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2017年10月 1日 (日)

終活と遺贈に関する意識調査2017

昨年、このブログで取り上げた、「国境なき医師団」の「終活と遺贈に関する意識調査」ですが、今年も行われています。

終活と遺贈に関する意識調査2017

国境なき医師団

この意識調査は、全国の 15歳~ 69歳の男女 1,000名を対象に行われたのですが、遺贈に関してちょっと興味深い結果が…

終活と遺贈に関する意識調査2017」では、こんなことを尋ねています。

大きな資産を保有していたら、社会の役に立てるために、将来、遺贈をしたいと思うか

国境なき医師団:「終活と遺贈に関する意識調査2017」より)

結果が次のグラフなのですが…
(グラフをクリックすると拡大します。)
Photo
国境なき医師団:「終活と遺贈に関する意識調査2017」より)

遺贈に前向きな考えを持っている人の割合が、全体の約6割(遺贈したい:11.1%、遺贈してもよい:50.5%)を占めています。

「男女別」では、男性の方が遺贈に前向きな考えを持っている人の割合が高くなっていますね。

私が興味深いと感じたのは、その次の「男女・年代別」の結果です。
10代の男性で、遺贈に前向きな考えを持っている人の割合が、一番高くなっています。
その割合が 82.0%!
ほかの性別・年代に比べて、突出しています。

どうして、この様な結果になるのか?
終活と遺贈に関する意識調査2017」では…

10代男性には、社会の役に立つことに関わっていきたいという意識を持った人が多いようです。

国境なき医師団:「終活と遺贈に関する意識調査2017」より)

としていますが、捻くれ者の私からすると、「『将来、大きな資産を保有できる』と考えているのは 10代の男性だけしかいない」、などと思ってしまいます。
だとしたら、今の日本って、将来の夢も描けない本当に寂しい国なんですね。

その他に、ボランティアや寄付の経験と遺贈に対する考え方の関係について分析していますが、それぞれ、経験のある人の方が遺贈に前向きな考えを持っている人の割合が高くなっています。
これに関しては、ある意味、当然の結果だと思います。

どちらにしても、ボランティアや寄付、そして遺贈は、経済的な余裕を感じるられ、社会に貢献したいという気持ちがあって、はじめてできること…
そう考えると この結果は、今の日本の姿を現しているんでしょうね。

過去の記事より

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