被保護者調査(平成29年7月分概数)より
本日(10月4日)、厚生労働省より平成29年7月分の生活保護の被保護者調査(概数)が公表されました。
7月の被保護実人員は、6月に比べ 1,454人減って、2,127,205人でした。
被保護世帯は、6月に比べ 568世帯増えて、1,641,087世帯でした。
(表をクリックすると拡大します。)
世帯類型別は、6月に比べると高齢者世帯の単身世帯だけが増えています。
今年に入ってからの「世帯類型別現に保護を受けた世帯数」の推移は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
今年に入ってからの「扶助の種類別扶助人員」の推移は次の通り…
(表をクリックすると拡大します。)
今年の2月から、毎月「介護扶助」を受けた人員が増えていますが、7月は増えた人員は6月に増えた人員の半分くらいになっています。
増え方が鈍っていくのは良いことです。
今後も、この様な傾向が続くと良いのですが、難しいでしょうね。
65歳以上の人口の増加状況と高齢者被保護世帯の増加状況の比較は次の通りです。
(表をクリックすると拡大します。)
平成28年7月から平成29年7月の65歳以上の人口の増加率は1.57%でした。
そして、この間の高齢者被保護世帯の増加率は3.55%です。
相変らず、高齢者被保護世帯の増加率が、人口の増加率を上回っている状況が続いていますが、変動率は6月と同じです。
8月以降、変動率が小さくなっていけば、などと思ったりします。
その他、被保護者調査に興味のある方…
厚生労働省の関連サイトにリンクを張っておきます。
ぜひ一度ご覧ください。
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