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2016年8月 5日 (金)

救急車を呼ぶ意味

医師・医療関係者の方々を対象とした医療情報を提供している、メディカルトリビューンの一般向けサイト、「あなたの健康百科」に次の記事が掲載されています。

なぜ?希望していなかった全患者に延命治療
救急搬送された終末期がん患者を調査

記事を私なりにまとめると、延命治療を希望していない終末期のがん患者の方が心配停止状態になったので、救急車を要請したところ、延命措置が行われてしまった、という内容です。

なぜ、そんなことが起きるのか?
この記事では、その理由が次のように書かれています。


現状の消防法などでは、救急車が呼ばれた以上、救急隊は心肺停止状態の患者に心肺蘇生を行わざるを得ないという。

あなたの健康百科

なぜ?希望していなかった全患者に延命治療 救急搬送された終末期がん患者を調査」より)


結局、救急車を要請すべきではない時に、救急車を要請してしまった、ということです。
それでは、このような場合、どのような対応をすれば良いのか…

主治医に連絡する

が正しい対応になります。

また、記事では、「かかりつけの医師と連絡が取れなかった」事例が紹介されていますが、この場合でも、「119」に電話をするのではなく、都道府県や市町村の救急相談窓口に相談すべきでしょう。

もっとも、この記事は延命治療を希望していない終末期のがん患者の方の事例ですので、その他の場合は必要に応じて救急車の要請をいしなければいけません。

しかし、救急車の要請に関しては不適切な理由で救急車を要請するケースが多くあるようです。
そんな不適切な救急車の利用を防ぐ目的で、消防庁から次のマニュアルが公表されています。
(画像をクリックすると、マニュアルのダウンロードサイトが開きます。)
Photo
この機会に、ぜひ、一度ご覧ください。

いずれにせよ、救急車を呼ぶことの意味を十分に理解して、適切な利用を心がけなければいけないと思います。

過去の記事より

いざという時は…


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コメント

なるほど…。

延命治療を望んでいない場合は、119で救急車の要請をしてはいけないんですね。

言われてみれば「そうか」なのですが、案外盲点かも知れませんね。

特に、心肺停止になったら家族(身内)としては頭で「いつかはそういう時が来る」と覚悟しているつもりでも、
いざとなると理屈抜きにテンパってしまうのでしょうね。

貴重な情報、ありがとうございます<(__)>

投稿: 北巳ひろゆか | 2016年8月 6日 (土) 03時10分

北巳ひろゆか 様

コメント有り難うございます。
> なるほど…。
>
> 延命治療を望んでいない場合は、119で救急車の要請をしてはいけないんですね。
そうすべきでしょう。
もちろん、終末期のがん患者の方に限ってですが…
ただ、他の場合でも本人の意思が確認できるのであれば(心肺停止状態では絶対に無理ですが…)、救急車を呼んで良いか確認すべきかもしれません。

どちらにせよ、非常な時こそ冷静にだと思います。

投稿: FP-Yoshikawa | 2016年8月 7日 (日) 13時57分

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