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2017年1月30日 (月)

第29回介護福祉士試験の申込者数

昨日(1月29日)の「介護のニュースサイト Joint」に、次の記事が掲載されました。

介護福祉士の国試、申込者が前回の半分以下に急減
実務者研修の義務化が影響

介護のニュースサイト Joint

昨日行われた、「介護福祉士」試験の受験申込者数に関する記事です。
記事のタイトルには、「半分以下に急減」とありますが、どのような状況なのか…
記事に出ていたデータを表にして見ました。

第27回 162,433人
第28回 160,919人
第29回 79,113人

第29回が今回なのですが、第28回に比べて 49.16%まで減少しています。

介護に従事する人が不足していると、ずっと前から言われているわけですから、今回の現象は由々しき事態だと思ってしまうのですが…

受験申込者数減少の原因として記事のタイトルには、「実務者研修の義務化が影響」とあります。
では、実務研修とはどのような制度なのか…
厚生労働省のサイトに「介護福祉士の資格取得方法」に関する図表が出ていましたので転載します。
(図表をクリックすると拡大します。)
Photo
厚生労働省社会福祉士・介護福祉士等介護福祉士の資格取得方法」より)
※図表中、赤色の着色は、FP-Yoshikawaが行いました。

図表中、赤色に着色した部分が、「実務者研修」です。
ですから、全ての受験者が対象というわけではありません。
ただ、今年の試験から必須となりました。
では、「実務者研修」の内容は…
Joint」の記事によれば…

介護職員として仕事を3年間続ければ国試に挑戦することができた。実務者研修が必須とされたのは今年度から。資格の無い人なら450時間、ヘルパー2級を持っているか「初任者研修」を終えている人なら320時間、ヘルパー1級を持っている人なら95時間の研修を受けなければいけなくなった。目的は、現場の経験だけでは身に付きにくい体系的な知識や技術を学んでもらうこと。専門職としての資質・地位の向上やサービスの質の底上げに結びつける狙いがある。

介護のニュースサイト Joint
介護福祉士の国試、申込者が前回の半分以下に急減 実務者研修の義務化が影響」より)

とあります。

要するに、介護福祉士のレベルアップのために導入された制度のようです。
ただ、相当な時間を必要とする研修ですよね。
介護福祉士のレベルアップは大切なことなのですが、果たしてこれだけの時間が必要なのか、疑問を感じたりします。
また、記事にもありますが、介護に従事している人の待遇との兼ね合いで考えると、ここまで苦労して資格をとるメリットがあるのだろうか、などと思ったりします。
介護に従事する人が不足している現状を考えると、もう少し工夫があっても良いような気がします。

過去の記事より

改めて…介護は命を預かる仕事…だから…


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