件の記事

2016年6月30日 (木)

昨年の介護保険改定の影響

昨日(6月29日)、認知症の人と家族の会のサイトに、次の情報が掲載されました。

2015介護保険改定についての当事者の「声」

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、昨年8月に介護保険の利用者負担が引き上げられる改定が行われました。
改定の内容は次の通りです。
(ポスターの画像をクリックすると拡大します。)
Photo
さて、この改定が利用者に どのような影響があったのか…

公表されたものを読んでみましたが、私が想像していたより、ずっと大きな負担増になっていることに驚きました。
どのような介護サービスを利用しているかによって負担増の内容が異なりますが、特別養護老人ホームを利用されている方の場合、7~8万円の負担増になっている方が多くいらっしゃいます。
中には10万円を超える負担増の方もいらっしゃいました。
この負担増に関しては、次のような情報もあるくらいですから深刻です。

介護保険制度の改正で昨年から介護費用が倍増
生活が厳しすぎて両親の離婚を検討へ

この深刻な負担増に対して、認知症の人と家族の会では、4月22日に厚生労働省に対して、「2015年の介護保険制度改定の撤回を求める要望書」を提出しています。

ただ、この要望書が受け入れられる可能性は低く、8月から新たな負担増が行われます。
※この件に関しては、このブログで既に取り上げています。
ご覧いただければ幸いです。
□□利用者負担段階の判定要件見直し②
□□利用者負担段階の判定要件見直し③

さらに、厚生労働省の社会保障審議会 介護保険部会では、さらなる負担増の議論が進められています。
ここで決まった通りの見直しが行われるとは思いませんが、利用者負担が増える可能性は高いと思います。
今後、利用者負担が増えれば増えるほど、それに耐えられない人が出てくるでしょう。
そんな状況になった場合、国はどうする つもりなんでしょうか?

ところで、昨年の介護保険の改定といえば、介護報酬の引き下げがあったことを覚えていらっしゃいますか?
その結果、昨年は、「老人福祉・介護事業」の倒産件数が76件で、2000年に介護保険法が施行されてから最多の件数になってしまいました。
※この件に関しても、このブログで過去に取り上げています。
こちらも、ご覧いただければ幸いです。
□□2015年「老人福祉・介護事業」の倒産状況
□□介護報酬引き下げの影響

介護事業所に関しては、もう一つ重要なことがあります。
それは、介護事業所で働く人達の待遇です。
世間からは、介護事業所で働く人達の待遇に関して、あまり良い話は聞こえてきませんよね。
もっとも、介護の業界としては、「それほど悪くない!」というお考えもあるようですが…
※この件に関しては、次の投稿をご覧いただければ幸いです。
□□介護職員の待遇に関する2つの記事

仮に、世間で言われているように、介護事業所で働く人達の待遇が良くないとして、介護事業所の倒産が増えている…
原因は、介護報酬が低いからですよね。
なぜ低いかといえば、介護保険の財政状態が良くないから…

そして、利用者負担も増えているし、今後も増える傾向にある…
これも、介護保険の財政状態が良くないことが原因…

さらに、40歳以上の国民が負担している介護保険料も、上がる傾向にある…
これも、介護保険の財政状態が良くないことが原因…

どの角度から見ても、良いことはありませんよね。

介護保険の財政の収入に当たる保険料や利用者負担を増やしても、支出に当たる介護報酬を抑えても、財政状態が良くならないということは、制度そのものに根本的な問題があるような気がするのですが いかがでしょうか?

過去の記事より

総理と介護を行っている方との懇談会


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2016年6月29日 (水)

返品トラブル

昨日(6月29日)、国民生活センターのサイトに次の注意喚起情報が掲載されました。

テレビショッピング 契約条件をよく確認しましょう

同時に次のリーフレットも公表されました。
256
テレビショッピングで購入した商品の、返品に関連するトラブルの注意喚起情報です。

テレビショッピングやインターネットショッピングなど、通信販売で商品を購入する場合、商品の現物を目で確かめて、出来ることなら実際に使ってみて、自分に合ったものを購入したいという気持ちがあると思います。

そんなところに、返品の二文字が目に飛び込んでくると、安易に申し込んでしまいがちです。
しかし、返品は通常、不良品など商品に何らかの問題が無い限り、出来ないことです。
ですから、無条件で返品が出来るということは、まずありえません。
何らかの条件が、付いていないかの確認は必須です。

ただ、こうした条件は非常に分かりづらい表示がされている場合もあります。
私自身そうなのですが、老眼が進むと細かい字が読み辛くなり、ついつい見落としがちになります。
同じ様な経験を されている高齢の方も、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。
安いものであれば、笑って済ませるかもしれませんが、高いものとなると、そうはいきません。
何か高いものを通信販売で買う場合は、一人で決めず、家族などに相談すべきだと思います。

さて、国民生活センターからは、少し前に次の情報も公表されています。

相談急増!「お試し」のつもりが定期購入に!?
-低価格等をうたう広告をうのみにせず、契約の内容をきちんと確認しましょう-

こちらは、サプリメントなど定期購入する商品の「初回お試し価格」に関するものです。
商品を始めて購入する場合に限り、通常価格より大幅に安く買えると思って申し込んでみたところ、定期購入が条件となっており、必ずしも必要でない商品を しばらく買い続けなければいけないというものです。
こちらも、条件は必ず明示されていますから、見落とさないように、しっかり確認しなければいけませんよね。
自信の無い方は、必ず家族に相談を!

いずれにせよ、世の中そんなに美味しい話が あるわけではありません。
美味しい話ほど、「慎重に!慎重に!」を心がけたいですよね。

過去の記事より

葬儀の料金トラブルに気をつけて


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2016年6月28日 (火)

8020運動

8020運動ってご存知ですか?
80歳で自分の歯を20本以上維持することを目的とした運動です。

歯は人間が生きていく上で、極めて重要な役割をしています。
食べたものを歯で噛み砕き、消化しやすいようにしているわけですから、健康な身体を維持する上で大切です。
また、モノを噛むことが脳を刺激するので、認知症の予防に役立つともいわれています。
ですから、介護予防という視点からも、歯の本数を多く維持することは とても重要といえます。

それでは、「8020」の実態は どのようになっているのでしょうか?
厚生労働省が6年ごとに行っている、「歯科疾患実態調査」という調査があるのですが、この調査では、毎回、20本以上の歯を有する方の年齢階級ごとの割合を出しています。
その結果を まとめたのが次の表です。
20
厚生労働省:「平成23年歯科疾患実態調査」より)
全ての年齢階級で、調査のたびに 20本以上の歯を有する方の割合が増えていますね。

次の表は、男女別・年齢階級別の20本以上の歯を有する方の割合です。
20_
厚生労働省:「平成23年歯科疾患実態調査」より)
若い頃は女性の割合が高く、年齢が高くなるにつれ、男性の割合が高くなる傾向があるように感じます。
年齢階級により、バラツキがあるので一概には言えませんが、その傾向が正しいとすれば、男性に比べ女性の方が要介護状態になりやすいことと、何らかの関係があるかもしれません。

それでは、80歳で20本以上の歯を保つためには どうしたら良いのか…
愛知県歯科医師会が、愛知学院大学歯学部の協力で行った調査によれば、8020達成された方の日常生活には、次のような傾向があったようです。
  1. 20歳~40歳代で早めに歯の治療を受けていた。
  2. かかりつけの歯科医がいた。
  3. 間食が少ない傾向にあった。
  4. 第一大臼歯(6歳臼歯)が比較的健康に保持されていた。
  5. 子供のころ、両親から厳しくしつけられていた。
愛知県歯科医師会:「8020運動とは?」より)
私の場合、1と2が全くダメですね。
既に50代半ばですから、もう少しすると一気に歯を失うかもしれません。
それを防ぐためにも、これから出来ることは意識的にするようにしなければいけませんね。

とにかく、歯にトラブルを抱えていると、食事をしても美味しくないですし、健康な体を維持することも難しくなります。
そうなると、毎日の生活に張り合いがなくなり…
良いことは何一つ無さそうですよね。

そんな風にならないためにも、歯は1本でも多く、1日でも長く維持したいですよね。

過去の記事より

虫歯と脳卒中


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2016年6月27日 (月)

介護保険料の滞納②

2ヶ月以上前になりますが、厚生労働省老健局介護保険計画課から、各都道府県介護保険担当主管課(室)宛に、「平成27年度介護保険事務調査の集計結果について」という文書が出されました。
27
各保険者(市町村)が、介護保険制度を どのように運営しているかを調査し、まとめたものです。

そして、この中に保険料を滞納した人への対応に関するデータが出ていました。
27_2
保険者(市町村)の約3割で滞納処分を実施、「差押え」の決定を受けた方が10,118人、「差押え」を受けた資産を滞納した保険料に充当された方が6,305人でした。

「差押え」に対しては、同情的な意見も見かけたことがありますが、では、滞納になっている介護保険料は、どれくらいあるのでしょうか?

