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2017年9月 8日 (金)

訪問購入トラブル

昨日(9月7日)、国民生活センターのサイトに次の情報が掲載されました。

不用品を買い取ると言ったのに貴金属を買い取られた!!
-終活の一環!?高齢者を中心に訪問購入のトラブルが発生しています-

国民生活センター

不用品の「訪問購入」に関する注意喚起情報です。
前に、「遺品整理トラブル」という投稿で、遺品整理業者とのトラブルを紹介したことがありますが、今日は、不用品買取業者とのトラブルです。

使わなくなったものなどを買い取ってもらう、不用品買取業者の「訪問購入」のトラブルが平成22年頃から激増しました。
(特に高齢者や女性のトラブルの相談が多かったようです。)
こうしたトラブルに対応するために、平成25年2月に「特定商取引法」が改正されたのですが、この改正が十分に周知されていないために、改正後もトラブルが増えている状況が続いています。
(平成28年度は 8,648件のトラブルの相談があり、内 5,800件が 60歳以上の人の相談でした。)

それでは、「特定商取引法」の改正は、どのような内容だったのか…
次のスライドが改正内容の概要です。
(スライドの画像をクリックすると、pdfファイルをご覧いただけます。)
H2502_

消費者庁

詳細に関しては、pdfファイルをご覧いただきたいのですが、この改正では新たに「訪問購入」を「特定商取引法」の対象にしています。
(「訪問購入」のトラブルに対処するための法律改正ですから、当たり前ですよね。)
そして、改正の対象となる物品、訪問購入業者が守らなければいけないルール(事業者名・勧誘目的等の明示義務、書面交付義務 等)、クーリングオフなどが定められています。

では、実際に発生しているトラブルの内容は…
国民生活センターのサイトには、次の事例が紹介されています。
  • クーリング・オフの説明を受けておらず、契約書の記載内容も十分ではない事例
    【事例1】
    クーリング・オフの説明を受けないまま契約した。
  • 契約書に記載された内容もずさん 物品が返還されない事例
    【事例2】
    形見の指輪を返してほしいが、転売されてしまった
    【事例3】
    ダイヤの指輪を返してほしいが、紛失したと言われた
  • 購入業者の強引な買い取り事例
    【事例4】
    売却を迷っていたら購入業者が1,000円札を置いて商品を勝手に持ち去ってしまった
    【事例5】
    貴金属はないと伝えたら大声で怒鳴られ、怖い思いをした
  • 購入業者と連絡がとれなくなった事例
    【事例6】
    クーリング・オフをしたいが購入業者と連絡がとれない

国民生活センター
不用品を買い取ると言ったのに貴金属を買い取られた!!
-終活の一環!?高齢者を中心に訪問購入のトラブルが発生しています-
」より)

どの事例も、明らかにルール違反だと思いますし、ずいぶん強引ですよね。
いずれにしても、自分自身を守るため、「訪問購入」に関する「特定商取引法」の規定をしっかりと理解しておきたいですよね。

なお、国民生活センターでは、今回の注意喚起情報と一緒に次のリーフレットを公表しています。
(リーフレットの画像をクリックすると拡大します。)
Photo

「訪問購入」を利用する際の注意点が、分かりやすく まとめられた良いリーフレットだと思います。
「特定商取引法」の「訪問購入」に関する規定まで理解する必要はない、と思われる人でも、このリーフレットの内容は覚えておいた方が良いと思います。

その他、「訪問購入」のトラブルに関して、さらに詳細な内容を知りたい場合は、次のリンク先の報告書をご覧下さい。

国民生活センター

不用品を買い取ると言ったのに貴金属を買い取られた!!
-終活の一環!?高齢者を中心に訪問購入のトラブルが発生しています-

過去の記事より

遺品整理トラブル


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