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2016年10月13日 (木)

老後の一人暮らしへの不安

一昨日(10月11日)、厚生労働省高齢社会に関する意識調査のデータの中から、「老後の不安」について取り上げました。
そのデータによれば、多くの人が不安を感じていることは、「健康上の問題」でした。
そして、私は この投稿の中で、「健康上の問題」を不安だと感じる理由として、一人暮らしの高齢者が増えていることが原因ではないか、というようなことを書きました。

実は、高齢社会に関する意識調査では、「老後の一人暮らし」に関して、 こんな質問をしています。

高齢者の単身世帯が増えていますが、老後に一人暮らしをすることになった場合に不安はありますか。

厚生労働省:「高齢社会に関する意識調査」より)
そして、その結果が次のグラフです。
(左のグラフが調査対象となった全年齢、右のグラフが年齢別です。グラフをクリックすると拡大します。)
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厚生労働省:「高齢社会に関する意識調査」より)
8割以上の人(「大いに不安(39.9%)」「やや不安(41.8%)」)が、老後の一人暮らしに不安を感じています。
年齢別にみると、年齢が低いほど「大いに不安」の割合が高くなっています。

調査では、「大いに不安」・「やや不安」と回答した人に、その理由を尋ねているのですが…
その結果が次のグラフです。
(左のグラフが調査対象となった全年齢、右のグラフが年齢別です。グラフをクリックすると拡大します。)
Photo_3 Photo_4
厚生労働省:「高齢社会に関する意識調査」より)
不安な理由として特に多かったのが、「病気になったときのこと(79.7%)」と「寝たきりや身体が不自由になり、介護が必要になったときのこと(79.1%)」です。
やはり、「健康上の問題」ですね。

次に多いのが、「買い物など日常生活のこと(43.5%)」です。
これは、「買い物難民」とか「コンビニ難民」のことなのでしょうか。
コンビニ難民」に関しては、前にこのブログで取り上げたことがありますが、全国の高齢者の約6割が「コンビニ難民」だと言われています。
こうした状況を解消するためには、民間の力には限界があると思います。
行政の何らかの対応が必要でしょう。

年齢別にみると、年齢が低い層で、「病気になったときのこと」をあげる割合が高く、年齢が高い層では、「買い物など日常生活のこと」や「日常会話をする相手がいないこと」をあげる割合が高くなっています。
これは、年齢が低い層では漠然としたことを不安として、年齢が高い層では現実の問題として不安に感じていることをあげているのだと思います。

ただ、70代では「寝たきりや身体が不自由になり、介護が必要になったときのこと」を挙げている人の割合が高くなっています。
おそらく、急激な体の衰えなどを感じる時期になると思われますので、「寝たきりや身体が不自由になり、介護が必要になったときのこと」を身近な問題として意識するのではないかと思います。

それでは、こうした不安を解消するためには、どうしたら良いのでしょうか。
月並みかもしれませんが、日頃の人間関係の構築が重要、ということになるのだと思います。

過去の記事より

孤立死(孤独死)を防ぐ?


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