6月13日に厚生労働省から、「平成26年度 介護保険事業状況報告(年報)」という統計が公表され、この中に介護保険料の収納に関するデータが出ていましたので まとめてみました。
次の表がその結果です。
(表をクリックすると拡大します。)
Photo
厚生労働省:「平成26年度 介護保険事業状況報告(年報)」より作成)
調定額というのが、平成26年度中に決定された介護保険料です。
収納額というのが、調定額のうち実際に納められた金額です。
不納欠損額というのが、滞納された保険料が、亡くなるなど何らかの事情で収納できなくなった金額です。
なお、特別徴収額については、原則として調定額が全て収納されますが(調停額と収納額が一致する)、何らかの事情で調定額と収納額が一致していない保険者が存在しました。
この不一致額については、便宜上、特別徴収額の不納欠損額にしています。
ご了承ください。

このデータによれば、平成25年以前から滞納状態にある介護保険料が 572億円、このうち、29.6%に あたる 169億円が何らかの事情で収納不能になりました。
また、平成26年度に調定された普通徴収分の介護保険料 2,152億円のうち、12.8%に あたる 276億円が新たに滞納となっています。

ただ、このデータを見ただけでは、この割合が高いのか低いのか分かりませんね。
そこで、他の保険制度と比べてみることにしました。
比べてみたのは、後期高齢者医療制度です。

後期高齢者医療制度に関しては、4月25日に厚生労働省から、「後期高齢者医療事業状況報告(年報:確報) 平成26年度」が公表されています。
それを まとめたのが次の表です。
(表をクリックすると拡大します。)
_
厚生労働省:「後期高齢者医療事業状況報告(年報:確報) 平成26年度」より作成)
このデータによれば、平成25年以前から滞納状態にある後期高齢者医療制度の保険料が 144億円、このうち、18.0%に あたる 26億円が何らかの事情で収納不能になりました。
また、平成26年度に調定された普通徴収分の後期高齢者医療制度の保険料 4,620億円のうち、1.7%に あたる 78億円が新たに滞納となっています。

介護保険の保険料の滞納や不納欠損額(収納不能額)が、いかに多いかお分かりいただけたと思います。

差押えも仕方がないのか…

なんて思われました?
私は むしろ、もう少し保険料を下げても良いのでは、と考えています。
多分、保険料を算定する時点で、ある程度、不納欠損額が見込まれているでしょうから、その見込の仕方次第で、保険料を下げることが出来るような気がします。
そして、保険料を下げることで、滞納者が減るような気がします。
もちろん、保険料を下げることで、介護保険制度の財政状態が悪化するようではいけませんけど…
その辺りのサジ加減は難しいところですが、検討する価値は あると思います。

いずれにせよ、収納不能額は損失…
減らす工夫は必要だと思います。

過去の記事より

介護保険料の滞納


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2016年6月26日 (日)

平成27年UDFの生産金額

今日のタイトルのUDFって、何のことだか分かりますか?
日常の食事から介護食まで幅広く使える食品として、日本介護食品協議会が定めた規格に適合するユニバーサルデザインフードのことです。

そして、その日本介護食品協議会から、平成27年のユニバーサルデザインフードの生産金額等が公表されました。

「ユニバーサルデザインフード」生産金額 200 億円超え

公表されたデータよれば、ユニバーサルデザインフードの平成23年以降の生産量・生産金額の推移は次の通りです。
H27udf
日本介護食品協議会:ニュースリリース「ユニバーサルデザインフード」生産金額 200 億円超え」より)
着実に右肩上がりで増えていますよね。

また、平成23年度以降のユニバーサルデザインフード製品登録数の推移は次の通りです。
H27udf_2
日本介護食品協議会:ニュースリリース「ユニバーサルデザインフード」生産金額 200 億円超え」より)
こちらも、着実に右肩上がりで増えています。

ちなみに、ユニバーサルデザインフードには、利用者が選びやすい様に、その食品の「かたさ」や「粘度」の規格により「区分」が設けられていますが、その「区分」ごとの製品登録状況は次のようになっています。
H2805_udf
日本介護食品協議会:ニュースリリース「ユニバーサルデザインフード」生産金額 200 億円超え」より)
(表の中の『区分』の詳細につきましては こちら をご覧下さい。)

どのような商品があるかご覧になりたい方は、日本介護食品協議会のサイトで商品の検索をすることも可能です。

UDF商品のご案内日本介護食品協議会サイト内へ)

また、楽天市場アマゾンなどの通販で購入することも可能です。

まずは、どんな商品があるか確認してみる…
そして、気になった商品があれば試してみる…
とりあえず、そんなところから始めてみたいですね。

過去の記事より

ユニバーサルデザインフード「初夏の爽やか」キャンペーン


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2016年6月25日 (土)

将来の日常生活への不安

先日、麻生財務大臣がされた高齢者の方に対する発言…
私は、とんでもない発言だと思っています。
この発言に対して、私は次の2つのツイートをしました。

さて、2つ目のツイートの裏付けになるようなデータを見つけましたので紹介します。
平成26年に内閣府が行った、「高齢者の日常生活に関する意識調査」という調査なのですが、この中で将来の日常生活への不安を質問した項目があります。

その質問に対する答えは次の通りなのですが、高齢者の方が将来の日常生活への不安としている上位3つは、どれも社会保障に関連するものです。

Photo
内閣府:「平成26年度 高齢者の日常生活に関する意識調査結果」より)

まず、最初の「自分や配偶者の健康や病気のこと」は医療に関連していますが、3分の2以上の方が不安だと思っています。

次の「自分や配偶者が寝たきりや身体が不自由になり介護が必要な状態になること」は、ズバリ介護のこと…
およそ6割の方が不安だと思っています。

そして、次の「生活のための収入のこと」は年金に関連しています。
3分の1以上の方が不安だと思っています。

蓄えのある高齢者の方の多くは、こうした将来の不安に備えて蓄えていらっしゃるわけです。
つまり、高齢者の方にとって「老後」とは、病気になったり、介護が必要になったり、年金が減額(実質的な減額を含む)されて生活費が賄えないような状態のことを言うのだと思います。

したがって、将来の不安を感じないような社会保障制度になれば、高齢者の方も蓄えを安心して使えるようになる…
私は、そんな風に思います。

ですから、90歳の方が「老後が心配」とおっしゃったのは、「将来の不安」という意味であり、それに対して、「いつまで生きているつもりだ」は、とんでもない発言だと思います。
それも、高齢者の方を不安にさせている、「社会保障費の削減」に躍起になっている、財務省の最高責任者の発言ですから許せません。
国民の不安に寄り添えないような人物は、政治家失格だと思います。

過去の記事より

親の老後に対する不安


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2016年6月24日 (金)

いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん

6月21日付で、シルバー産業新聞社が運営する「Care-news.jp(ケアニュース)」に次の記事が掲載されました。

ピップ&ウィズ 「いっしょに笑おう!うなずきかぼちゃん」 発売

新しいコミュニケーションロボットの発売に関する記事です。
コミュニケーションロボットといえば、過去にこのブログで、アザラシ型セラピーロボットの「PARO(パロ)」』と『おはなしする介護用人形「桃色はなこ」』を紹介したことがあります。

では、今回、「Care-news.jp(ケアニュース)」が取り上げた、「いっしょに笑おう! うなずきかぼちゃん」とは どんな商品なんでしょう…
早速、調べてみました。

下の写真がその商品です。

大阪市にある「ピップ&ウィズ」という会社が販売する商品で、写真の小さな男の子の姿をした人形に、話しかけたり、触ったりすると、内蔵されたセンサーやスイッチが反応して、人形がうなずきながらおしゃべりをしてくれるとのこと…
ピップ&ウィズ」では、「いっしょに笑おう! うなずきかぼちゃん」のブランドサイトを立ち上げており、そのサイトでは商品の動画を見ることが出来ます。

もともと「ピップ&ウィズ」では、「うなずきかぼちゃん」という商品を販売していたのですが、「いっしょに笑おう! うなずきかぼちゃん」は、その後継機という位置づけの商品のようです。
ブランドサイトでは従来の商品との違いを…

  1. 簡単初期設定!電源を切っても再設定不要!
  2. お歌がたくさん歌えるようになったよ!
  3. ことばが増えて、もっと会話が つながるよ!
  4. 時間や季節に追加して、曜日と月を理解!

