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2016年10月28日 (金)

平成28年9月分労働力調査より「高齢者の就労状況」

本日(10月28日)、総務省統計局より、「労働力調査(基本集計) 平成28年(2016年)9月分」が公表されました。
65歳以上人口及び役員を除く雇用者の平成27年9月と平成28年9月を比べた変動状況は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
201609_65__

例によって、役員を除く雇用者の前年同月と比較した増加率が、人口の前年同月と比較した増加率を上回っています。
ただ、8月と比べると、男性の正規雇用は減っています。
逆に女性の正規雇用は増えていますが、この辺り何か関係があるのでしょうか?
非正規雇用は、男性の増加率は8月を上回り、女性の増加率は下回っています。

さて、このところ、高齢者に関する色々なデータを紹介している、厚生労働省の「高齢社会に関する意識調査」では、就労に関するデータも出ています。
今日は、その中から、「就労希望年齢」に関するデータを紹介させていただきます。

就労希望年齢に関するデータは、過去にも、内閣府が平成25年度に行った、「高齢期に向けた「備え」に関する意識調査」のデータや、同じく内閣府が平成26年度に行った、「高齢者の日常生活に関する意識調査」のデータを紹介したことがありますが、「高齢社会に関する意識調査」では どうなっているでしょうか?

次のグラフが その結果です。
(グラフをクリックすると拡大します。)
Photo
厚生労働省:「高齢社会に関する意識調査」より)
31.2%の人が、「働けるうちはいつまでも」と答えています。
これは、「高齢期に向けた「備え」に関する意識調査」のデータ(25.7%)や、「高齢者の日常生活に関する意識調査」のデータ(28.9%)よりも高くなっています。
それぞれの調査対象となった年齢層が違いますので、一概には言えませんが、年々、歳を取ってからの就労意識が高まっているのかもしれませんね。

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「労働力調査」、「高齢社会に関する意識調査」の詳細については、以下のリンクから ご確認ください。

労働力調査(基本集計) 平成28年(2016年)9月分


高齢社会に関する意識調査

過去の記事より

平成28年8月分労働力調査より「高齢者の就労状況」


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