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2016年8月20日 (土)

高齢者の交通事故~交通事故統計(平成28年7月末)より~

8月17日付で、警察庁から「交通事故統計(平成28年7月末)」が公表されました。

平成28年7月末の年齢層別の交通事故による死者数の割合は、次のグラフの通りです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
287
警察庁:「交通事故統計(平成28年7月末)」より)
65歳以上の交通事故による死亡者数の割合が54.3%で、相変らず全体の半数を上回っています。

死亡事故を さらに詳細に分析したのが、下にある年齢層別・状態別死者数のグラフです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
287_2
警察庁:「交通事故統計(平成28年7月末)」より)
このグラフによると、65歳以上の高齢者で歩行中の交通事故により死亡者した人が 505人、自動車乗車中の交通事故により死亡者した人が 375人となっており、他に比べて突出していることが分かります。

さらに、65歳以上の高齢者を65~69歳・70~74歳・75歳以上の3つの年齢層に分け、平成18~28年の毎年7月末の状況の推移をまとめたのが下の表です。
(表をクリックすると拡大します。)
7
警察庁:「交通事故統計(平成28年7月末)」より)
この表を見ると、平成18年以降、どの年齢層でも、歩行中または自動車乗車中の交通事故により死亡者した人の割合が、 多くなっているのが分かります。
特に、75歳以上で歩行中の交通事故により死亡者した人の割合は、毎年、交通事故による死亡者数の3割前後を占めています。

つまり、75歳以上の高齢者の歩行中の交通事故による死亡者数を減らすことが出来れば、交通事故による死亡者数を減らすことが出来るということになります。
(もちろん、他も減らさなければいけませんが…)

75歳以上の高齢者の歩行中の交通事故による死亡者数を減らすということであれば、地域ぐるみで出来ることが、たくさんあるような気がします。
特に、各地域の老人会などでの取組が、重要になってくるのではないかと…

また、こうした活動を活発にすることで、昨日 取り上げた、抑うつ傾向を改善するために人と話す機会を増やすことにも繋がります。
地域の高齢者同士が繋がることで、地域の見守り力のアップにも繋がります。

もちろん、良いことばかりではないと思いますが、デメリットよりも得られるメリットの方が大きいような気がします。
実際に どのようなことをすれば良いかは、それぞれの地域の実情によって異なるでしょうが、まずは何かを始めること…
それが重要なのだと思います。

過去の記事より

高齢者の交通事故~交通事故統計(平成28年5月末)より~


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