としています。
(詳細については、ブランドサイトで ご確認ください。)

私もブランドサイトで動画を見たり、「かぼちゃん」の歌や話し言葉の音声を聞きましたが、とてもよく出来ていると思いました。
出来れば、(このようなコミュニケーションロボット全般に言えることなのですが…)何らかの見守り機能が付くと、さらに良くなると思います。
販売ターゲットが一人暮らしの高齢者なのですから、色んな意味で安心に繋がりますよね…
もっとも、その機能を付けることで、商品価格が跳ね上がるのであれば別ですが…

まずは、ブランドサイトで、どんな商品なのか ご確認ください。
きっと、気に入っていただけると思います。

過去の記事より

おはなしする介護用人形「桃色はなこ」


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2016年6月23日 (木)

介護給付費等実態調査月報(平成28年4月審査分)

本日(6月23日)、厚生労働省より、「介護給付費等実態調査月報(平成28年4月審査分)」が公表されました。

3月審査分と同じ様に、介護給付費等実態調査月報のデータの 65歳以上の要支援・要介護者の増加状況と、65歳以上の人口の増加状況を比べてみました。

下の表が その結果です。
H2804
厚生労働省介護給付費等実態調査月報」及び総務省統計局人口推計」より作成)
(端数処理の関係で、データに一部 不自然なところがあります。ご了承ください。)

4月は3月と違って、要支援・要介護者の増加率が 65歳以上の人口の増加率を下回っています。
そして、全ての介護度の増加率が3月を下回っています。

これは、とても素晴らしいことだと思いますが、あくまで、介護を必要としない高齢者が増えていることが前提であって、本来であれば、要支援・要介護の認定を受けられる人が、何らかの事情で受けられていないのであれば話は別です。

その辺りを確認する術は ないものでしょうか?


その他 詳細をご覧になりたい方…
厚生労働省の関連サイトにリンクを張っておきますので ご覧ください。

介護給付費等実態調査月報

介護給付費等実態調査月報(平成28年4月審査分)


過去の記事より

介護給付費等実態調査月報(平成28年3月審査分)


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2016年6月22日 (水)

介護ベッド用手すりについての注意喚起②

昨日(6月21日)、消費者庁から公表された、「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」に、介護ベッド用手すりに関連する死亡事故が掲載されていましたのでお伝えします。

公表された事故の内容は次の通りです。

施設で使用者(90歳代)が当該製品と介護ベッドのフットボード(足側のついたて)の間にけい部が挟まった状態で発見され、死亡が確認された。事故発生時の状況を含め、現在、原因を調査中。

消費者庁:平成28年6月21日付「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」より)

介護ベッド用手すりについての注意喚起情報は、昨年10月にも消費者庁から出されていますが、ほぼ毎年のように何らかの事故が発生しています。
<事故発生件数>
2007年度(平成19年度) 12件(うち死亡 8件)
2008年度(平成20年度) 15件(うち死亡 3件)
2009年度(平成21年度) 7件(うち死亡 3件)
2010年度(平成22年度) 12件(うち死亡 6件)
2011年度(平成23年度) 11件(うち死亡 8件)
2012年度(平成24年度) 8件(うち死亡 6件)
2013年度(平成25年度) 1件(うち死亡 0件)
2014年度(平成26年度) 4件(うち死亡 3件)
2015年度(平成27年度) 2件(うち死亡 1件)
2016年度(平成28年度) 1件(うち死亡 1件)
合 計 73件(うち死亡39件)
※平成28年6月21日時点
消費者庁:平成28年6月21日付「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」より)

なお、安全対策として、平成21年に介護ベッド用手すりのJIS規格が改正されており、改正前の規格の手すりは、新しい規格の手すりに交換することが推奨されています。
JIS規格の改正内容は次の通りです。

サイドレールとサイドレール、ベッド用手すり(グリップ)とヘッドボード等の隙間については、単に寸法を測定する静的なものから、隙間に直径6センチのジグを50ニュートンの力で差し込み、ジグが入り込まないことを確認するという、実際の事故を想定した動的な方法に改正します。これにより、製品がこの規定を満足するためには、隙間寸法に係る設計をより厳密にするとともに、徐々に挟まれていく危険性を有する誘い込み構造の見直しが必要となります。

Jis
日本福祉用具・生活支援用具協会「在宅用電動介護用ベッド」のJISが改正』より)

また、今回公表された、「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」に、介護ベッド用手すりの具体的な事故防止対策が出ていましたので転載させていただきます。
(画像をクリックすると拡大します。)
Photo
消費者庁:平成28年6月21日付「消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について」より)

事故の多くは、古い規格の手すりを新しい規格のものに交換したり、手すりの隙間を塞ぐなど、対策を施しておけば容易に防ぐことが出来ると思います。
事故が起きてから、「対策をしておけば良かった」などと思わないためにも、万全の対策をしておきましょう!

過去の記事より

昇降機能がある介護用ベッドの事故事例


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2016年6月21日 (火)

介護付きホーム

「介護付ホーム」という言葉をご存知ですか?
一昨日(6月19日)、指定特定施設入居者生活介護事業を営む法人の団体、特定施設事業者連絡協議会のサイトに次の情報が掲載されました。

特定施設のことを「介護付きホーム」と呼んでください!

つまり、「介護付ホーム」とは、特定施設事業者連絡協議会が定めた、「特定施設入居者生活介護」の対象施設の通称です。
同時に、次のチラシも公表しています。

Photo

そもそも、このような通称を定めた背景や目的ですが、特定施設事業者連絡協議会では、次のように説明しています。

 平成27年度介護報酬改定において、特定施設入居者生活介護の基本報酬が引き下げられ、2年後の改定においても、同様に厳しい改定が懸念されます。しかし、一般国民(消費者)のみならず、行政、国会議員の先生方も、「特定施設入居者生活介護」が何を指すか、どのような役割を果たしているかを理解されていない現状があり、その大きな阻害要因に呼称の難解さがあると理事会等で共通認識されました。

 特定協は、デイサービス(通所介護)、グループホーム(認知症対応型共同生活介護)のように、「特定施設」、「特定施設入居者生活介護」という法律上の正式名称とは別に、一般の方でもイメージしやすい通称として「介護付きホーム」を定めました。理事会・事務局会での大議論の末、サービス内容を短く、わかりやすく伝えることができる名称として決定しました。

特定施設事業者連絡協議会:「特定施設のことを「介護付きホーム」と呼んでください!」より)

要するに「介護保険法」に定められている、「特定施設」や「特定施設入居者生活介護」という言葉が一般に分かりにくいため、分かりやすい通称を決めた、ということのようです。
正直なところ、私も最初に「特定施設入居者生活介護」という文字を見た時、何のことかピンときませんでしたから…

ちなみに「介護保険法」では、「特定施設」「特定施設入居者生活介護」について、第8条第11項で次のように規定しています。

第8条

11 この法律において「特定施設」とは、有料老人ホームその他厚生労働省令で定める施設であって、第二十項に規定する地域密着型特定施設でないものをいい、「特定施設入居者生活介護」とは、特定施設に入居している要介護者について、当該特定施設が提供するサービスの内容、これを担当する者その他厚生労働省令で定める事項を定めた計画に基づき行われる入浴、排せつ、食事等の介護その他の日常生活上の世話であって厚生労働省令で定めるもの、機能訓練及び療養上の世話をいう。

この条件を満たす施設が「介護付きホーム」ということになります。
この機会に、ぜひ覚えたいと思います。

過去の記事より

有料老人ホームの種類


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2016年6月20日 (月)

在宅介護を望む理由?

在宅介護を望む方が多いといわれていますが、「もしかして、これが理由」という調査結果を見つけましたので紹介します。

老人ホーム・介護施設の検索サイト「HOME'S介護」の運営をする、Lifull Senior(ライフル シニア)が行った、『要介護者の介護に関わる人を対象とした「介護施設に関する意識調査」』なのですが、次のニュースリリースがでています。

老人ホーム、入居前は9割が不安、入居後は8割が満足

この調査は、6か月以上の介護経験がある30歳から69歳の方、400名(うち在宅介護のみを経験されている方200名、要介護者を介護施設に入居させている方・過去に入居させた経験がある方200名)を対象に1月27日から1月31日にかけて、インターネットによる調査で行われました。

調査では要介護者を介護施設に入居させている方・過去に入居させた経験がある方に対して、次の質問をしています。

介護施設に入居してもらう前、
どのようなことを不安に感じていましたか?

