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2017年3月15日 (水)

デジタル透明文字盤

私の父は、平成13年1月7日に脳幹出血を発症し、8年半の闘病の末、平成21年7月19日に亡くなりました。
この間、脳幹出血による全身麻痺のため、身体を動かすことは ほとんど出来ず、一言も話すことは出来ませんでした。

ですから、父の闘病中、コミュニケーションを交わすことは、ほとんど出来ませんでした。
何とかコミュニケーションをとろうと、色々と試してみたのですが、結局、上手くいきませんでした。

このような場合、下の写真のような透明の文字盤を使い、コミュニケーションをとる場合があります。

使い方ですが…

  1. 意思を受け取る側(通常は介助者等)は、透明文字盤を お互いに見やすいようにする。
  2. 意思を伝える側(通常は要介護者等)は、透明文字盤の伝えたい文字などを見つめる。
  3. 意思を受け取る側は、意思を伝える側と視線が合うように透明文字盤を動かす。
  4. 意思を受け取る側は、意思を伝える側と視線が合ったら 視線の間にある文字などを読上げる。
  5. 意思を伝える側は、意思を受け取る側の読上げた文字などが正しければOKの合図をし、違っていれば合図をせずに伝えたい文字などを見つめ続ける。

という感じです。
正直な話、意思を受け取る側が熟練していないと、上手く意思が伝わらないような気がします。
それに、意思を伝える側も、この方法に慣れるまで、相当の時間が かかるような気がします。
そもそも、意思を伝える側が、この方法に慣れるための訓練をするのに、熟練した意思を受け取る側が いないといけないのではないかと…
私の個人的な考えでは、結構ハードルが高いと思います。

ところが、世の中、どんどん進歩しているんですね。
東京都三鷹市にある、株式会社オリィ研究所という会社が、デジタル透明文字盤『OriHime eye』というものを開発しています。
パソコンに意思を受け取る側の役割を してもらう、透明文字盤です。

YouTubeに、デジタル透明文字盤『OriHime eye』に関する動画が出ていました。
私の稚拙な説明より、動画を見ていただいた方が分かりやすいと思いますので、ぜひ、ご覧下さい。

これならば、熟練した意思を受け取る側が必要ありませんし、意思を伝える側が一人で、この方法に慣れるための訓練をすることが出来ます。

父が生きている頃に、このような技術が開発されていれば、上手くコミュニケーションを取ることができたのに、などと思ってしまいました。

父と同じような症状をお持ちの方、ぜひ、参考にして下さい。

過去の記事より

15年という歳月…


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