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2016年8月17日 (水)

混合介護

「混合介護」という言葉をご存知でしょうか?
TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に関する議論の中で、「混合診療」という言葉は よく聞きますが、「混合介護」という言葉は初めての方も いらっしゃるかもしれませんね。
ただ、混合介護という言葉、最近、時々見かけるようになりました。

例えば、次の記事…

「新しい混合介護」の衝撃
サービス価格の自由化で現場はどう変わるのか?

介護のニュースサイト Joint

では、「混合介護」とは、どんなものなのか…
公的医療保険の「混合診療」の介護保険版ということなのでしょうか?
この考え方、ある意味、正解ですし、ある意味、間違いです。

ある意味、正解なのは、どちらも保険の対象になる診療や介護サービスと、保険の対象にならない診療や介護サービスを「混ぜ合わせて」受ける、という面です。

では、ある意味、間違いなのは…
これは2つの保険制度の保険給付の違いによるものです。

公的医療保険制度では、保険給付の対象となる医療を受けた場合、医療費は自己負担となる一部負担金を除き、保険制度から支払が行われます。
ただ、保険の対象になる診療と保険の対象にならない診療を受ける、「混合診療」については、現在、一部の例外を除き、全額患者の自己負担になっています。
※詳細については次のリンクでご確認ください。

混 合 診 療 っ て な に?
~混合診療の意味するものと危険性~

日本医師会

これに対して介護保険では、要介護度に応じた次の支給限度額が定められています。

Photo

この表の支給限度額を10倍したものが、1割又は2割の自己負担で様々な介護サービスを受けられる限度額になります。
そして、この限度額を超えて介護サービスを利用した場合、介護保険の対象外となって、介護サービスの利用料金は全額自己負担ということになります。
これを上乗せサービスと呼んでいる そうです。
また、介護に関連するサービスが、全て介護保険の対象になっているわけではありません。(例えば配食サービス)
こちらも、サービスを利用した場合、介護保険の対象外となって、サービスの利用料金は全額自己負担になります。
これを横出しサービスと呼んでいる そうです。

こうした上乗せサービスや横出しサービスは、必要な人は受けざるを えませんが、これを公的医療保険と同じ様に、全額自己負担にしてしまったら、ほとんどの人がサービスを受けることが出来ず生活が破綻してしまう、ということは想像できますよね。
ということで、介護保険においては、公的医療保険と違って、すでに「混合介護」が認められているんです。

ですから、私は、「混合介護」という言葉を見かけても、「何をいまさら…」くらいの反応しかしておりませんでした。
ところが、冒頭に紹介した記事を何気なく読んだところ、「これはしっかり調べておかなければいけない!」と思ってしまいました。

どうも、公的医療保険の「混合診療」と同じ様に、介護保険の「混合介護」にも様々な問題点がありそうです。
私は今のところ、漠然と問題点がありそう、と感じている状態ですので、今の時点で問題点の詳細をお伝えすることが出来ません。

ですから、今後、色々と調べた上で、「こんな問題点がある」など、お伝えできればと思っています。
何か問題点を見つけましたら、このブログでお伝えするつもりでいます。

過去の記事より

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