この質問に対して、89%の方が不安に感じていた と答えています。
そして、不安に感じていた具体的なことは次の通りでした。
スタッフ対応の良し悪し 56%
本人の入居後の満足度 51%
他の入居者との人間関係 39%
入居後に実際に払う費用 38%
身体や認知症の状態の悪化 33%
設備の充実度 24%
本人の施設への入居承諾悪化 15%
入居施設の選び方 15%
入居時に払う高額な一時金 11%
入居施設に関する情報不足 6%
親族間での衝突・説得 5%
周囲(近所)からどう思われるか 5%
契約内容の不透明性 4%
その他 1%
Lifull Senior(ライフル シニア):『要介護者の介護に関わる人を対象とした「介護施設に関する意識調査」』より)
多くの方が施設の入居に不安を感じていたのですが、入居後の満足度を尋ねたところ、次のような答えになっていました。
介護者(家族)
満足 77%
どちらともいえない 18%
不満 6%
要介護者(本人)
満足 53%
どちらともいえない 40%
不満 7%
Lifull Senior(ライフル シニア):『要介護者の介護に関わる人を対象とした「介護施設に関する意識調査」』より)
家族の8割近く、本人の半数以上が施設に満足しており、不満を持っている方は1割もいません。

さて、この結果を見て感じたことなのですが…

施設の入居には不安がある。
それは、学校に入学・転校すること、新しい会社に就職すること、初めての土地で暮らすことと同じようなものではないか。
ただ、上の3つには、不安と同時に期待もあり、また生きていく上で通過しなければいけないことでもあるので、不安が小さくなり、一歩を踏み出すことが出来る。
しかし、施設の入居には、必ずしも期待があるともいえず、生きていく上で通過しなくても良いものなので、不安が解消されず、一歩を踏み出せない。
したがって、在宅介護を望んでしまうのではないか…

ということです。
このような感情が総てではないのでしょうが、少なからず あると感じました。
誰だって、歳を取ってから苦労はしたくないですからね…

過去の記事より

国民の希望は「在宅介護」?②


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2016年6月19日 (日)

スーパーフード

今日(6月19日)付で、「日刊ゲンダイDIGITAL」に次の記事が掲載されました。

美容目的だけじゃ損…中高年こそスーパーフードに要注目

この記事に、私は次のツイートをしました。

記事の引用をしただけで、ツイッターの文字制限に引っかかってしまったため、私が感じたことをツイート出来ませんでした。

で、その時、私が感じたことは…

これって、高齢者の低栄養対策に使えるんじゃない!

前に紹介した、「つなごう医療 中日メディカルサイト」の記事、「高齢者に広がる低栄養 牛乳などでタンパク質補って」にもあるように、低栄養状態の高齢者が増えています。
実際、私の母も最後の入院中、食事を食べたがらず、どんどん栄養状態が悪くなっていきました。

歳を取るに従い「食」が細くなるのは、ある意味、仕方がないのかもしれません。
ただ、「食」が細くなるのを そのままにしておけば、当然、栄養状態も悪くなります。

「食」が細くなった高齢者にとって、必要な栄養を いかに効率良く摂るかは、とても重要です。
ですから、母も最後の入院の際、効率よく栄養を摂るために、お粥にきな粉を混ぜるなどの工夫をしました。

ということで、ちょっと調べてみたのですが、「日本スーパーフード協会」という団体があるんですね。

日本スーパーフード協会のサイトでは、スーパーフードを次のように定義しています。
  • 栄養バランスに優れ、一般的な食品より栄養価が高い食品であること。
    あるいは、ある一部の栄養・健康成分が突出して多く含まれる食品であること。
  • 一般的な食品とサプリメントの中間にくるような存在で、
    料理の食材としての用途と健康食品としての用途をあわせもつ。
日本スーパーフード協会:「スーパーフードとは」より)
これは、ますます興味深くなってきました。
こんな本も出ています。

色々と調べて、一度、手頃なものを試してみたいと思います。
結果は、このブログで報告しますね。

過去の記事より

高齢者の低栄養


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2016年6月18日 (土)

介護保険法 第四条 第一項

少し前に、「介護予防と自己責任」という投稿を行った際に、私、こんなことを書きました。

結局、介護が必要ない体を長く維持するためには、「経済財政運営と改革の基本方針 2016」にある通り、個人の努力が基本ということになるわけです。
どんなに素晴らしい環境が整えられ、どんなに素晴らしい仕組が作られても、個人が行動を起こさない限りダメ、ということですね。

もしかすると、何らかの行動を起こしたか、起こさなかったかで、自己責任を問われる時代が来るかもしれませんよ…

FP-Yoshikawaの介護日記:「介護予防と自己責任」より)
一応、私なりに介護予防の重要性について書いたつもりでしたが…

さて、国が突然、「介護予防は個人の努力が基本」などということを言い出したのに疑問を感じ、ちょっと調べてみたのですが、例によって自分の無知ぶりを痛感させられる結果になってしまいました。

介護保険法 第四条 第一項では、介護予防について次のように規定しています。

第四条 国民の努力及び義務

国民は、自ら要介護状態となることを予防するため、加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚して常に健康の保持増進に努めるとともに、要介護状態となった場合においても、進んでリハビリテーションその他の適切な保健医療サービス及び福祉サービスを利用することにより、その有する能力の維持向上に努めるものとする。

この条文、要介護状態にならないために個人で努力しなさい、ということを規定しています。
つまり、国が突然、「介護予防は個人の努力が基本」などと言い出したのではなく、介護予防の個人の努力義務は、介護保険法において規定されていることなのです。

しかし、このことを理解して介護予防を努力されている方って、どれくらいいるでしょうか?
私は、ほとんどいないと思います。
私自身、介護予防という言葉を意識するようななるまで ほとんど見かけたことがありませんでしたから…

ところで、6月13日に厚生労働省から、「平成26年度 介護保険事業状況報告(年報)」が公表されました。
なんでも、要介護等の認定を受けた方が 606万人おり、介護保険制度が始まってから初めて600万人を超えたとのこと…
さらに、第1号被保険者全体に占める要介護等の認定を受けた方の割合が、介護保険制度が始まってから過去最高だったようです。

そして、このことを伝える「CBニュース」の記事に、私、次のツイートをしました。

高齢者の人口が増えているわけですから、要介護等の認定を受ける方が増えるのは仕方がないことだと思います。
しかし、第1号被保険者全体に占める要介護等の認定を受けた方の割合がふえる、つまり、高齢者人口の増加を上回るような要介護等の認定を受ける方の増加は いかがなものかとも思います。
全ての高齢者が、要介護状態になるわけではありませんからね。

個人的には、要介護等の認定を受ける方の増加が、高齢者人口の増加を下回るようにする、そんなことを介護予防の効果の目標として設定すべきではないかと思うのですが、いかがでしょうか?

過去の記事より

介護予防と自己責任


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2016年6月17日 (金)

認知症と行方不明者~平成27年 行方不明者の統計 より~

昨日(6月16日)、警察庁から「平成27年中における行方不明者の状況」が公表されました。
この統計で行方不明者とは、警察に行方不明者届が出された方の数を言います。
そして、この統計では、平成24年から認知症又はその疑いにより、行方不明になった方の人数をカウントしています。
平成27年の認知症又はその疑いにより、行方不明になった方の人数は 12,208人で、平成24年以降、最も多い人数でした。

平成24年以降の、認知症又はその疑いによる行方不明者の推移は次の通りです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
Photo
これまで毎年 少しずつ増えていたのですが、平成27年の増え方は これまでより大きくなっています。

男女の内訳は次の通りです。

Photo_2
この内訳の男女の比率を見て私が感じたのは、「男性の行方不明者が多いんだな」ということです。
というのも、認知症が原因で要介護認定を受けている方の男女の内訳の比率は、男性1に対して、女性が2.87倍程度平成25年国民生活基礎調査のデータを基に計算)だからです。
なぜ、男性が多いんでしょう?

