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2017年2月28日 (火)

高齢者の交通事故~交通事故統計(平成29年1月末)より~

2月17日付で、警察庁から「交通事統計(平成29年1月末)」が公表されていましたので紹介します。

平成29年1月末の年齢層別の交通事故による死者数の割合は、次のグラフの通りです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
29
警察庁:「交通事統計(平成29年1月末)」より)

65歳以上の交通事故による死亡者数の割合が57.1%なのですが、昨年(平成28年)1年間の65歳以上の交通事故による死亡者数の割合が54.8%だったので、随分と増えてしまった感じがします。
原因は全年齢層の交通事故による死亡者数は減っているのですが、65歳以上の交通事故による死亡者数の減り方が それに追いついていないこと…
下の表(年齢層別死者数の推移(各年1月末))をご覧いただければ、その辺りの状況はよく分かると思います。
(表をクリックすると拡大します。)
Photo_3
警察庁:「交通事統計(平成29年1月末)」より)

それでは、死亡に繋がる交通事故は、どのような状態の時に多く発生しているのか…
次の表は、平成19年から平成29年までの各年1月末の「状態別死者数の推移」を まとめたものです。
(表をクリックすると拡大します。)
Photo
警察庁:「交通事統計(平成29年1月末)」より)

これによれば、平成29年1月末で一番多いのが歩行中の死亡で  121人、次が自動車乗車中の死亡で 106人、この二つで全体の8割以上を占めています。

そして、次のグラフは平成29年1月末の「状態別死者数」を年齢層別でまとめたもの…
(グラフをクリックすると拡大します。)
Photo_2
警察庁:「交通事統計(平成29年1月末)」より)

なんと、65歳以上の高齢者で歩行中に交通事故で死亡した人は 91人!
全年齢層の7割以上を占めています。
高齢者の歩行中の交通事故による死亡を減らすことが出来れば、交通事故による死亡を さらに減らすことが出来る!
(誰もが考えること だと思います。)

では、具体的な対策は…
月並みですが、交通ルールを守ること!
ただ、小さな子供のように、突然、飛び出して自動車に はねられるケースは少ないと思います。
しかし、自動車を避けることなど、昔は出来たことが出来なくなったために、自動車に はねられてしまったケースは少なからず あるのではないかと…
昔は出来たかもしれませんが、横断歩道のないところなど、無理な横断はいけません!

無理なことをしないために大切なことは、自分自身の身体の状態を知ること!
家族など、まわりの人も適切なアドバイスをする!
これが交通事故による死亡事故を減らす、「はじめの一歩」のような気がします。
そんな、何気ないことが大切なのだと思います。

過去の記事より

平成28年高齢者の交通事故死亡者数


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コメント

>家族など、まわりの人も適切なアドバイスをする!

これは、本当に大切で大事なことだと思います。

昨今、急にホームドアの設置へ賛成する意見が大きなうねりを見せているようですが、

高齢者や目の不自由な人だけでなく、酔っ払った人や、歩行困難な人たちに対しても、

同じホームにいる人たちが少しだけ(それぞれほんの少し)でも気に掛けてあげたら、

ホームドアなんて要らないのではないかとひろゆかは思っています。

道路の事故も、少しずつでいいから他人であっても気にかけてあげていれば、

不幸な事故は今よりずっと減ると思えてなりません。

投稿: 北巳ひろゆか | 2017年3月 2日 (木) 19時47分

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