平成30年を迎えて
明けましておめでとうございます。
平成30年を迎えたわけですが…
今年は日本の「介護」を取り巻く環境にとって、重要な影響を及ぼしそうな一年になるような気がします。
例えば、昨年5月に成立した、「改正介護保険法」が施行されることにより、富裕層の介護保険対象の介護サービス利用時の自己負担割合が3割に引上げられます。
介護保険の自己負担が3割になるのはどんな人?
全体の約3%が該当(安心介護)
また、この改正に伴い、要介護者の要介護度を改善した自治体や事業者に対してインセンティブが支払われる制度が始まります。
自治体の介護保険担当者の良心やいかに?
終の棲家はリハビリ地獄となるのか?
さらに、今年は介護報酬の改定が行われます。
前回 行われた介護報酬の改定は、マイナス改定であったため、介護事業者の経営に少なからぬ影響を及ぼしました。
二回連続のマイナス改定を防ぐため、昨年は介護業界全体で署名活動を行うなどしてきましたが、政府の方針では介護報酬全体ではプラスになるものの、マイナスの項目もあるようです。
果たして詳細はどうなるのか?
そして、職業として「介護」に従事する人が、慢性的に不足しているのも深刻な問題です。
現政権は、この問題を解消すべく、来年10月に介護福祉士の賃金を平均8万円上げるようですが、この動きが今年どんな効果を生むのか?
この様に、今年予定されていることなどを ざっと並べてみただけで、日本の「介護」を取り巻く環境にとって、重要な影響を及ぼしそうなものばかりですよね。
さらに、高齢者を取り巻く環境も色々な変化がありそうです。
こうした様々な情報をタイムリーにお届けできるよう、今年も頑張りたいと思います。
「FP-Yoshikawaの介護日記」を宜しくお願い致します。
ファイナンシャルプランナー 吉 川 幸 男
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