都道府県ごとの集計で、行方不明者が多かったところは次の通りです。

Photo_3
こちらも少し不思議な感じがしました。
人口が多いところほど行方不明者が多い、というわけではなさそうだからです。
何しろ、東京が上位に入っていないのですから…

このような不思議な感じがすることの原因を探ることで、何か効果的な対策が見つかるような気がするのですが、甘いですかね。

過去の記事より

認知症による徘徊と保険


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2016年6月16日 (木)

高齢者の交通事故~交通事故統計(平成28年5月末)より~

昨日(6月15日)、警察庁から「交通事故統計(平成28年5月末)」が公表されました。

平成28年5月末の年齢層別の交通事故による死者数は次のグラフの通りです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
285
警察庁:「交通事故統計(平成28年5月末)」より)
65歳以上の交通事故による死亡者数の割合が55.0%で、全体の半数を上回っています。

最近、一年間の65歳以上の交通事故による死亡者数の割合は、55%を下回っていましたので、今年は65歳以上の交通事故による死亡者数は増えている、ということになります。

その辺りは、下のデータ(各年5月末時点での年齢層別交通事故による死亡者数の推移)にも表れています。
(グラフや表をクリックすると拡大します。)

5

5_2

警察庁:「交通事故統計(平成28年5月末)」より)
表の一番下にある高齢者構成率を見ると、平成26年が 52.3%、平成27年が 52.7%で、今年が 55.0%となっていて、65歳以上の交通事故による死亡者数が増えていることが分かります。
さらに、75歳以上の構成率が35.5%ということにも驚きました。

高齢者の交通事故による死亡者数が増えていることには、さまざまな理由があると思います。
そして、さまざまな対策が施されているのでしょう。
しかし、大掛かりな対策は行政主導で行われます。
個人レベルで出来る対策といえば、月並みですが交通ルールを守ること…
あと、高齢者の場合、自らの身体の状態と相談した行動をすることだと思います。

いずれにせよ、若年層の交通事故による死亡者数は大幅に減っているのですから、高齢者の死亡者数を減らせない訳がありません。
個々人の意識の持ち方を変える…
そんなところから、始めることが大切なんだと思います。

過去の記事より

高齢者の歩行中の交通事故


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2016年6月15日 (水)

室内での熱中症に ご用心!

昨日(6月14日)、国民生活センターのサイトに、次の注意喚起情報が掲載されました。

室内でも熱中症 予防を心がけましょう

室内でも発生する、熱中症の予防を呼びかける注意喚起情報です。
同時に、次のリーフレットも掲載されました。
(リーフレットの画像をクリックすると拡大します。)
255

6月も半ばに入り、ずいぶん暑くなってきました。
暑くなると同時に、熱中症による救急搬送も増えているようです。

総務省消防庁が公表している情報によれば、6月6日~6月12日までの都道府県別の熱中症による救急搬送人員数は次の通りです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
H2806060612
総務省消防庁:「熱中症情報」より)
全国の昨年の同じ期間の搬送人員数が 633人に対して、今年の搬送人員数が 880人となっており、4割近く増えています。
リーフレットに出ていた事例では、高齢者の方が熱中症で意識がなく室内で倒れていたところを発見され、救急搬送されています。

高齢者は のどの渇きや暑さを感じにくいなど、体温を下げるための体の反応が弱くなっているため、自覚がなく熱中症になる危険があると言われています。
室温をチェックし、無理せずにエアコンや扇風機を活用し、こまめに水分補給をして下さい。

暑さの本番は、もう少し先です。
くれぐれも、お気をつけください。

過去の記事より

高齢者の熱中症に注意!


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2016年6月14日 (火)

親の老後に対する不安

今日は どちらかというと、若い方向けの情報です。
住宅・不動産情報サイト「オウチーノ」に、昨日(6月13日)、次の情報が掲載されました。

81.0%が、「親の老後」に対して不安を抱えている。
その不安要素とは?

オウチーノ総研が行った『「親の老後」に関する実態調査』に関する情報です。
この調査は 2016年6月3日から6月6日まで、学生を除く首都圏に住む20歳~49歳男女741名を対象に、インターネットによるアンケートという方法で行われました。

このアンケート調査では、最初に次の質問をしています。

『親の老後』について考えていますか?
また、『親の老後』に対して不安はありますか?

オウチーノ:『「親の老後」に関する実態調査』より)
結果は次の通りでした。
考えていて、不安もある 52.9%
考えていて、不安はない 7.8%
考えていないが、漠然と不安はある 28.1%
考えていないし、不安もない 11.2%
オウチーノ:『「親の老後」に関する実態調査』より)
「『親の老後』について考えている」人が 60.7%、「『親の老後』に対して不安がある」人が 81.0%となっています。

一昨日(6月12日)、私は このブログで、内閣府から公表されている「平成27年度 第8回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」のデータを基に、「日本人の親子関係はさめている」ということを書きました。
しかし、このアンケート調査の結果を見ると、大半の子どもが親のことを気にしていることが分かります。
ということは、「日本の親子関係は子どもの側からは さめていない」と考えて良いのでしょう。
少し安心しました。

ところで、もし不安を感じるのであれば、親と話し合っておくことが、不安を小さくするための最善の方法だと個人的に思うのですが…

その辺りは、このアンケートでも尋ねています。

『親の老後』に備え、何か対策はしていますか?

オウチーノ:『「親の老後」に関する実態調査』より)
結果は次の通り…
複数回答
貯金 17.1%
親と話し合っている 8.9%
兄弟・姉妹間で話し合っている 7.8%
夫婦間・パートナー間で話し合っている 6.3%

特になし 66.0%
オウチーノ:『「親の老後」に関する実態調査』より)
あれだけ不安を感じている方が沢山いらっしゃったのに、何か対策をしている方の割合は全体の3分の1だけなんですね。
これは、いささか残念です。

さて、実際に行われている対策を見て、私が感じたことですが…

まず、貯金…
これが一番多いのには驚きました。
子供の側の生活に、それだけ余裕があるのなら良いのですが、無理をしてされているのであれば、いささか疑問を感じます。

「親の老後用の資金」として貯金されているのでしょうか?
それとも、親を含めた家族に万が一のことがあった時のために備えて、貯金されているのでしょうか?

そして、次の項目とも関係があるのですが…

貯金することについて、親との話し合いはされているのでしょうか?

親との話し合いの結果、貯金されているのであれば、何ら問題はないのですが、子供の側の判断だけで、かつ、子供の側の生活に余裕がなく、無理をして貯金をされているのであれば、一度、話し合いを されることを お勧めします。


次に、親・兄弟姉妹・配偶者等との話し合いについて…
前の項目でも書きましたが、話し合いは重要です。
理想としては、親と特定の子供が話し合うのではなく、親の老後に関係する家族が一堂に会して話し合うべきだと思います。
そのような機会を作ることは、なかなか難しいかもしれませんが、お盆や お正月などに家族が集まる機会を利用すれば良いと思います。

「お盆や お正月」にも家族で集まらない…

そんな方でも親の老後に不安を感じたのであれば、意識的に そんな機会を作るべきだと思います。

子供の側から話を切り出しにくい…

と思われるのであれば…

「最近、身体の調子はどう?」

と親の身体を気遣う言葉から始められたら いかがでしょうか…
子供に身体のことを気遣われて、嫌な気持ちになる親は ほとんどいないでしょう。

いずれにせよ、ますは家族の話し合いです。
全ては、そこから始まるのだと思います。

過去の記事より

「介護と生活」に関するレポート(2)介護と家族


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2016年6月13日 (月)

見守り力②

6月9日付の中日新聞の医療・健康情報サイト、「つなごう医療 中日メディカルサイト」に、次の記事が掲載されました。

高齢者救助例を報告 15年度 名古屋市新聞販売店協

名古屋市が2013年度から行っている、「高齢者見守り協力事業」のうち、「名古屋市新聞販売店地域安全協議会」の報告会が行われたことを伝える記事です。

名古屋市高齢者見守り協力事業は、2013年に「名古屋市新聞販売店地域安全協議会」との間で締結された、高齢者見守りに関する協定が始まりです。
2014年9月からは、さらに多くの事業者が ひとり暮らし高齢者の見守り活動に参加できるよう、手続きを簡素化、高齢者の孤立防止活動の幅を広げています。

そして、この事業の成果ですが、「つなごう医療 中日メディカルサイト」の記事によれば「2015年度、登録事業者の通報をきっかけに高齢者が家で倒れているのが見つかって救助したのは15件、死亡が確認されたのは23件だったつなごう医療 中日メディカルサイト高齢者救助例を報告 15年度 名古屋市新聞販売店協」より)」そうです。

さて、名古屋市では、今も高齢者見守り協力事業者を募集しているのですが、募集に当たって事業案内用冊子を作っています。
この事業案内用冊子が なかなかスグレモノで、中に掲載されている「異常を発見するヒント」は一読の価値があると思います。
他の地域でも、地域の「見守り力」を高める上で参考になると思いますので、転載させていただきます。
(画像をクリックすると拡大します。)
34p
名古屋市:「高齢者見守り協力事業 事業案内用冊子」より)

昔から言われていることが たくさん書かれているので、ご存知の方も多いかもしれません。
しかし、こうしたことは普段から意識していないと、なかなか出来ないような気がします。
ぜひ、この機会に再確認していただき、地域の「見守り力」を高めていただければ、と思います。

過去の記事より

見守り力


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2016年6月12日 (日)

原因はどちらに?

