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2016年7月13日 (水)

認知症に対する不安

将来、認知症に なるのではないかという不安を感じたことがありますか?
もし、不安を感じた場合、何か予防対策をしていますか?

こんなことを尋ねられたら、どう答えます。
今日はこの質問に対して世の中の人は、どのように答えたか、そんな調査結果を紹介したいと思います。

マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングが実施した、「認知症に関する意識・実態調査」が、その調査です。
この調査は、6月7日から6月8日に、全国の20代から60代の男女 1,000人(男性:500人、女性:500人)を対象に、インターネット調査により行われました。
調査対象者のうち、「認知症」患者を家族に持つ人が 216人(男性: 138人、女性: 78人)、「認知症」患者を家族に持たない人が 784人(男性: 362人、女性: 422人)となっています。

まず、認知症に対する不安ですが、次のグラフのようになっています。
(グラフをクリックすると拡大します。)
Photo
クロス・マーケティング:「認知症に関する意識・実態調査」より)
全体の6割以上の人が何らかの不安を感じていますが、特に認知症患者を家族に持つ人ほど、その割合が高くなっています。
調査では、「身近な存在として認知症患者と接する機会のある方が、その不安も高いことを示している。クロス・マーケティング:「認知症に関する意識・実態調査」より)」としています。

また、男女別で見ると、認知症患者を家族に持つ・持たないに関わらず、女性の方が割合が高くなっています。
調査では、「自分が認知症患者の面倒をみるといった意識が背景にあるのではないか、と推測される。クロス・マーケティング:「認知症に関する意識・実態調査」より)」としています。
個人的には、女性の方が認知症になる傾向が高いというデータもあるので、そんなことも関係しているのではないか、と思ったりもします。

それでは、認知症にならないように、何か予防に取り組んでいるのでしょうか…
取り組み状況が次のグラフです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
Photo_2
クロス・マーケティング:「認知症に関する意識・実態調査」より)
実際に取り組んでいる方が、全体の1割程度しかいませんでした。
認知症に対する不安を感じている人が多かった、認知症患者を家族に持つ人でも、4分の1弱です。
この結果に対して調査では、「意識だけなく、行動につなげることを難しさを表しているといえ、日常の認知症患者の介護などもあってか、認知症患者を家族に持つ女性では、この意識と行動の差がより顕著となっている。クロス・マーケティング:「認知症に関する意識・実態調査」より)」としています。

忙しくて予防なんてしていられない!

という感じなのでしょうか…

ただ、認知症の介護をしている人って両極端で、もの凄く負担に感じている人と、さほど負担に感じていない人がいるような気がします。
だとすると、認知症になるのは不安だけれど、「なったらなったで仕方がないか!」、と考えている人が、少なからず いらっしゃるのではないかと、そんな感じもします。

しかし…
不安に感じているならば、出来る範囲のことはしておいた方が良いかと思いますが…
と偉そうなことを思ったりもします。

それでいて、私自身不安に感じながら何もしていない…
考え方を改めないといけないですね。
反省です。

過去の記事より

認知症予防していますか?


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コメント

認知症の予防…ですか。

実は、そんなに特殊で特別なことは必要ないらしいので(ひろゆか調べ)、その範囲内では実践しています。

が、失礼ながらそれはちょっと保留にさせていただいて…。
(本からの写真が添付出来れば良いのですが、出来なそうなので)

家族や親しい人に対しては、少しばかりの対処法を伝えています。

認知症の人との会話の仕方です。

ちょっとしたコツさえ知っていれば、そんなにイライラしないと思うのですが

どうしても「認知症の人とは会話が出来ない」と(家族や親しい人たちが)イライラしてしまうらしいので…。

実際にひろゆかが認知症の人にワンワンパトロール中に言われたのは、

「そのがまぐち、開いちゃってるよ?」でした。

「あぁ、そうですね~。でも、この中にはお金のような貴重品は入れてないので、大丈夫です。ご心配、ありがとうございます」と返したら、

「そうなの?ならいいけど」と一応納得してもらえたようでした。

「がまぐち」と言われたのは、ワンワンパトロール用バッグで、トイレットペーパーや水筒等が入っていて…
その時は、回収したワンのモリモリも入っていました(笑)。


吉川さんならお気付きかと思いますが、ひろゆかは「これは、がまぐちじゃないです」とは言いませんでした。

「真っ向から否定しない」というのが、コツですが吉川さんならきっとご存知ですよね。

でも、これを知らないと「認知症の人は幻覚を見ている」なんていう極端な方向に解釈してしまって、

「そんな人とは会話が成立するワケがない」と思い込んで、

苦手意識や下手をすると嫌悪感を持ってしまって、

結果として極力避けるようになってしまうと思うのです。

まだ健在ですが、ひろゆかの両親がいつ認知症になるかなんて医者でも解りませんし、

ひょっとしたら両親よりも先にひろゆかが認知症になるかも知れないので、

事前に…というか先回りして「こういう感じで会話を返すんだよ」と少しずつ伝授(?)しております。

記事に主旨から外れたコメント、失礼致しました<(__)>

投稿: 北巳ひろゆか | 2016年7月14日 (木) 17時22分

北巳ひろゆか 様

コメントいただき有り難うございます。
> 「真っ向から否定しない」というのが、コツですが吉川さんならきっとご存知ですよね。
いえいえ、私は これまでに、認知症の方と ほとんど接したことが ありませんので…
母がいた特養には認知症の方がいらっしゃいましたが、見かけるくらいで、まともに話を したことなどありませんでしたからね。
ですから、今回ひろゆかさんが書かれたこと、とても新鮮です。
ただ、言われてみればなるほど、という感じもします。
ずいぶん前の話(母が生きている頃のことですから当然ですよね…)、母の用事を済ませ、居室から出てエレベーターを待っていると、認知症らしき方同士で、話しをされていたんですが…
しばらく話を聞いていると、会話は全く成立していませんでした。
でも、妙に良い雰囲気なんです。
お互いに言っていることを相手に理解されずに、険悪な雰囲気もありませんでした。
この出来事が、ひろゆかさんの仰っていることに通じるような気がします。
結局、相手を否定することなく、受け入れることが大切なんでしょうね。
ブログの記事にも書いた、『認知症になるのは不安だけれど、「なったらなったで仕方がないか!」』という感覚は、そんなことが分かっているから生まれてくるのかな、と思ったりします。
ですから、ひろゆかさんの仰る
『事前に…というか先回りして「こういう感じで会話を返すんだよ」と少しずつ伝授(?)しております。』
というのは、とても良いことだと思います。
それも、認知症の「予防」というか、「備え」の一つだと思います。

今回も貴重な ご意見有り難うございました。

投稿: FP-Yoshikawa | 2016年7月15日 (金) 00時57分

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