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2017年3月25日 (土)

平成28年の救急出動件数等

3月22日付で「介護のニュースサイト Joint」に、次の記事が掲載されました。

救急車の出動、昨年は621万件
7年連続で過去最多を更新 高齢化が影響

介護のニュースサイト Joint

総務省消防庁が3月21日に公表した、『「平成 28 年の救急出動件数等(速報値)」のポイント』の内容を紹介する記事です。

公表された『「平成 28 年の救急出動件数等(速報値)」のポイント』によれば、平成28年に救急車が出動した件数は 621万82件(速報値)、救急搬送された件数は 562万889人(速報値)だったとのこと…
いずれも過去最多を記録しました。

平成19年から平成28年までの、救急自動車による救急出動件数と搬送人員数の推移は、次のグラフの通りです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
Photo
総務省消防庁:『「平成 28 年の救急出動件数等(速報値)」のポイント』より)

ところで、Jointの記事のタイトルでは、増加の原因を「高齢化が影響」としていますが、どのようになっているのでしょうか?

公表された『「平成 28 年の救急出動件数等(速報値)」のポイント』には、年齢区分別の搬送人員数が出ていました。

下の表が、そのデータです。
(表をクリックすると拡大します。)
Photo_2
総務省消防庁:『「平成 28 年の救急出動件数等(速報値)」のポイント』より)

表の中の年齢区分の定義ですが…

新 生 児:生後28日未満の者
乳 幼 児:生後28日以上満7歳未満の者

少 年:満7歳以上満18歳未満の者

成 人:満18歳以上満65歳未満の者

高 齢 者:満65歳以上の者

となっています。

総務省統計局人口推計によれば、平成28年の高齢者(65歳以上)の人口は平成27年に比べ、いずれの月も2%台の増加でしたから、3.5%の増加は多いといえます。
人間、歳をとれば何らかの病気になる可能性が高いので、救急車のお世話になる可能性が増える、ということなのでしょうか?

ただ、個人的には、増加の原因を「高齢化が影響」と単純に片付けるのではなく、詳細な分析をするべきではないかと思ったりします。
例えば、私の父が要介護状態になったのは、脳幹出血が原因なのですが、脳幹出血を発症した際に救急搬送されています。
この場合、脳幹出血を発症した原因は、という分析を行うことで救急搬送を減らすことに繋がる可能性もありますし、介護が必要な人を減らせる可能性も出てきます。
もちろん、そんな個人レベルの問題に国や自治体が関わるべきではないといえますが、本当に救急搬送や介護が必要な人を減らしたいのであれば、検討する価値はあると思います。

また、前に書いたことがありますが、救急車を呼ぶということは どういうことなのか、この辺りも徹底すべきだと思います。
これも、救急搬送や介護が必要な人を減らすことに繋がる可能性がありますからね。

救急搬送や介護が必要な人を減らす…
そのために大切なことは、原因の分析と国民に対する意識付けなのだと思います。

過去の記事より

救急車を呼ぶ意味


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