内閣府から公表されている、「平成27年度 第8回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」の中に、ちょっと興味深いデータを見つけましたので、紹介します。

この調査は、高齢化問題基礎調査として、日本の高齢者と諸外国の高齢者の生活意識を把握するため、5年ごとに行われているものです。
今回の調査で対象となった国は、日本の外に、アメリカ、ドイツ、スウェーデンです。

そして、私が興味深いと思ったデータは、「別居している子供との接触頻度」です。
このデータは各国の高齢者で、別居している子供を持つ方が、その子供と会ったり、電話等で連絡をと ったりしている頻度を尋ねたもので、下の表が その結果です。
(表をクリックすると拡大します。)
20160612_02_
内閣府:「平成27年度 第8回高齢者の生活と意識に関する国際比較調査」より)

これよれば、ほとんど毎日接触している と答えた方の割合が、日本20.3%、ドイツ 24.8%、スウェーデン 30.0%、アメリカ 42.9%となっており、日本が一番低くなっています。
反対に、ほとんどない と答えた方の割合が、ドイツ3.2%、日本3.1%、アメリカ2.1%、スウェーデン0.8%となっており、ドイツが一番高くなっていますが、ドイツと日本の差は僅かに0.1%、年に数回しか接触していない方を加えると、日本が一番多くなってしまいます。
つまり、日本の高齢者は別居している子供との接触頻度が、この4カ国の中で一番 低いということになります。

このデータだけで、「日本人の親子関係はさめている」というのは早計だとはおもいますが、正直、意外でした。
一体、何が原因なのでしょうか?
親と子、どちらに原因があるのでしょうか?

過去の記事から

親の介護に備える


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2016年6月11日 (土)

前向きに、前向きに!

5月18日付の中日新聞の医療・健康情報サイト、「つなごう医療 中日メディカルサイト」に掲載された次の記事、なかなか興味深いです。

認知症リスク 前向き感情で低く

前向きな感情を持つことで認知症を発症するリスクが減るというのですが…
この記事の元になった研究のプレスリリースが、「日本老年学的評価研究(JAGESプロジェクト)」から出ていました。

ポジティブ感情で認知症リスクが半減

この研究は、「国立長寿医療研究センター」を中心とするグループが、愛知県内の6つの自治体に住む65歳以上の高齢者、14,286人を対象に4年間の追跡調査を行い、ポジティブ感情と認知症発症との関連を まとめたものです。

ポジティブな感情を表す質問項目に、「はい」か「いいえ」で答えてもらい、その後の認知症の発症との関連を分析しました。
質問項目は次の5つ…

  • 今の生活に満足していますか
  • 普段は気分がよいですか
  • 自分は幸せなほうだと思いますか
  • こうして生きていることはすばらしいと思いますか
  • 自分は活力が満ちていると思いますか
そして結果は…
追跡調査を行った4年間に、801人(男性 333人、女性 468人)の方が認知症を発症…
質問項目との関連を分析すると…
5項目すべてに「はい」と回答していた高齢者は、「はい」が1つもなかった高齢者に比べ、認知症になるリスクが男性でおよそ50%、女性では70%減少していました。また、「はい」の項目が1つ増えるごとに、リスクはおよそ13%から21%減少していました。
日本老年学的評価研究(JAGESプロジェクト)プレスリリース:「ポジティブ感情で認知症リスクが半減」より)
とのことです。

医学的な研究の結果ではないので、「こんなものは…」と思われる方がいらっしゃるかもしれません。
しかし、このプレスリリースの冒頭に、「幸福感や満足感などポジティブな感情を強く持つ人ほど、健康状態が良いという多くの研究報告があります。日本老年学的評価研究(JAGESプロジェクト)プレスリリース:「ポジティブ感情で認知症リスクが半減」より) 」とあります。
また、「病は気から」という言葉もあります。
ポジティブな感情を持つことで、認知症の発症を完全に防ぐことは出来ないでしょうが、リスクが減るというのであれば、とても有意義なことだと思います。
毎日の生活を…

前向きに、前向きに!

と心がけたいですよね。

過去の記事より

認知症チェックリスト


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2016年6月10日 (金)

長寿安心年金

今日付で生命保険協会のサイトに、「生命保険協会 SR報告書2016」が掲載されました。
次のリンク先のニュースリリースから、ダウンロードすることが出来ます。

『生命保険協会 SR報告書2016』の発行について
2016

ご興味のある方はご確認ください。

さて、今日は「生命保険協会 SR報告書2016」が発行されたことを紹介しようという訳ではありません。
この中に出ている、「長寿安心年金」を紹介したいのです。

「長寿安心年金」については、私の もう一つのブログ、「FP-Yoshikawaの独り言」で3度取り上げていますが…

良い機会ですので、こちらでも紹介させていただきます。

まず、「長寿安心年金」が出来た背景は、少子高齢化の下、いかに公的年金制度を持続していくかということがあります。
少子高齢化が続く限り、公的年金制度を持続していくためには、年金の給付額を削減していかざるを得ません。
そうなると、国民一人ひとりが老後に備えて、何らかの準備をしなければなりませんが、現在、民間の保険会社が取り扱っている個人年金には、生涯にわたって年金の支払いをするものは ほとんどありません。
そこで考えられたのが、「長寿安心年金」です。

「長寿安心年金」は、ドイツの「リースター年金」という制度をモデルに考えられた私的年金制度です。
生命保険協会は、公的年金制度を補完する私的年金制度には、「終身性」「安定性」「普及可能性」の3つを基本的な役割が必要だとしています。
それぞれの役割の意味は…

  • 終身性
    …人は何歳まで生きるか予測できない
  • 安定性
    …年金額が運用成績で大きく減少しない
  • 普及可能性
    …全国民を対象にシンプルでわかりやすい制度

そして、これらの役割を備えているのが「長寿安心年金」ということになります。

生命保険協会 SR報告書2016」では、提言ということになっていますが、この提言を商品化したと思われる個人年金が、4月から日本生命で販売されています。
Gran Age」という商品です。
終身年金なのですが、この商品、賛否両論あるようで、次のような批判記事も出ています。

日本生命、ボロ儲けか…
平均寿命で死ぬと契約者が約5百万円損する保険販売

これまで無かった考え方の商品なので、このような記事が出るのも仕方がないと思いますが、個人的には それほど悪くないと思っています。
ただ、記事のタイトルのような指摘を一般の人がどのように考えるか…
これまでの個人年金は、貯蓄の延長線上にありますからね。
また、この商品に生命保険協会の考えていることが全て取り入れられている訳でもありませんし…
(全てを実現するためには、国の制度も関係してくるはずです。)

ということで、今後、同じ様な個人年金が、他の生命保険会社から販売される可能性もあるでしょうし、また、「長寿安心年金」に関連して、国の制度に動きがあるかもしれません。
その際には、このブログからも情報発信しようと思います。

過去の記事より

平成28年度の年金額


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2016年6月 9日 (木)

認知症と運転免許証

6月7日付で「Yahoo!ニュース 特集」に次の記事が掲載されました。

高齢ドライバー500万人時代
免許返納いつ?悩む本人と家族

認知症のドライバーに関する記事です。
高齢者のドライバーが増えることにより、認知症の疑いがあるドライバーも増えている といわれています。
Yahoo!ニュース 特集」の記事では、「75歳以上の運転免許保有者のうち、認知症にあたる人が数十万人いるという推計もあるYahoo!ニュース 特集高齢ドライバー500万人時代 免許返納いつ?悩む本人と家族」より)」としています。

ただ、現実問題として認知症ドライバーの実態を掴む術はなく、認知症を患ったドライバーに対しては制度の中で対応するか、本人や家族に対応を任せるしかありません。

では、制度がどのようになっているか…
ちょっと調べてみましたので、お伝えします。
まず、免許証の有効期間ですが、71才以上の方の免許証の有効期間は3年間になっています。

次に免許証更新時の手続きについてですが、免許証の更新期間が満了する日の年齢が70歳以上の方は、高齢者講習を受けなければいけません。
高齢者講習の内容ですが…

  • 交通ルールの再確認
  • 動体視力・夜間視力等の測定
  • 車の運転と運転の指導

となっています。

また、免許証の更新期間が満了する日の年齢が75歳以上の方は、高齢者講習を受ける前に、講習予備検査を受けなければいけません。
講習予備検査の内容ですが…

  • 時間の見当識
    検査時における年月日、曜日及び時間を回答
  • 手がかり再生
    一定のイラストを記憶し、採点には関係しない課題を行った後、記憶しているイラストをヒントなしに回答し、さらにヒントをもとに回答。
  • 時計描画
    時計の文字盤を描き、さらに、その文字盤に指定された時刻を表す針を描く

