高齢運転者の交通事故の特徴は?
一昨日(12月16日)、日本損害保険協会のサイトに次の情報が掲載されました。
高齢運転者は「出会い頭事故」に注意を |
(日本損害保険協会) |
日本損害保険協会が交通事故総合分析センターと連携して、高齢運転者の交通事故に関する調査報告書を取りまとめました。
そして、その調査結果に基づき、今後の高齢運転者に対する交通安全啓発活動を展開して いくとのこと…
まず、事故を類型別に年齢層(64歳以下・65歳~74歳・75歳以上)で分けたデータが次のグラフです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
![]() |
(交通事故総合分析センター:「イタルダインフォメーション No.119」より) |
このグラフを見ると、65歳以上の運転者の交通事故は、64歳以下に比べて、出会い頭の事故が多いことが分かります。
出会い頭の事故…
つまり、交差点での事故ということになるのですが、では、どのような交差点で事故が起きているのでしょうか?
![]() |
(交通事故総合分析センター:「イタルダインフォメーション No.119」より) |
このグラフを見ると、信号機のない交差点での事故が多く発生していることが分かります。
それでは、信号機のない交差点での出会い頭の事故は、どのような原因で起きているのでしょうか?
(グラフをクリックすると拡大します。)
![]() |
(交通事故総合分析センター:「イタルダインフォメーション No.119」より) |
このグラフを見ると、年齢層が上がるほど、「指定場所一時不停止等」、つまり一時停止違反が原因の事故が多くなることが分かります。
以上まとめると、高齢運転者の交通事故は、信号機のない交差点で一時停止違反による出会い頭の事故の割合が多い、ということになります。
したがって、高齢運転者の交通事故を減らすためには、信号機のない交差点で、しっかり一時停止を して、安全確認をすることが重要、ということになりますね。
この調査結果の詳細をご覧になりたい方…
交通事故総合分析センターと日本損害保険協会の関連サイトにリンクを張っておきますので ご覧下さい。
高齢運転者は「出会い頭事故」に注意を
~損保協会で高齢者の交通事故特性を踏まえた啓発取組みを推進~
過去の記事より
次のブログランキングに参加しています。
応援よろしくお願いします。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント