平成29年7月の熱中症による救急搬送状況
昨日(8月21日)、総務省消防庁から「平成 29 年7月の熱中症による救急搬送状況」が公表されました。
これによれば、今年7月の熱中症による救急搬送人員数は 26,702人で、昨年7月の 18,671人と比べて 8,031人多くなっているとのこと…
(表をクリックすると拡大します。)
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(総務省消防庁:「平成 29 年7月の熱中症による救急搬送状況」より) |
7月の熱中症による救急搬送人員数は、昨年7月より多いというだけでなく、平成23年以降で一番多くなっていますね。
(この表にはありませんが、集計を始めた平成20年以降最多だったようです。
(産経ニュース)
総務省消防庁から、今日(8月22日)公表された、都道府県別及び前年同時期との比較をしたデータは次の通りです。
(グラフをクリックすると拡大します。)
熱中症による救急搬送人員数(8月14日~8月20日)![]() |
(総務省消防庁:「熱中症情報」より) |
先々週の救急搬送人員数が 4,298人でしたから 1,602人減っています。
そして、驚いてしまうのは、前の年の同じ時期との比較…
2,666人減ですから、ほぼ半減です。
このところ、夏らしい日差しの日が あまりないですからね。
気象庁の8月19日から9月18日までの天候の見通しによれば、平均気温は、北日本や東日本では、「平年並か高い見込み」となっていますし、西日本や沖縄・奄美では、「高い見込み」となっています。
(表をクリックすると拡大します。)
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(気象庁:「向こう1か月の天候の見通し(8月19日~9月18日)」より) |
まだまだ暑い日が続く、ということですね。
であれば…
【熱中症による救急搬送人員数】8月14~20日までの全国の熱中症による救急搬送人員数(速報値)は2,696人でした。また、全国の熱中症による救急搬送人員数の月報(7月)を公表しました。引続き、水分補給など熱中症対策を心がけてください!https://t.co/xTV355sm2x pic.twitter.com/YovWOG28vx
— 総務省消防庁 (@FDMA_JAPAN) 2017年8月22日
ということですね。
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