となっています。

さらに詳しい内容については、次の図をご覧ください。
(図をクリックすると拡大します。)
Photo_2
警察庁リーフレット:「自分のための みんなのための新しいルールです。」より)

なお、75歳以上の方が受けなければいけない講習予備検査に関しては、次の「政府インターネットテレビ」でも詳細を ご確認いただけます。

政府インターネットテレビ
高齢ドライバーの免許証の更新には講習予備検査が必要です

なお、講習予備検査の結果、何らかの問題があったとしても、現在は運転免許証の更新は可能です。
ただし、運転免許証の更新の前後に信号無視、一時不停止、踏切不停止といった交通違反が あった場合は、警察から連絡があり、専門医の診断を受けるか、主治医の診断書を提出しなければいけません。
そこで、認知症と診断された場合には、免許が取り消されます。

また、昨年6月に成立した道路交通法が施行された場合、「認知症の疑いあり」と判断された人全員に医師の診断義務が発生し、認知症を発症していた場合は、免許の停止または取り消しとなります。

今回は制度の中での対応について書きましたが、機会がありましたら、本人や家族の対応について書いてみたいと思います。

過去の記事より

高齢者の歩行中の交通事故


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2016年6月 8日 (水)

介護予防と自己責任

経済財政運営と改革の基本方針 2016」に次の記述があります。
健康寿命の延伸は、個人の努力を基本としつつ、自治体や医療保険者、雇用する事業主等が、意識付けを含め、個人が努力しやすい環境を整える。
経済財政諮問会議:「経済財政運営と改革の基本方針 2016」より)

「健康寿命の延伸は、個人の努力を基本」、要するに、「介護が必要な体にならないために、個人で努力せよ」ということです。
つまり、「『介護予防』は個人で努力せよ」ということです。

「個人で努力せよ」といわれても一体何をすれば良いのか…

一昨日、「自宅での転倒事故」という記事の最後に…
転倒を予防するためには、良い健康状態を保ち、筋力を低下させないのが重要ということが分かります。
そのためには、バランスの取れた食生活を心がけ、適度な運動が必要ということになります。
FP-Yoshikawaの介護日記:「自宅での転倒事故」より)
と書きました。

バランスの取れた食生活と適度な運動…

このキーワードは、「介護予防」にも当てはまると思います。

では、バランスの取れた食生活と適度な運動が、高齢者の間で どの程度行われているか?

例えば、バランスの取れた食生活について…
少し前になりますが、「つなごう医療 中日メディカルサイト」に、こんな記事が掲載されました。

高齢者に広がる低栄養 牛乳などでタンパク質補って

低栄養状態の高齢者が増えていることを伝える内容の記事です。
他でも、このような内容の記事を見かけることがあり、それだけバランスの取れた食生活を送れていない高齢者が多くいるということなのでしょう。
しかし、これは個々人で意識すれば解消出来ることだと思います。

また、運動に関して…
私の個人的なイメージなのですが、普段から体を動かしている人と、動かしていない人では相当の差があるように思います。

結局、介護が必要ない体を長く維持するためには、「経済財政運営と改革の基本方針 2016」にある通り、個人の努力が基本ということになるわけです。
どんなに素晴らしい環境が整えられ、どんなに素晴らしい仕組が作られても、個人が行動を起こさない限りダメ、ということですね。

もしかすると、何らかの行動を起こしたか、起こさなかったかで、自己責任を問われる時代が来るかもしれませんよ…

過去の記事より

経済財政運営と改革の基本方針 2016(仮称)(素案)より


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2016年6月 7日 (火)

福祉用具が使えなくなると…

現在、厚生労働省の社会保障審議会 介護保険部会で議論が進められている、居宅要介護者に対する介護サービスの見直し…
様々なところから反対意見が出されています。

特に介護に携わる業界の反発は強く、反対の署名活動が行われていることは、前に このブログでも紹介しました。

福祉用具国民会議から 署名のお願い

ケアプラン有料化の反対署名

では、この見直しが行われたら、どのような影響が出るのか…
軽度要介護者に対する、福祉用具貸与の見直しが行われた場合に どのような影響が出るか、ということについて調べた調査結果が公表されましたので、紹介させていただきます。

日本福祉用具供給協会」が行った、「利用している福祉用具の代替手段に関する調査 報告書」が、その調査です。
この調査報告書では、軽度要介護者に対する、福祉用具貸与の見直しが行われ、福祉用具が利用できなくなった場合の影響について、様々な角度から分析しています。

詳細については、ぜひ、ご一読いただきたいのですが、私はこの報告書を読んで次のようなことを感じました。

  • 福祉用具が利用できなくなった場合、自立度が低下する可能性があり、結果として要介護度が重度化する可能性がある。
  • 調査報告書では、福祉用具が利用できなくなった場合、代替措置として他の介護サービスを利用するとしているが、その中には福祉用具貸与の見直しと同時に見直しが検討されている、軽度要介護者の生活援助サービスが含まれており、両方同時に見直しが行われた場合、さらに深刻な状況になる可能性がある。
  • また、調査報告書では、他の介護サービスを利用しない場合、家族等に介護を依頼すると考えている人が少なからずいるため、国が目指す「介護離職ゼロ」の実現は不可能になる。

どれも これまで漠然と感じていたことなのですが、こうして調査結果を通してデータで見せられると、いかに深刻かが よく分かります。
このような事態は絶対に避けなければいけません。
ですから、国には何としてでも、現在の介護保険制度のしくみを維持していただきたいと思います。

この調査報告書に興味がある方…
日本福祉用具供給協会」の関連サイトにリンクを張っておきます。
ご一読ください。

日本福祉用具供給協会
当協会において実施致しました調査事業の報告書を掲載致します


過去の記事より

軽度要介護者の訪問介護見直し②


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2016年6月 6日 (月)

自宅での転倒事故

介護が必要となった原因として、転倒・骨折が多いというのは、過去に このブログも取り上げたことがあります。

その時は…

骨折をしないためにも…

転倒しないこと!

が一番なのですが、こればかりは完全に防ぐことは不可能でしょう。

FP-Yoshikawaの介護日記:「転倒時の衝撃緩和」より抜粋)

と書いたのですが…

実は、内閣府が5年に一度行っている「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」の中に「転倒事故」という項目が ありまして、ちょっと興味深いデータが出ていましたので、それを見ながら転倒予防について考えて見たいと思います。
内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」:平成12年度平成17年度平成22年度

興味深いデータというのは、「転倒事故」のうち「自宅内での転倒事故」に関するデータです。
自宅というと、ある意味安全な場所で、「転倒事故」とは無縁な場所のようですが、少なからず発生しているようです。

調査対象は60歳以上の方で、直近1年間の自宅での転倒経験の有無を尋ねています。

まず、性別による比較…
Photo

平成12、17、22年度のデータを比較したのですが、年を追うごとに自宅での転倒経験が「ある」と答えた方が減っているのが分かります。
それだけ60歳以上の人が、転倒しづらい体になっているということでしょうか。

そして、男性に比べて女性の方が自宅での転倒経験が多いという傾向があります。
どの年度でも、男性の倍近くの女性が、自宅での転倒を経験しているようです。
一般的に女性の方が筋肉量が少ないとされていますから、それが原因なのかもしれませんね。

なお、「男女別介護が必要となった原因」によれば、「転倒・骨折」により介護が必要となった女性は、男性の6倍となっています。
下のグラフのが「転倒・骨折」です。
(グラフをクリックすると拡大します)
Photo_2

次に、年齢による比較です。
年齢が高くなるほど、自宅での転倒経験が多くなっていく傾向がありますね。
(グラフをクリックすると拡大します)
_

ある意味、当然の結果で、年齢が高くなるほど筋力が低下するのが大きな原因だと思います。

最後に、健康状態による比較です。
結果を見るまでもなく、健康状態が良い人ほど、自宅での転倒経験がある人は少なくなっています。
(グラフをクリックすると拡大します)
__2

良い健康状態を保つことで、毎日の生活が活発になります。
その結果、筋力の低下を防ぐことが出来る、ということでしょうね。

以上のデータから転倒を予防するためには、良い健康状態を保ち、筋力を低下させないのが重要ということが分かります。
そのためには、バランスの取れた食生活を心がけ、適度な運動が必要ということになります。

月並みな答えになってしまいましたが、「当たり前のことを当たり前にする」ということが大切なのだと思います。

過去の記事より

転倒時の衝撃緩和


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2016年6月 5日 (日)

