高齢者の交通事故~交通事故統計(平成29年1月末)より~
2月17日付で、警察庁から「交通事統計(平成29年1月末)」が公表されていましたので紹介します。
(グラフをクリックすると拡大します。)
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(警察庁:「交通事統計(平成29年1月末)」より) |
原因は全年齢層の交通事故による死亡者数は減っているのですが、65歳以上の交通事故による死亡者数の減り方が それに追いついていないこと…
下の表(年齢層別死者数の推移(各年1月末))をご覧いただければ、その辺りの状況はよく分かると思います。
(表をクリックすると拡大します。)
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(警察庁:「交通事統計(平成29年1月末)」より) |
次の表は、平成19年から平成29年までの各年1月末の「状態別死者数の推移」を まとめたものです。
(表をクリックすると拡大します。)
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(警察庁:「交通事統計(平成29年1月末)」より) |
これによれば、平成29年1月末で一番多いのが歩行中の死亡で 121人、次が自動車乗車中の死亡で 106人、この二つで全体の8割以上を占めています。
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(警察庁:「交通事統計(平成29年1月末)」より) |
なんと、65歳以上の高齢者で歩行中に交通事故で死亡した人は 91人!
全年齢層の7割以上を占めています。
高齢者の歩行中の交通事故による死亡を減らすことが出来れば、交通事故による死亡を さらに減らすことが出来る!
(誰もが考えること だと思います。)
では、具体的な対策は…
月並みですが、交通ルールを守ること!
ただ、小さな子供のように、突然、飛び出して自動車に はねられるケースは少ないと思います。
しかし、自動車を避けることなど、昔は出来たことが出来なくなったために、自動車に はねられてしまったケースは少なからず あるのではないかと…
昔は出来たかもしれませんが、横断歩道のないところなど、無理な横断はいけません!
無理なことをしないために大切なことは、自分自身の身体の状態を知ること!
家族など、まわりの人も適切なアドバイスをする!
これが交通事故による死亡事故を減らす、「はじめの一歩」のような気がします。
そんな、何気ないことが大切なのだと思います。
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