被保護者調査(平成29年6月分概数)より
昨日(9月6日)、厚生労働省より平成29年6月分の生活保護の被保護者調査(概数)が公表されました。
6月の被保護実人員は、前年同月に比べ 18,418人減って、2,128,659人でした。
被保護世帯は、前年同月に比べ 5,826世帯増えて、1,640,519世帯でした。
(表をクリックすると拡大します。)
世帯類型別では、前年同月に比べ、高齢者世帯を除く世帯は減ったのですが、高齢者世帯は単身者・2人以上の世帯ともに増えています。
今年に入ってからの「世帯類型別現に保護を受けた世帯数」の推移は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
今年に入ってからの「扶助の種類別扶助人員」の推移は次の通り…
(表をクリックすると拡大します。)
今年の2月から、毎月「介護扶助」を受けた人員が増えています。
高齢者世帯で被保護世帯が増えているわけですから、当然といえば当然なのですが…
65歳以上の人口の増加状況と高齢者被保護世帯の増加状況の比較は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
平成28年6月から平成29年6月の65歳以上の人口の増加率は1.60%でした。
そして、この間の高齢者被保護世帯の増加率は3.55%です。
相変らず、高齢者被保護世帯の増加率が、人口の増加率を上回っている状況が続いています。
この状況を解消するのは難しいと思いますが、高齢者被保護世帯の増加率が少しでも小さくなって欲しいと思います。
その他、被保護者調査に興味のある方…
厚生労働省の関連サイトにリンクを張っておきます。
ぜひ一度ご覧ください。
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