薬の包装シートの誤飲に注意

少し前になりますが、国民生活センターのサイトに、次の注意喚起情報が掲載されました。

のどや食道を傷つけることも!薬の包装シートの誤飲に注意

同時に、下のリーフレットも公表されました。
253

この注意喚起情報は、昨年9月16日に消費者庁から出された、「高齢者の誤飲・誤食事故に御注意ください!」に基づいて作られており、このブログでも その際に取り上げさせていただきました。

今回、国民生活センターから、情報発信されたということは、相変わらず「高齢者の誤飲・誤食事故」が起きていると思われますので、このブログでも改めて取り上げさせていただきます。

くれぐれも、お気をつけください。

過去の記事より

高齢者の誤飲・誤食事故


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2016年6月 4日 (土)

侮れない100円ショップの商品③

NAVER まとめ」に、次のまとめがあります。

100均で介護に役立つものをまとめてみた

Twitterでは、「介護情報」ということで、定期的に紹介しているのですが、このブログでも紹介させていただきます。
本当に沢山の商品を紹介していて お勧めです。
ぜひ一度ご覧ください。

さて、100円ショップの商品といえば、このブログでも ずいぶん紹介してきました。
今日は、先程の まとめになかったもので、母がリハビリに使っていたもの、自助具に関連したものを紹介したいと思います。

まず、リハビリに使っていたものからです。

最初は、腕の曲げ伸ばし運動に使っていたおもり。

500gのおもり
2012年1月7日「500gのおもり」より

2つあるのですが、左のモスグリーンの方が250g、右の青い方が500gです。
左の商品をダイソーで、右の商品をセリアで買いました。
セリアの商品は今でも売っていますが、ダイソーの商品は 100円では売っていませんでした。
似た商品が 150円になっていましたね。

こんな感じで使っていました。

2012年1月14日「二つのおもりを使った腕の曲げ伸ばし運動」より

次が、腕のトレーニングに使っていたゴムチューブです。
この商品は私が買ってきたのではなく、お世話になった特養の職員さんに買っていただいたものだと記憶しています。
現在でも、似た商品はありますが、ゴムチューブが短くなっていたり、ウレタンの握り部分がなくなっている商品が売られています。


2011年12月17日「腕のトレーニング」より

次は、脳トレ用というわけではありませんが、「日本列島のパズル」です。
ウレタン製のパズルで、小学校低学年くらいの お子様が、お風呂に浮かべて遊びながら、県の名前と位置を覚えるというものです。

日本列島のパズル
2011年12月24日「日本列島のパズル」より

セリアで買ったものですが、先日 確認したところ、売っていませんでした。
ただ、数字のパズルなどはあったので、もしかすると欠品していたのかもしれません。

リハビリ関連は これくらいにして…
次は自助具です。

自助具といえば、やはり これ ですね。

“指”を失った?
2012年5月20日「ボタンエイドの作り方」より
ボタンエイドです。

そのまま使える商品が売られているわけではないので、厳密には100円ショップの商品とは言えませんが、100円ショップで売っている商品を組み合わせて、少し手を加えたものなので紹介させていただきます。

使ったものは…

ボタンエイドの作り方
2012年5月20日「ボタンエイドの作り方」より
ボタンエイドの作り方

「針金」と「お子様用の縄跳び」です。
作り方は、「ボタンエイドの作り方」で ご確認いただければ と思います。

なお、ボタンエイドに関しては、次のサイトで 100円ショップで売っているマドラーを使って作る方法を紹介しています。
宜しければ、参考にしてみてください。

いっぱしの作業療法士を目指す男の日記

次は、母が使っていたものではないのですが、同じ様なものを母が使っていたことがあるので、紹介させていただきます。

リーチャー(マジックハンド)です。


2015年11月9日「リーチャー」より

このアクティブタイプのリーチャーが、100円ショップで買えるんです。
楽天あたりで買うと結構いい値段しますよ…
(もちろん、ずっと良い商品だと思いますが…)

最後は、これだけで使える商品ではありませんが…
杖の先端のゴムです。

侮れない100円ショップの商品②
2012年4月14日「侮れない100円ショップの商品②」より

この商品に関しては、もう売っていないのでは、と思っていたのですが、先日 確認したところ、まだ売っていました。
ダイソーで買えます。

以上、これまでに このブログで取り扱った 100円ショップの商品を改めて紹介させていただきました。
少しでも、お役に立てれば幸いです。

過去の記事より

侮れない100円ショップの商品②


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2016年6月 3日 (金)

見守り力

昨日(6月2日)、消費者庁のサイトで次のリーフレットが公表されました。

「見守り力」で無くそう!高齢者を狙う消費者トラブル!

_

__2

地域の「見守り力」によって、高齢者が被害者になる消費者トラブルの防止を呼びかける内容のリーフレットです。

表面に、「 『見守り力』向上のために大事なこと」、「特に注意が必要な方」、「注意ポイント」がまとめられています。
裏面には、意思に反する契約をしてしまった時などに有効な、「クーリング・オフの手続き方法」が詳しく書かれています。

大変素晴らしい内容のリーフレットなので、一人でも多くの方に ご覧いただき、地域の「見守り力」を高めていただきたいと思います。
ただ、このリーフレットに書かれていないことで、私の個人的な考えとして付け加えたいことが一つありまして…

高齢者の方同士の声かけって大切じゃないかな…

と思ったりします。

それも地域の見守りの一つだよ!」と言われてしまえば それまでなのですが、同じ世代であれば気が付くことって沢山あると思うんです。
ですから、地域の老人会など高齢者同士の集いで、様子がおかしい人を見かけたら積極的に声をかけるとかって大切だと思うんです。
こうした行動は、多分、都会に住んでいる方が大切だと思います。
都会の方が人が多いだけに、不届きな輩も沢山いますからね。
そして、地域の横の繋がりが希薄ですから…

一人ひとりでは防げないことも、みんなで助け合えば防げる、そんな気がします。

過去の記事より

見た目で人を判断してはいけない


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2016年6月 2日 (木)

祖父の命日②

今日、6月2日は、父方の祖父の命日です。
いつものように、位牌を安置場所から仏壇へ移し、お供えをして長めのお経を上げました。
その後、お墓参りへ出かけました。

Nec_0016

今日は とても天気が良かったのですが、風が強く、ろうそくや線香に火をつけるのに苦労をしました。

Nec_0021

さて、我が家のお墓のある霊園ですが、岐阜県可児市にあることは、このブログでも何度か書きましたが、実はこの霊園、小高い丘を造成した場所にありまして…
下の写真が霊園の写真です。

Nec_0024 Nec_0019
Nec_0022

左上の写真が、一般道から少し上がったところにある駐車場から撮ったものです。
左下の写真が、駐車場から坂を上がって、我が家の お墓のある場所へ辿りつく前、最後の坂の辺りです。
右の写真が、我が家のお墓のある場所から下を見下ろした写真で、写真の真ん中辺りに写っているのが、左上の写真の駐車場です。
結構、急な斜面に作られていることが分かると思います。

最近、このような場所に霊園が作られているか どうか知りませんが、もし、このような場所に お墓を作られるのでしたら、歳をとって足腰が弱った時のことを考えられた方が良いと思います。

私の場合、最近は右側の写真の階段を使うことは ほとんどありません。
若い頃は気になりませんでしたけど、最近は、正直なところ怖いですから…
左下の坂でさえ、きついと思うことも ありますからねぇ~

過去の記事より

祖父の命日


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2016年6月 1日 (水)

被保護者調査(平成28年3月分概数)

本日(6月1日)、厚生労働省より平成28年3月分の生活保護の被保護者調査(概数)が公表されました。

3月は、被保護実人員、被保護世帯ともに先月より増加しました。
高齢者世帯の増え方が大きかったことが原因です。
(表をクリックすると拡大します。)
H2803

今年度に入ってからの保護を受けた世帯の推移は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
H28

今年度に入ってからの扶助の種類別扶助人員の推移は次の通り…
(表をクリックすると拡大します。)
28
先月 減少した介護扶助を受けた方の人数ですが、今月は増えています。

65歳以上の人口の増加状況と高齢者被保護世帯の比較は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
H28_2

平成27年3月から平成28年3月の65歳以上の人口の増加率は2.54%でした。
そして、この間の高齢者被保護世帯の増加率は5.09%です。
今月の被保護者世帯数が先月より増加した原因は高齢者被保護世帯の増加だったのですが、前年同月と比較した増加率は先月を下回っています。

高齢者被保護世帯の増え方が、緩やかになってきているということでしょうか…

今後も この数値は注視していきたいと思います。

なお、厚生労働省の関連サイトにリンクを張っておきます。

ぜひ一度ご覧ください。

被保護者調査(平成28年3月分概数)

過去の記事より

被保護者調査(平成28年2月分概数)


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