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2016年10月 8日 (土)

混合介護②

10月6日付で、「介護のニュースサイト Joint」に次の記事が掲載されました。

規制改革会議、主要議題に混合介護の弾力化
価格自由化の解禁を検討

介護のニュースサイト Joint

政府の「規制改革推進会議」について伝える記事です。
記事によれば

…議長を務める大田弘子元経済財政担当相(政策研究大学院大学教授)は会見で、「介護をより厚みのあるマーケットに育てていく。いろいろなサービスを購入できるようにしたい」との意向を表明…「今の仕組みではサービスを充実させると保険料が上がってしまう。つまり制約がかかっている」と問題を提起。「高齢者の潜在的なニーズに応えられないし、このままでは現場で働く職員の給与も増えていかない」と語り、ルールの再考が必要との認識を示した…

介護のニュースサイト Joint
規制改革会議、主要議題に混合介護の弾力化 価格自由化の解禁を検討」より)

とのこと…

規制改革推進会議 議長の大田弘子さんの おっしゃること正論だと思います。
現在の介護保険制度は様々な問題が生じており、現状のままで こうした問題を解決するためには、負担を増やすか、給付を削るしか方法はない、という意見が大勢を占めています。
また、色々な介護サービスが出来ることで、介護サービスの利用者である高齢者の選択肢が増えることも良いことだと思います。
そして、価格の自由化により、現在の介護報酬よりも高い報酬を得られる可能性が出てきますから、低賃金に喘ぐ介護業務従事者の待遇改善につながるかもしれません。

しかし、介護サービス価格自由化後の負担増に、全ての高齢者が耐えられるでしょうか?
生活保護を受ける高齢者世帯は、毎月着実に増えています。
(表をクリックすると拡大します。)
H28
また、自己負担分を負担しきれないために、介護サービスの利用を控えている人もいらっしゃる、ということも聞きます。
(グラフをクリックすると拡大します。)
Photo
厚生労働省:「平成27年度 介護給付費等実態調査の概況」より)
さら、価格の自由化によりサービスの内容が複雑になった場合、その内容を理解できない高齢者も出てくることでしょう。

このような人達をいかにして守るか…
混合介護を行う上で、必要不可欠なしくみだと考えます。
規制改革推進会議では、その辺りのことも しっかりと議論していただきたいと思います。

過去の記事より

混合介護


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