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2016年6月 6日 (月)

自宅での転倒事故

介護が必要となった原因として、転倒・骨折が多いというのは、過去に このブログも取り上げたことがあります。

その時は…

骨折をしないためにも…

転倒しないこと!

が一番なのですが、こればかりは完全に防ぐことは不可能でしょう。

FP-Yoshikawaの介護日記:「転倒時の衝撃緩和」より抜粋)

と書いたのですが…

実は、内閣府が5年に一度行っている「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」の中に「転倒事故」という項目が ありまして、ちょっと興味深いデータが出ていましたので、それを見ながら転倒予防について考えて見たいと思います。
内閣府「高齢者の住宅と生活環境に関する意識調査」:平成12年度平成17年度平成22年度

興味深いデータというのは、「転倒事故」のうち「自宅内での転倒事故」に関するデータです。
自宅というと、ある意味安全な場所で、「転倒事故」とは無縁な場所のようですが、少なからず発生しているようです。

調査対象は60歳以上の方で、直近1年間の自宅での転倒経験の有無を尋ねています。

まず、性別による比較…
Photo

平成12、17、22年度のデータを比較したのですが、年を追うごとに自宅での転倒経験が「ある」と答えた方が減っているのが分かります。
それだけ60歳以上の人が、転倒しづらい体になっているということでしょうか。

そして、男性に比べて女性の方が自宅での転倒経験が多いという傾向があります。
どの年度でも、男性の倍近くの女性が、自宅での転倒を経験しているようです。
一般的に女性の方が筋肉量が少ないとされていますから、それが原因なのかもしれませんね。

なお、「男女別介護が必要となった原因」によれば、「転倒・骨折」により介護が必要となった女性は、男性の6倍となっています。
下のグラフのが「転倒・骨折」です。
(グラフをクリックすると拡大します)
Photo_2

次に、年齢による比較です。
年齢が高くなるほど、自宅での転倒経験が多くなっていく傾向がありますね。
(グラフをクリックすると拡大します)
_

ある意味、当然の結果で、年齢が高くなるほど筋力が低下するのが大きな原因だと思います。

最後に、健康状態による比較です。
結果を見るまでもなく、健康状態が良い人ほど、自宅での転倒経験がある人は少なくなっています。
(グラフをクリックすると拡大します)
__2

良い健康状態を保つことで、毎日の生活が活発になります。
その結果、筋力の低下を防ぐことが出来る、ということでしょうね。

以上のデータから転倒を予防するためには、良い健康状態を保ち、筋力を低下させないのが重要ということが分かります。
そのためには、バランスの取れた食生活を心がけ、適度な運動が必要ということになります。

月並みな答えになってしまいましたが、「当たり前のことを当たり前にする」ということが大切なのだと思います。

過去の記事より

転倒時の衝撃緩和


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