日本介護クラフトユニオンの署名活動
介護業界で働く人の労働組合、UAゼンセン日本介護クラフトユニオンが介護報酬改定に向けた署名活動を行っています。
(クリックすると拡大します。)
要望事項の前文を読むと、介護の現場が いかに深刻な状況にあるかが よくわかります。
この状況を解消するためには、介護に従事する皆さんの給料を上げなければいけません。
そのためには、給料の源泉となる介護報酬を引き上げなければいけないのですが、国の方針は逆方向を向いています。
ただ、一年前にこんな報道がありました。
半数を超える介護事業所が、「今の報酬では十分な賃金を払えない」と言っている訳ですから、介護報酬が低すぎるのは明白です。
介護報酬を引き上げることで介護保険制度が維持できなくなる、という考え方もあるようですが、UAゼンセン日本介護クラフトユニオンの今回の署名活動の要望事項にあるように、必要な人材を確保できなければ介護保険制度を維持できなくなることもありえます。
どちらも重要なことではありますが、何らかの問題が生じた場合、どちらの解決が難しいでしょうか?
私は財政の問題よりも、人材育成のほうが難しいと思います。
ですから、国には この署名活動の要望事項を絶対に受け入れてもらいたいと思っています。
そして、介護に従事する人たちが希望と誇りを もって働き続けられる処遇を実現してほしいと思っています。
この投稿を読み、また、UAゼンセン日本介護クラフトユニオンの今回の署名活動の要望事項を読まれた方で、ご賛同いただける方、ぜひとも署名活動に ご協力下さい。
なお、署名活動の詳細等は次のリンクで確認できます。
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