平成29年7月分労働力調査より「高齢者の就労状況」
一昨日(8月28日)、総務省統計局より、「労働力調査(基本集計) 平成29年(2017年)7月分」が公表されました。
65歳以上の人口及び役員を除く雇用者の平成28年7月と平成29年7月を比べた変動状況は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
7月は男性・女性ともに正規労働者の増加率が2ケタになっています。
女性の正規労働者の増加率が2ケタになっているのは、5月から3ヵ月連続ですね。
男性の正規労働者の増加率が2ケタになったのは4月以来ですが、今後も この傾向が続く様な気がします。
なぜか…
次の二つの情報から、雇う側のニーズと雇われる側のニーズがマッチしていると思うからです。
まず、雇う側のニーズは、マイナビニュースに8月28日付で掲載された次の記事です。
(マイナビニュース)
次に雇われる側のニーズは、株式会社メイテックが運営する、新しいものづくりを応援するメディア「fabcross(ファブクロス)」に8月29日付で掲載された次の調査結果です。
雇う側の企業は半数近くが正社員が不足しており、雇われる側の高齢者は半数近くが「働きたい」と思っている…
この二つを上手くマッチさせれば、どちらのニーズも満たすことが出来ますよね。
両者がニーズを満たそうとする限り、65歳以上の人の正規労働者が増える傾向は続く、ということです。
そんな簡単に いかないかな?
今後も、高齢者の就労状況等については注視していきたいと考えています。
なお、「労働力調査」の詳細については、以下のリンクで確認できます。
興味のある方は、ぜひ、ご覧下さい。
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